虫眼鏡で見るおもちゃ

今週のランキングは、疲れ切ったオトナが癒しを求めたのか、“おもちゃ”に食指が動いたようで……。今週のランキングはちょっと鉄分を含みます。

» 2008年06月25日 19時35分 公開
[加藤亘,ITmedia]

 6月19日から22日まで開催された、東京おもちゃショーの記事が一番注目を集めたようで。ま、内容についてはそちらの記事を参照してもらうとして、なんだか注目しているとある“おもちゃ”についてここでは触れたいと思う。

 今年のおもちゃショーにも栄進堂よりTゲージシリーズの展示が、一部オトナたちの注目を集めていた。Tゲージとは、東京おもちゃショー2006で発表された、1/450スケールの極小鉄道模型の総称。Tゲージの「T」は、軌間が3ミリである事から「Three」の頭文字を取ったとのこと。そう、このTゲージは、わずか3ミリの幅を普通に自走する、世界でもっとも小さい鉄道模型なのだ。このTゲージ、進行方向に応じてヘッドライトとテールライトが発光する優れもので、パンタグラフも車体のディティールも極めて精巧に作られている。

 第1弾として発表されたTゲージ103系とレールシステムは、今年1月発売にこぎつけることができ、現在、JR西日本版ではオレンジ(大阪環状線)、カナリア(福知山線)、スカイブルー(阪和線)、ウグイス(関西本線)の全4種類が、JR東日本版ではオレンジ(中央線)、カナリア(総武線)、スカイブルー(京浜東北線)、ウグイス(山手線)、エメラルドグリーン(常磐線・成田線)の全5種類がラインアップとしてそろっている。

 日本人は手先が器用と言われて久しいが、一両わずか44ミリという小ささもさることながら、そこにちゃんと自走するだけにモーターとギアが入っているから驚きだ。ブースでは、“場所を取らない”という最大の利点を全面に押しだし、トランクに一式詰め込み、ちょっとしたジオラマを構築していた。これなら、場所を取らないどころか、どこでも持ち運び自由ではないか。トランク詰め込み式のキットは今冬発売予定とのこと。

 なお、こちらのTゲージは、東京おもちゃショーのイノベーション・トイ部門で優秀賞を授与されている。

栄進堂ブースでは、鉄道模型「Tゲージ」を見るための虫眼鏡まで用意

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