「この顔にピンと来たら」がパチスロに――「スロット刑事」で指名手配犯を逮捕せよ日々是遊戯

ファムイスタが11月14日(パチンコの日)に公開した、PC・モバイル用無料スロットゲーム「スロット刑事」が話題を呼んでいる。リールの絵柄に指名手配犯の顔写真を使用し、全国1700万人のパチンコ・パチスロファンを“私服警官”に変える狙いだ。

» 2008年11月18日 11時56分 公開
[池谷勇人,ITmedia]

「この顔」がなかなか覚えられない人に

photo pachideka.com β スロット刑事

 交番などによく張ってある、「この顔にピンと来たら110番!」のポスター。あれを見るたびに、もし街中で「この顔」を見かけたとして、ホントに自信をもって「この顔だ!」と言えるのかどうか不安になってしまう。他人のそら似ということもあるし、それ以前に信用できないのが自分の記憶力だ。「違います」と言われて、「あ、スイマセン……」とすごすご引き下がってしまう自分の姿がありありと想像できる。

 などと思っていた矢先、そんな「あの顔」をテーマにした無料スロットゲーム「pachideka.com β スロット刑事」がファムイスタより公開された。対応機種はPCとモバイルで、いずれもFlashベースで作られているため、Flashが動くブラウザを搭載していればどの機種でもプレイ可能だ。

 最大の特徴はやはり、リールの絵柄部分に、指名手配犯たちのホンモノの写真を使用している点だろう。加えて、リーチがかかるとその容疑者の名前と容疑内容が画面上部に表示され、見事絵柄がそろうと、さらに詳しいプロフィールとともに、容疑者逮捕の演出が挿入される仕組みとなっている。スロット台はそれぞれ、「西部警察」や「あぶない刑事」といった、有名刑事ドラマのパロディになっているのも面白い。

 指名手配犯の顔がゲームに――と聞くとちょっと不謹慎にも思えてしまうが、確かにこれなら知らず知らずのうちに「この顔」が脳内にすり込まれていく。このゲームを公開することで、全国1700万人(「レジャー白書2006」調べ)のパチンコ・パチスロユーザーが“私服警官”になると考えると、なかなかユニークなアイデアではある。開発者のブログ「スロット刑事の指名手配捜査日誌」によると、「私服刑事が1700万人もいたら、絶対逃げられないと思って自首しました」というのが理想的なケースとのことだが、果たして効果はいかに!?

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