インタビュー
2008年06月27日 12時00分 更新

新ヒロインは“シャキデレ”系!?――七巳灯花役の池澤春菜さんにインタビュー

PC用美少女ゲームとして発売された人気作が、「Sugar+Spice! 〜あのこのステキな何もかも〜」に名前を変えてアルケミストから登場。リメイク版となる本作に登場する新ヒロイン・七巳灯花役の池澤春菜さんに、お話を聞いた。
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画像 池澤春菜さん

 「Sugar+Spice! 〜あのこのステキな何もかも〜」(シュガスパ)は、いつでも告白できるシステムや、女の子の情報が成分表として表される“オトメカイセキ”システムが魅力の恋愛アドベンチャーゲーム。今回のリメイクに際し、シナリオやイベントCGのボリュームアップに加え、新ヒロインの登場、サブキャラクターがヒロインとして攻略可能になるなど、さまざまなパワーアップを果たしている。

 物語は、記憶を失った主人公が気ままに学園生活を送りながら、いろいろな出来事を忘れた中でもっとも理解できない“乙女心”について知るため、女の子たちと交流していくという内容。

 池澤春菜さんが演じる七巳灯花は、“高峰よぞら”という名で芸能活動を行うアイドル。大人たちに囲まれた世界に長くいるためか、利害関係で動いたり妙にサバサバした面があるという、クセのある女の子だ。

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―― 池澤さんが感じた七巳灯花の第一印象を教えてください。

池澤春菜さん(以下、敬称略) 最初に七巳灯花の資料を見せていただいた時、とても可愛い女の子が描かれていたので「この子を演じるのが自分なんかでいいのか!?」と思ったんです。ですがシナリオを読むと、灯花の常に気を張って生きている部分や素直になれない性格が、わたしと似ているなと感じました。彼女のそんな一面に共感を抱いて、自分が演じてもいいんだと思いましたね。

―― 池澤さんから見て、七巳灯花の魅力とはどこにあると思いますか?

池澤 灯花は初対面の人に対しては、ものすごくシャキっとして、すきを見せない女の子なんです。仕事にプライドを持っていて、自分に自信を持っている。わたしができるんだからアナタもできるでしょ? といった感じで当たりの強い所もありますが、親しくする内に、彼女の弱い部分や脆い部分を少しずつ見せてくれるようになります。“ツンデレ”とはちょっと違う“シャキデレ”なんだと、わたしは感じました。

 普段は“高峰よぞら”という仮面をかぶっていますが、彼女と接する時は“高峰よぞら”ではなく“七巳灯花”を見つめてあげてほしいですね。また、彼女との恋愛はロマンチックというより妙にサバサバしているんですよ。途中まではシミュレーション的な展開なんですけど、徐々に灯花の心が揺れ動いていき、恋愛ごっこなのか、それとも本当の恋愛なのか、彼女の気持ちは一体どこまで本気なのか!? という展開が楽しめるので、そこもぜひ注目してほしいです。

―― 灯花を演じる上で気をつけた点はありますか?

池澤 わたしは役を演じるときに、キャラクターが自分に降りてきてそれを代弁する形で演技をするのですが、キャラクターが降りる邪魔をしないように気をつけています。例えば、普段わたしが発声している漢字の読み方や句読点の置き方など、障害物になるようなクセを排除してフラットな状態に近づける、といった具合に。そうしてから自分に降りてきたキャラクターを、なるべくそのままの形で現れるように心がけています。

 また、灯花は初対面の人にチクチクしていますが、その部分がイヤミにならないように、この子にとってはそういった態度が自然体なんだと感じてもらえるように演じていますね。その前段階があるからこそ、彼女が心を開いたときの、ちょっと甘える部分というか懐く所が、みんなの心の中にすっと入りやすくなるのではと思って表現しました。

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―― 作中で灯花はカプセルトイにハマっていましたが、池澤さんは今ハマっているものはありますか?

池澤 ここ最近はガンダムのプラモデル作りにハマっていますね。ただ作るのではなく、エアブラシで塗装したり、真ちゅうを入れて足を伸ばしたり、バキュームで型を作ったり、わりと本格的に作っています。先日「サザビー」を仕上げて、今は「ザクF型」に取りかかってますが、ガンダム以外ではバーチャロンの「フェイ・イェン」を作っています。実は今日、灯花の資料だと思って「フェイ・イェン」の説明書を間違えて持ってきちゃいまして(笑)。髪型は似ているけど灯花はこんなに堅くないですよね(笑)。

―― 告白がウリの本作ですが、池澤さんが考える理想の告白シーンがあれば教えてください。

池澤 いやいや、もう理想の告白シーンなんて悠長なことを言ってられないです(笑)。シチュエーションなんかにこだわっていたら、いろんな機会を逃しちゃうじゃないですか(笑)。細かいことは申しません。その人の精一杯であれば!

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―― 最後にゲームを楽しみにしているファンの皆さんにへメッセージをお願いします。

池澤 「Sugar+Spice」というタイトルはもともとマザーグースの歌から引用されているのですが、歌詞にもあるとおり、“女の子は何でできているのか?”を、本作は恋愛を通じて導き出していく作品です。女の子1人1人と会話して付き合っていき、この子はこういうことを考えている、こういうことに興味を示す、という感じで少しずつ解析していただければ、それぞれの個性が見えて楽しいんじゃないかなと思います。その上で、灯花を見てあげて欲しいなと思います。わたしとしては、灯花の成分はいじっぱりが70%、負けず嫌いが20%、残り10%が素直で出来ているんじゃないかなぁと思っているのですが、どうでしょうね(笑)。彼女と親しくするうちに、徐々に意地っ張りが減って素直のパーセンテージが上がるかもしれません。そんな灯花を、このゲームと一緒に愛してくれればなと思います。



[雛見沢秀一,ITmedia]

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