生まれ変わったリバティーシティで暮らす幸せ――「グランド・セフト・オートIV」(1/2 ページ)
発売初週で販売本数が600万本を突破した「グランド・セフト・オート」シリーズ最新作が日本へ上陸しようとしている。約7年ぶりのナンバリングタイトルは少し従来のものとは違う。
日本語版を心待ちしている方へ
すべての記録を超越するために「グランド・セフト・オートIV」は存在する。4月29日に北米、そして欧州で発売されるやいなや、発売初週で販売本数が600万本を突破。総売り上げは5億ドル(約525億円)に達し、あらゆる映画、出版、音楽などを含むエンターテインメント史上最大の売上高を記録した。約7年ぶりのナンバリングタイトルとなるシリーズ最新作が、数々の記録をぶら下げて日本に上陸しようとしている。ゲーム内での“自由”という概念をぶち破る、新たなエンターテインメントを創出する「グランド・セフト・オートIV」が2008年、日本で体験できる日がまもなくやってくる。
「グランド・セフト・オートIV」は、シリーズではなじみ深い“リバティーシティ”が舞台となる。しかし、本作で登場するリバティーシティは、かつてのものとは違う、完全に生まれ変わったリバティーシティとなっている。マップの広さはGTAシリーズ最大であるサンアンドレアスのおよそ80%ながら、その密度である。街の人々の行動はもちろん、街頭のチラシをはじめ建物や看板の細部まで細密にデザインされ作り込まれている。カーラジオをひねると流れてくる音楽や、各所で行われるショーやカルチャーは、まさに現実と違わぬ程の息遣いを放っている。
リアリティを追求したリバティーシティは、ショッピングや観光、高級レストランでの食事やバーでの飲酒、美術館での芸術鑑賞などが楽しめる、世界でもっとも人口密度が高く、活気があり、自由・金・野心・欲望、そして失敗と成功のすべてを呑み込む街だ。アルゴンキン、デュークス、ブローカー、ボーハンの4つの区から構成され、アルゴンキンの高層タワー群の脇を流れるウェスト川の対岸にはオルダニー島があり、それぞれが特徴的な風土を持っている。さまざまな顔を持つリバティーシティは、きっとプレイヤーを現実と虚構のはざまへといざない、そして行き先を迷わせる魅力にあふれているだろう。
「IV」では、前作までのように同じ人物が幾人も街を歩いているようなことはない。年齢、性別、容貌、ファッションなどあらゆる要素の異なる人物たちが、咳き込んだり、くしゃみをしたり、タバコを吸ったり、本を読んだり、コーヒーを飲んだり、ホットドッグスタンドで買い物をしたり、公衆電話や携帯電話を使ったり、独り言を言ったりと、それぞれがまったく違う行動をして生活しているという。
公園では太極拳やジョギングをする人とすれ違い、観光地では写真撮影に興じる人々が見られる。工事現場では手に持ったクリップボードを見たり、時折しゃがみ込んだり、ツルハシを持って作業をしたりと、場面と時間に応じた動きを見せる労働者を確認できるというから驚きだ。天候にも人々の行動は影響され、雨が降れば傘を持っている者は傘を差し、持っていない者は手に持つ書類や鞄で雨を除ける行動を取る。急ぎ足で家路につく者もいれば、気にせずにビショ濡れで歩く者もいる。なかには襟を立てて寒そうに走り出す者がいたり、寒がって手をこすり合わせる者もいたりと、“現実でよく見るがゲーム中では見ることはなかった”生活感が表現されている。
街では、歩行中に肩がぶつかっただけで喧嘩を売ってくる若者もいれば、謝る礼儀正しいサラリーマンもいる。目の前で武器を構えただけで逃げ出す者もいれば、果敢に立ち向かってくる者もいる。犯罪行為を目撃した歩行者は携帯電話で通報することさえあるのだ。リバティーシティでは、確かにみなが生活を営み、存在している息吹きが感じられるはずだ。
プロローグ
「オレは遂にアメリカンドリームを実現したぜ。風呂が4つもあるデカい家。ガレージには15台のスポーツカー。女だって2人いる」
ローマンのメールには景気のいいことばかり書いてある。
アイツを知っている人間なら、誰だって疑いたくなる話だ。
だが、信じてみたくはある……。
このオレのクソみたいな人生も、あの街でなら、何かが変わるかもしれない。
あの街、リバティーシティなら……。
主人公のニコライ・ベリック(通称ニコ)は、祖国で大きな挫折を経験し、従兄弟のローマンの成功にあやかろうとリバティーシティを訪れる。だがローマンは成功どころか大きな借金とトラブルを抱えており、ニコもそれに巻き込まれてしまう
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
誰も教えてくれなかった“裁縫の裏ワザ”が目からウロコ 200万再生のライフハックに「画期的」と称賛【海外】
-
「玄関にでっかい亀梨居る」 亀梨和也がまさかの誤字に「なんかごめん」と謝罪 突然の本人登場に「これ笑ったw」「そりゃビックリする」
-
実家を探索中に発見した30年前のカーディガン、娘が着てみると…… 意外な結果に「昭和世代の服はガチモン」「おかあさん尊敬」
-
小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
-
沖縄の「廃墟ホテル」をリノベ中、ミステリアスな事態発生→壁を壊してみると……「ヒェッ」 めげない投稿者に「ポジティブですごい」と称賛
-
【今日の計算】「6×11÷3−2」を計算せよ
-
「北朝鮮のアニメーターが関与疑い」報じられたアニメ制作元がコメント 「事実関係を調査中」
-
「虎に翼」出演俳優、桜井ユキの結婚相手は誰? 2022年にドラマ共演者と結婚発表
-
【今日の計算】「2+13×2−6」を計算せよ
-
東京メトロ、東西線の一部期間終日運休を“まさかの方法”で告知 「これで知らなかったとは言えない」
- 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
- 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
- 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
- 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
- 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
- 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
- 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
- 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
- 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
- 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
- フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
- 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
- フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
- スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
- 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
- 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
- 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
- がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
- 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」