MMORPGらしさ、仲間と一緒に遊ぶワクワク感を重視した「風林火山」体験プレイリポート(1/2 ページ)

エムゲームジャパンが運営する、MMORPG「風林火山」のオープンβテストが7月11日から開始された。ひと足先に同社内で実施された、複数メディアによる体験プレイに参加してきたので、その内容をお伝えしよう。

» 2008年07月11日 14時27分 公開
[麻生ちはや,ITmedia]

 7月11日からオープンβテストが始まったエムゲームジャパンのMMORPG「風林火山」。6月27日から3日間だけプレイ可能なプレオープンβテストも実施されていたが、タイミングを逃してしまった読者もいるだろう。今回はプレオープンβテストで実装されたインスタンスダンジョン「亡霊の塔」をエムゲームジャパン社内のテストサーバで体験してきた。また、テストプレイには4つのゲームメディアが同時参加。イベントではメディア対抗戦という形で競うことはあっても、この日ばかりはインスタンスダンジョン全13フロアと最上階に待つボスモンスターを読者に見せるために、珍しく(?)抜け駆けなしの協力体制が敷かれたので、その結果をご覧あれ。

上級者向けインスタンスダンジョン「亡霊の塔」ツアー

初心者エリアを抜けるとたどりつく、2番目の町「守護」からテストプレイはスタート。多くのユーザーにとって序盤の拠点となる場所だ

 風林火山には剣・扇・爪・槍の4つの武器が存在し、それぞれが異なる特徴を持っている。各メディアが1キャラクターを操作し、+D Gamesは遠距離攻撃と治癒、各種バフのスキルに優れる扇を担当した。

 挑戦するインスタンスダンジョン「亡霊の塔」は、適正レベルが50〜55程度で、これは風林火山のレベルキャップが日韓ともに60であることを考えると、だいぶ上級ユーザー向けの遊び場になる。今回のテスト用キャラクターはそれに合わせてレベル50、装備品もかなり高性能なものを身に着けている。とは言え、初心者向けマップだけでレベル20までは楽に育成でき、毎日コンスタントにプレイすればレベル40到達にも1ヶ月程度という話なので、オープンβテスト中にインスタンスダンジョンを体験するのも無理な話ではないだろう。

 この他にもさらに高レベルを対象とした「英雄の墓」、低レベル向けにレベル10から挑戦できるインスタンスダンジョンなどもあるので、オープンβ開始時にはぜひ試してみてほしい。


扇は遠距離攻撃、支援、治癒など多彩なスキルを習得可能で、どこに特化して育てるか選択の幅は広い。物理防御/攻撃力が低い分、術法にはめっぽう強い
物理攻撃力に優れる分、術法に弱い爪。落とし穴などダンジョン内のトラップ探知能力があるので、他MMORPGにおけるスカウトやレンジャー的な存在

一番無難というかバランスに優れているのが「剣」で、高い攻撃力と術法への耐久性がある。ファーストキャラに最適かも?
「槍」は最も高い物理防御力と生命力があるタンカー役。敵を引き付けたり、範囲攻撃スキルにも優れている。パーティの先頭に立って、味方を守りつつ暴れたい人向け

 亡霊の塔は1フロアごとに中ボスが控え、ボスを倒さないと次のフロアへの移動ポータルが開かないという仕組みになっている。パーティは最大6名まで招待できるので、腕に自信があればボス以外のモンスターをすべて無視して、一気にポータルを開いてしまう、という方法も可能だ。ただ、ダンジョン内部はいくつもの小部屋と狭い通路で構成されていて、見通しが利かない。雑魚モンスターといってもレベルは40以上の敵ばかりで、丈夫な装備をそろえてもらったテスト用キャラでも、かなり厳しかった。特に物理攻撃力への耐久性が低い扇などは、油断するとサックリ戦闘不能に陥る。その場で蘇生可能な有料アイテムがあれば問題ないが、所持してない場合はインスタンスダンジョンからは追い出されて最寄の村へ飛ばされてしまうので、前衛と後衛の連携は必須となる。

 先述のとおり、ポータルを開く鍵はボスモンスター討伐のみ。特別な仕掛けなどはないので、亡霊の塔における激戦の様子をスクリーンショットでご紹介しよう。なお、全フロア制覇を狙っていたものの、悲しいかな+D Gamesの扇キャラだけが6階の途中でスタックしまい、救出不可能というアクシデントに見舞われてしまったため、ラスボスと果敢に戦うスクリーンショットだけは、お願いして分けていただくハメに。

亡霊の塔へ通じる扉の前に集合。このポータルをくぐると、すぐにモンスターが攻撃してくるので、事前準備を済ませてから突入することをオススメしておく
混戦時でも、Tabキーで一番近い敵をターゲットできるので心配ない。キャラクターの周りにいるライオンやら鳥は、新要素の1つである召喚獣だ
モンスターを倒すはずが、逆にゴリラの集団に囲まれてしまった図。回復アイテムにはディレイがあるので、ヒーラー役なしで進むのは難しい
各フロアのボスモンスター達。移動ポータルはボスを倒しても必ず近くに出現するとは限らない。3枚目の「魂をもて遊ぶ者」がこの亡者の塔のラスボスとなる
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/18/news134.jpg 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  2. /nl/articles/2404/18/news025.jpg 生後5日の赤ちゃん、7歳のお姉ちゃんから初めてミルクをもらうと…… 姉も驚きの反応がかわいい
  3. /nl/articles/2404/18/news057.jpg 9カ月の赤ちゃん、バスで外国人の女の子赤ちゃんと隣り合い…… 人生初のガールズトークに「これは通じあってますね!」「ベビ同士の会話、とろけます」
  4. /nl/articles/2404/17/news037.jpg 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  5. /nl/articles/2404/17/news034.jpg 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
  6. /nl/articles/2404/18/news155.jpg 大谷翔平選手、ハワイに約26億円の別荘を購入 真美子夫人とデコピンとで過ごすかもしれないオフシーズンの拠点に「もうすぐ我が家となる場所」
  7. /nl/articles/2404/17/news179.jpg 「ケンタッキー」新アプリに不満殺到 「酷すぎる」「改悪」の声…… 運営元「大変ご迷惑をおかけした」と謝罪
  8. /nl/articles/2404/16/news192.jpg 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
  9. /nl/articles/2404/17/news129.jpg 「ハーゲンダッツ硬すぎ!」と力を入れたら……! “目を疑う事態”になった1枚がパワー過ぎて約8万いいね
  10. /nl/articles/2404/16/news175.jpg 「そうはならんやろ」をそのまま再現!? 「ガンダムSEED FREEDOM」のズゴックを完全再現したガンプラがすごすぎる
先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」