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いつでもどこでも、手軽に遊べるメタルギア──METAL GEAR SOLID TOUCH完成発表会

KONAMIは3月19日、ソフトバンク表参道でメタルギアシリーズの最新作「METAL GEAR SOLID TOUCH」の完成発表会を開催した。会場には小島監督や渡邊プロデューサー、南明奈さんやダンテ・カーヴァーさんが登場し、iPhone/iPod touchならではの操作感をアピールした。

 KONAMIは3月19日、前日から配信が始まったiPhone/iPod touch向けのタッチシューティングゲーム「METAL GEAR SOLID TOUCH」の完成発表会を、ソフトバンク表参道で開催した。

 METAL GEAR SOLID TOUCH(以下MGS TOUCH)は、プレイステーション 3用ゲーム「METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS(以下MGS4)」のストーリーをベースに、iPhoneやiPod touchならではのタッチインタフェースを採用して、手軽に遊べることを目指したメタルギアシリーズの最新作だ。App Storeでの販売価格は900円。なお現在配信されているのは、中東編から東欧編までの12ステージを収録した先行版で、残りの8ステージを含んだ全20ステージの完全版が近日アップデートとして提供される。完全版へのアップデートは無料だ。

 配信開始から1日たった発表会当日、MGS TOUCHは日本のApp Storeの有料アプリランキングで1位まで上り詰めた。

Photo コナミデジタルエンタテインメント 専務執行役員 小島プロダクション 監督の小島秀夫氏。「いつもは幕張だけど、今日は表参道。これがTOUCHの違うところ(笑)」

 シリーズの産みの親、小島秀夫監督は「iPhone 3Gはすばらしい端末。メタルギアソリッドシリーズは、どちらかというと濃いユーザー向けというイメージが強いが、今回のMETAL GEAR SOLID TOUCHは、普通の人にも遊んでもらいたいと思って企画した。ゲーム機ではない、音楽を聴いたり、Webを見たり、電話をしたり、映像を楽しんだりする、そういう中でMGS TOUCHを遊んでもらおうというのが狙い。ゲーム好きな人だけでなく、iPhoneを持つようなポップでファッショナブルな人も含めた、いろいろな人に“触れてもらいたい”ということもあって、TOUCHと名付けた」と話した。

 MGS TOUCHは、ステージごとに定められた「敵を16人倒す」などといった条件を達成することでクリアとなるシンプルで簡潔な構成。それでいて、ストーリーはMGS4をエンディングまでそのまま楽しめる。MGS4は難しくてできない、時間が取れないという人でも、MGS TOUCHをプレイすれば、シリーズの完結編であるストーリーは分かるようになっているという。

Photo コナミデジタルエンタテインメント 小島プロダクション クリエイティブ プロデューサーの渡邊靖予氏。「これから配信される後半8ステージでは、あっと驚くようなタッチもあるのでお楽しみに」

 またMGS TOUCHは、小島プロダクションとしては初の女性プロデューサー、渡邊靖予氏が起用された点も特筆に値する。渡邊プロデューサーは、これまでメタルギアソリッドシリーズのオフィシャルWebサイトの企画やデザイン、ディレクションなどを担当していた。

 「iPhoneやiPod touch向けのアプリは、ゲームから発信しているセンスとはちょっと違うものがいると思っていたので、今回のMGS TOUCHでは、ゲームとは違うセンスを持った彼女を抜擢した」と小島氏。「もともと口うるさい性格なので、すぐ口を出してしまうのだが、今回は一歩引いて任せることができた。ファッションセンスがいいので、端末とも相性がよかったのでは。彼女に任せてすごくよかったと思う」と“大抜擢”の舞台裏を明かした。

 渡邊プロデューサーは「MGSで新プラットフォームに挑戦したいという気持ちが強かったので、プロジェクトに関われてよかった。今まではWebサイトの作成が主な担当だったが、ゲームの開発ということで新鮮な気持ちで取り組んだ。電車に乗って移動する際などにも、ステージクリア型の構成なので気軽に楽しめる一方、降りるべき駅で乗り過ごしてしまうかもしれないくらいのハマリ要素もある。ぜひ楽しんでほしい」とMGS TOUCHをアピールした。

 MGS TOUCHの操作は、指を動かして照準を移動し、画面をタップすると射撃するというシンプルなスタイル。画面から指を離すと主人公のスネークが防壁に隠れるので、敵の攻撃をよけながら、的確に相手を倒していくことになる。

