「スパロボZ」テレビCMタイトルコールでアニキがほえる
「ベタと言えばベタだが、これをやらずしてなんとする」と、寺田Pが語るように、誰しもが頭によぎった「Z」のタイトルコールを、水木一郎さんが担当する。その収録現場にお邪魔した。タイトルコールを掲載してるのでDLしてね。
日本人の遺伝子レベルですりこまれた「Z」コール
バンダイナムコゲームスより、9月25日に発売が予定されているプレイステーション 2用ソフト「スーパーロボット大戦Z」テレビCMタイトルコールに、水木一郎さんが起用され、7月9日に収録が行われた。
収録現場に現れた水木さんは、さっそうとブース内に入り、身体全体を使って「ゼェッッット!」と叫ぶ。今回のタイトルコールへの起用は、本作プロデューサーの寺田貴信氏たっての希望で、「Zと言わせたら日本一」との思いから実現した。
当初、寺田氏はタイトルに「Z」を使用することを避けていた。しかし、最新作で「Z」を使用すると決めるや、開発陣の誰しもが頭の中に「水木一郎さんが、『Z』と叫んでいる姿が思い浮かんだ」ほど、しっくりときたのだとか。そのため、タイトルをつけた段階で、テレビCMのタイトルコールの起用が決まるという、珍しい事態となったと振り返る。
思えば、1997年にスーパーロボットライブが始まって以来、ライブの締めは必ず「マジンガーZ」と水木一郎さんというお約束になっているなど、スパロボとのなじみは深い。最近では、4月に開催された「スーパーロボット大戦感謝祭2008」において総合プロデューサーまで務めあげ、新作タイトルが「Z」と決まったことを受けて、ファンとともに「Z」を唱和したばかりだ。
今年、水木さんはデビュー40周年を迎える。比べるまでもなく、「スーパーロボット大戦」が世に生み出された時には、すでに水木さんは数々のロボットアニメ主題歌を歌い、姿は知らずとも声を聞いたことがない人がいないのではないかと思うほど、遺伝子レベルですり込まれている。寺田氏は、「テレビを見ていなくても、声を聞いただけで思わず画面を見てしまう。もし、『スーパーロボット大戦Z』なのに、水木さんを起用しなかったら、ファンの人に怒られてしまうだろう」と、水木さん自身の持つパワーを期待しての起用だったと語る。
収録ではタイトルコール以外にも、さまざまなパターンをほぼ一発OKでこなす水木さんは、ナレーションのほかにも、おまけで「40周年だゼェーット!」と、自らのお祝いコメントも収録した。なお、水木さんのタイトルコールを使用した「スーパーロボット大戦Z」第1弾「多元世紀篇(仮)」のテレビCMは、7月19日に放映される予定となっている。
(C)SUNRISE・BV・WOWOW
(C)創通・サンライズ
(C)創通・サンライズ・毎日放送
(C)ダイナミック企画
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(C)PRODUCTION REED 1980
(C)1983 ビックウエスト・TMS
(C)2002 大張正己・赤松和光・GONZO/グラヴィオン製作委員会
(C)2004 大張正己・赤松和光・GONZO/グラヴィオンツヴァイ製作委員会
(C)2004 河森正治・サテライト/Project AQUARION
(C)2005 BONES/Project EUREKA・MBS
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