オールドゲーマー必見! XBLAで復活したあの名作をオススメしてみる日々是遊戯

ここのところラインアップの充実ぶりが目立つXbox LIVE アーケードに8月20日、新たな名作が加わった。バンダイナムコゲームスの名作「ギャラガ」を現代風にアレンジした「Galaga Legions」である。

» 2008年08月28日 13時53分 公開
[池谷勇人,ITmedia]

新たな命を吹き込まれて蘇った、かつての名作たち

 E3会場で触って以来、ひそかに配信されるのを心待ちにしていた、Xbox 360の「Galaga Legions」が、先日ようやくXbox LIVE アーケードにて配信開始となった。同じスタッフが手がけた「PAC-MAN Championship Edition」(以下、パックマンCE)に続き、ナムコの名作アレンジシリーズとしては2作目となるタイトルだが、いい機会なので、ここで2作品まとめて紹介してみたい。

 まずは前作「パックマンCE」から。こちらは一言で言えば、おなじみ「パックマン」のスコアアタック版といったところ。5分、10分と定められた時間の中で、どれだけスコアを稼げるかを競う――という極めてシンプルな内容なのだが、いざ遊んでみるとこれが意外に熱い。次々切り替わっていくマップに応じて、効率のよい移動ルートを構築していくレースゲーム的な要素もあり、先へ進むほどテンポアップしていくゲームスピードと合わせて、一度遊びだすとなかなかやめられない。基本的なルールは「パックマン」を踏襲していながら、ちょっとルールをアレンジするだけでここまで熱く、スリリングなゲームに変貌するものかと驚いたものだ。


 さて、そして8月20日から配信開始となったのが、名作「ギャラガ」のアレンジ版となる「Galaga Legions」だ。「パックマンCE」もかなり大胆なアレンジが加えられていたが、こちらのアレンジぶりは「パックマンCE」をさらにしのぐ。画面写真を見ていただければ分かるとおり、最大の違いは敵であるギャラガの“数”。一度に数百体のギャラガが編隊を組んで押し寄せてくる迫力と、弱点を見極めてそれを的確に押し返していく爽快感は、“弾幕”ならぬ“敵幕”シューティングという、新しいジャンルの幕開けを予感させるほど。また、キャプチャーしたギャラガを見方につける「レギオンアタック」など、原作のフィーチャーがしっかり再現されているのも、オールドファンにはうれしいところだ。


 どちらのタイトルにも言えるのは、単に映像がキレイになっただけの安直なリメイクではなく、原作のテイストはきちんと残しつつも、まったく新しいゲーム性を生み出しているということ。原作のファンはもちろん、原作を遊んだことがない人がプレイしても十分に楽しめる内容となっているので、興味がある人はぜひプレイしてみてほしい。ちなみに価格はどちらも800マイクロソフトポイント(約1200円相当)となっている。

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