 また、敵は近距離ならM4で射撃できるが、遠距離の敵はSVD(スナイパーライフル)で撃つ必要があったり、中には降伏している敵もいて、それを撃つとライフが減るなど、単に射撃するだけではない、頭を使う要素も含まれている。武器の切り替えは画面のピンチイン/ピンチアウトで行う仕組み。ピンチアウトすると画面がSVDのスコープに切り替わり、遠くの敵を狙撃でき、ピンチインすると元のM4に戻る。8つあるスネークのライフが0になるとゲームオーバーだ。ちなみに粉塵や爆煙で画面が汚れたときは、iPhone/iPod touchを振ると元に戻る。

(C)2009 Konami Digital Entertainment

 ゲーム中には、MGS4をプレイしたことがある人なら見覚えのある「ガーコ」「ケロタン」も登場する。ガーコを撃つとライフが2つ回復するほか、ケロタンを撃てばスネークがステルス状態になったり、ロケットランチャーが使えるようになったりする。

 ステージをクリアすると、プレイの仕方(命中率やライフの残り、所要時間、その他いろいろな要素)によって変わる“称号”も用意されている。またステージクリア時にはDREBINポイントがもらえ、ポイントをためるとアプリ内にあるDREBIN'S SHOPで全40種ある待受画面と交換できるという特典もある。称号によって、獲得できるDREBINポイントも変わるので「いろいろな称号を目指して遊んでみてほしい」と小島氏は話した。

Photo 会場で公開された「完全版」のステージ。写真はシャドーモセス島のステージのもの。極寒の地では、画面が凍って見にくくなったりする

 「タッチすることがこんなに気持ちいいとは、と思った」と小島監督が話すように、実際にMGSの世界を指で軽快に楽しめるのはなんとも心地よい。スネークを操作して「敵に見つからないように行動する」タイプのMGSとはまったく異なるライトなゲームではあるが、逆にそれがiPhoneのようなデバイスには合っているのかもしれない。

 より重度のメタルギアファンには、メタルギアソリッドの世界をモチーフにしたイラストを描いた、iPhone 3GやiPod touchに取り付けられるオリジナルの「Airジャケットセット」(各4500円)も用意されているので、MGSファンはこちらにも注目したい。

PhotoPhoto メタルギアソリッドの世界をモチーフにした「Airジャケットセット」も用意した。アップルストアやソフトバンクショップなどで購入できる。ちなみに小島監督のAirジャケットは自身の写真を使ったもの。「世界に1つしかないジャケットです」(小島氏)
PhotoPhoto iPhone 3G用とiPod touch(第2世代)用があり、さまざまなパターンが用意される。価格は1つ4500円とやや高め

 MGS TOUCHの紹介がひととおり終わったところで、MGSファンを公言するアッキーナこと南明奈さんと、ソフトバンクモバイルのCMで白戸家の“お兄ちゃん”としておなじみのダンテ・カーヴァーさんがゲストとして登場。さっそくステージ上でMGS TOUCHを体験した。「操作も簡単で、すごく楽しい。女の子でもやりいやすいと思う。移動中などのちょっとした空き時間にメタルギアが遊べるのはすごくうれしい」(南さん)、「すごく簡単で使いやすかった。iPhoneユーザーは絶対楽しいと思う。」(カーヴァーさん)と、楽しめた様子だった。

PhotoPhoto 「(南さんのプレイは)俊敏な反応と戦略的な動きがよかった」と小島氏にほめられ、うれしそうな南明奈さん(左)と「この楽しさを誰に伝えたいですか?」とMCに振られた際に、「お父さんです」と気の利いたシャレを飛ばすのを忘れ「スミマセンデシタ」と謝ったダンテ・カーヴァーさん
Photo 早速MGS TOUCHをプレイする南明奈さん

 渡邊プロデューサーは、「まだメタルギアシリーズをプレイしたことがない人には初めてのゲームとして、そして今までのファンの人にも、これまでと違ったメタルギアソリッドとして楽しんでもらえると思う」と自信を見せた。

 小島監督も「メタルギアシリーズは、意外と名前は知られている。でもやったことがない、じいさんが出てくるちょっと濃いゲームだと思われている。興味はあっても、なかなか遊ぶ時間がない人もいる。そんな人にも、MGS TOUCHでメタルギアの世界にちょっとでも触れてもらえれば。おしゃれな端末向けのゲームということで、アプリもおしゃれに仕上がっているので、ぜひ楽しんでもらいたい」と、有料アプリランキングのトップを獲得し、これまでのメタルギアファン以外のユーザーにもMGS TOUCHを楽しんでもらえている様子を喜んでいた。

Photo 左から小島秀夫監督、南明奈さん、渡邊靖予プロデューサー、ダンテ・カーヴァーさん
(C)2009 Konami Digital Entertainment

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