Special

いよいよスタートラインに立つ「internet Adventure〔iA〕」――「Yahoo!ゲーム」とのコラボに見る、その未知なる展望とはセガの〔iA〕でできること(第3回)(1/2 ページ)

これまで2回にわたり紹介してきた、セガの3Dインターネットサービス「internet Adventure〔iA〕」。連載第3回となる今回は、2月16日からのβサービスで実装された新要素を中心に、〔iA〕が見据える「未来・展望」について追っていく。

» 2009年02月17日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
PR
新たにオープンする「〔iA〕×Yahoo!ゲーム アイランド」。企業サイトとのコラボレーションが〔iA〕の可能性をさらに広げる

 βサービスを2月16日に開始し、いよいよ本格始動したセガの「internet Adventure〔iA〕」(以下、〔iA〕)。これまで本連載では2回にわたり「〔iA〕とはどんなサービスなのか」、「〔iA〕の企画がいかにして生まれたのか」について紹介してきたが、連載最終回となる今回は、βサービスより実装される新要素から、〔iA〕が目指す新たなサービス像について見ていくことにしたい。


オープンに伴い「Yahoo!ゲーム」とコラボレーション

 前回の最後でも少しだけ触れているが、今後〔iA〕が注力していく要素のひとつが“他の企業サイトとの連動”。これに先立ち、2月16日からのβサービスではその第1弾として、ゲームポータルサイト「Yahoo!ゲーム」との大々的なコラボレーションを開始した。特に、βサービス開始に伴いオープンする「〔iA〕×Yahoo!ゲーム アイランド」では、〔iA〕が持つ大きな可能性の一端を垣間見ることができる。

 「〔iA〕×Yahoo!ゲーム アイランド」のデザインは、他のファンアイランドとはまったく異なるオリジナルのもの。巨大なテーマパークのような園内は、石畳の広場とそれを囲む森、そして橋でつながった港エリアを中心に構成されている。ユーザーはこの中を自由に歩き回りながら、他のユーザーと会話やコミュニケーションを交わしながらYahoo!ゲームを楽しんだり、専用コンテンツを遊んだりすることが可能となっている。

 「みんなで遊ぶ♪無料ゲームの森」と名づけられた広場を囲む森には、麻雀や将棋、囲碁といった、「Yahoo!ゲーム」内の各無料対戦ゲームのページと連動する専用ルームの入り口がある。例えば〔iA〕内で「囲碁」の専用ルームに入れば、ブラウザの画面も自動的に、「Yahoo!ゲーム」内の「囲碁」ロビーへとジャンプする仕組み。このとき〔iA〕側も、ちゃんと碁会所のような空間へと切り替わり、リアルタイムで同じゲームを楽しんでいるユーザーがいれば、アバターを通じて〔iA〕内で会話をしたり、そのまま「じゃあ対戦しようか」と対戦メンバーを募ったりすることもできるというわけだ。

 もちろん〔iA〕上なら豊富なエモーション機能なども利用できるため、対戦中のチャットに使ってもOK。チャットの盛り上がりを聞きつけたギャラリーで、気付けばまわりがいっぱいに……なんてこともあるかもしれない。

「〔iA〕×Yahoo!ゲーム アイランド」内の様子。明るく華やかな雰囲気に包まれた、遊園地のようなアイランドだ
広場のまわりにそびえる4本の巨木には、麻雀や将棋など、各無料対戦ゲームに通じる入り口がある
それぞれのゲームに応じて、ルーム内のデザインは変わる。写真は「ビリヤード」のルームに入ったところ

 またアイランド内の「おみやげスタッフ」からは、将棋盤や麻雀卓といった、6つの主要な無料対戦ゲームに対応した専用の「持ち帰りアイテム」を入手することができる。これらのアイテムは、自分のアイランドや、将来実装される「ハウス」内に設置することができ、さらにこれを他のユーザーがクリックすると、自動的に各専用ルームのページにジャンプするよう設定しておくことも可能。例えば麻雀好きな人なら、自分のオーナーアイランドの目立つところに麻雀卓を置いておき、サイトを訪れた人と対戦――といった使い方もできそうだ。

 そのほかサイトと連動したサービスの例としては、「クラブ」と呼ばれる専用のコミュニティページが専用ルーム別に用意される形となる。これは本家「Yahoo!ゲーム」にはない、「〔iA〕×Yahoo!ゲーム アイランド」ならではの機能で、ここでは参加者の来訪状況が把握できたり、アイランド内に投稿されたミーム(アイランド上に残せる、コメント付きの自分の分身のようなもの)をまとめて閲覧したりすることが可能。さらにブラウザ上で各ミームのコメントをクリックすると、瞬時にそのミームのところへジャンプすることができるなど、〔iA〕ならではのユニークな要素も盛り込まれている。こうした各サイトと密接に絡み合った独自サービスを提供できるのも〔iA〕の強みと言えるだろう。

おみやげスタッフからもらった「将棋盤」。自分のアイランドに設置しておけば、いつでも「将棋」の専用ルームにジャンプできる
各アトラクション別に用意された「クラブ」。同じ趣味を持った人が集まる、一種のサロンのようなスペースだ
クラブ画面からは、アイランド上に設置されているミームを見たり、そのミームのところへジャンプしたりも可能

 加えて、2月16日の時点ではまだオープンしていないが、広場の北側には「ふういんの森」と呼ばれる謎のエリアが存在する。3月中旬には“ふういん”が解かれ、ユーザー同士でパーティーを組んで、薄暗い森の中を冒険していくことができるらしい。ここでしか手に入らないアバターアイテムや武器も提供される予定とのことなので期待したい。

 ちなみに現状、キャラクターのレベルは最大で10までとなっていたが、この「ふういんの森」が公開されると同時に、レベルキャップが開放される予定とのことなのでお楽しみに。

ここが「ふういんの森」の入り口。外から見ると、遊園地のお化け屋敷のようなイメージだ
みんなでパーティーを組んで「ふういんの森」を探検していくらしい
現状、文字どおり“ふういん”されている。ここでしか手に入らない貴重なアイテムもあるらしい……?
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:株式会社セガ
企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2009年2月23日