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感じるヴァナ・ディール(第11回):2度の挫折を乗り越えた独身ガルカが見た「FFXI」の素晴らしき世界 (1/2)

ヴァナ・ディールを旅して美しい風景と触れ合う、Sサイズのガルカのブラリ珍道中も今回で突然の最終回。約1年に渡った連載にお付き合いいただき、どうもありがとうございました。これからは連載抜きでヴァナ・ディールに専念します!

最後の始まりを迎えて

 昨年の5月末から連載がスタートした「感じるヴァナ・ディール」。「FFXI」に存在するさまざまなエリアを紹介し、ゲームをスタートして間もない冒険者にはヴァナ・ディールという世界の壮大さを体感できるように、そして長年「FFXI」をプレイしている古豪の冒険者には、自分が活躍したかつての舞台を懐かしめるようにと続けてきたこの連載が、今回をもって最終回を迎えることになった。

 思い起こせば2007年、僕の冒険をお届けしてきた連載第1弾「ヴァナ・ディールをもう一度」から数えていつのまにか2年以上、僕は「FFXI」をプレイし続けている。サービス開始当初からプレイを始めた人たちから見れば、まだまだ若輩者の部類に入るだろうが、それでも今までプレイし続けられたのは、ヴァナ・ディールという大きな可能性を秘めた舞台と、それを一緒に楽しんでくれる多くの仲間たちがいたからだ。ここで改めて僕を支えてくれた、顔も名前も知らない冒険者たちにお礼を言いたい。どうもありがとうございました。

 シンミリとした冒頭になってしまったが、連載が終わるからといって僕はヴァナ・ディールの冒険を止めるつもりはまったくない。なぜなら僕が今まで体験したことはほんの氷山の一角に過ぎず、2年というプレイ期間では到底遊びつくせないからだ。「FFXI」のサービスが続く限り、僕の冒険は終わらない。今回は今までのようなエリアの紹介ではなく、ここ最近の僕が体験した出来事を最後に、この連載を締めくくろうと思う。

wk_090330ff01.jpg 週末にLSのメンバーたちと一緒に、サンドリアの護衛クエストを行うのが最近の恒例行事。報酬の「ミラテテ様言行録」でコツコツと経験値を稼いでいます
wk_090330ff02.jpg 近頃はNM遭遇率が高い僕。ウルガラン山脈では地球時間で3〜8日間隔で出現するウィルム族のNM「Jormungand」を初めて見た。ぜひ正面から顔を拝みたかったが、LSメンバーに「危ないからやめて!」と注意を受ける。残念!
wk_090330ff03.jpg 過去世界の獣人族から手に入れた「妖蟲のフラスコ」を、グロウベルグ〔S〕の泉で解放。これでピクシー族が1匹でも増えて僕を助けれくれればいいなぁ

戦士以外のジョブに心躍る毎日

 約2年前に「FFXI」を始めた僕は、戦士をメインジョブと決めてレベル上げの日々を送ってきた。その甲斐あってレベルもMAXの75になり、ひとまずジョブのレベル上げはもういいかなと思っていたのだが、最近になってほかのジョブも本格的に育てようかと考え始めている(以前、浮気心でレベル上げをしていた赤魔道士は保留中)。そのひとつが「からくり士」。オートマトンというからくり人形を操作して戦うという、ほかのジョブにはない戦略を体験したくなったからだ。

 それならなぜ、今までにからくり士を育てなかったのかというと、その戦略が非常に面倒臭そうだったからだ。まず、オートマトンは頭パーツの「ヘッド」、胴体パーツの「フレーム」で作られており、その種類と組み合わせによってさまざまな能力が発揮される。さらにアタッチメントというオートマトン専用の部品を装着させて、特定のジョブアビリティや魔法を使わせたり、性能を上げることも可能なのだ。

 今まで戦士としてひたすら敵を攻撃してきた、俗に言う「脳筋」の僕にとっては、この説明だけで頭がパンク寸前になり、からくり士への転職は諦めていた。しかし、そのややこしい感じが、今まで敵を殴ることしかしなかった僕にとっては新鮮に思えてきたのだ。実際に体験してみると、やはり多少の癖はあるものの、一度特徴を把握すれば難しいということはなく、むしろオートマトンという心強い味方ができて安心して戦える。何と言っても自分のカスタマイズ次第で、無限の可能性を引き出せるオートマトンがいとおしい。

 そういえば、初めてマクロを入力したときも(はたして使いこなせるのか……!?)と不安になったりもしたが、コツさえつかめば戦闘コマンドが簡略化できて非常に便利な機能だったのを思い出した。「案ずるより産むがやすし」。からくり士とマクロはこれに尽きる。レベルはまだ10になったばかりの駆け出しだが、これから少しづつオートマトンとともに成長していくつもりだ。

wk_090330ff04.jpgwk_090330ff05.jpg からくり士自身の戦闘能力は低いものの、オートマトンの活躍で連戦も無理なくこなすことができる。スキル上げは大変だが、無言で指示に従ってくれるオートマトンにフォーリンラブだ
wk_090330ff06.jpg レベルが10上がるごとに、アトルガン白門にいるNPC「Ghatsad」が新たなパーツを作成してくれる。職人は自分と同じガルカなので、何となく親近感が……

 もうひとつレベル上げを実行しているジョブは、サービス開始から搭載されているモンク。低レベル帯だった戦士のサポートジョブとして活躍していたものの、忍者を習得してからはこちらをサポートジョブにするのが主流だったので、長年お蔵入りになっていた。そのホコリまみれのモンクを再び引き出した理由は、あるクエストをようやくクリアできたのが大きい。

 以前、この連載で僕がコンシュタット高地に出現する大羊族(雄羊)のNMに遭遇し、友人とともに撃破したことを紹介したが、そのときに「狂乱雄羊の角」を手に入れた。このアイテムとラテーヌ高原の大羊族(雄羊)のNMが落とす「暴走雄羊の角」を揃えると、バストゥークのクエスト「猛き獣の拳を」をクリアすることができ、報酬としてヘイスト+4%という魅力的な効果を秘めたモンク専用の腰装備「紫帯」がもらえる。紫帯自体は今でこそ競売で安価に取引されており、クエストをクリアせずとも容易に入手できるのだが、僕はその手段を良しとしなかった。必要なアイテムのうち1種類はすでに持っているのだから、どうせならクエストをクリアして手に入れたかったのだ。そして、そのチャンスはいきなり訪れた。

 ある日、友人とのパーティプレイを楽しんだあと、ラテーヌ平原にあるホラ岩からチョコボに乗ってサンドリアまでの帰路の途中、探し求めていたNMを発見したのだ。今までも幾度となくその姿を見かけてはいたが、そのときはすでにほかの冒険者が戦っている最中で苦渋を飲まされていた。しかし今回は誰にも攻撃されず、NMは悠々とラテーヌ高原を放浪しているではないか! これは二度とないチャンスだと思い、すぐさまチョコボから降りて攻撃を始めた。

 危なげなく戦闘に勝利したあと、ログウィンドウには「暴走雄羊の角を手に入れた!」の文字が。あまりの嬉しさに、その喜びをさっきまでパーティを組んでいたメンバーに伝える。メンバーからもらった「おめでとう」という言葉。それともうひとつ、近くにいた冒険者から送られてきた拍手の感情表現コマンド。見ず知らずの人にも僕の喜びが伝わっていたのだとしたらものすごく嬉しいけど、少し恥ずかしい。それを隠すかのように、僕はその人に一礼してラテーヌ高原を後にした。

wk_090330ff07.jpg 「暴走雄羊の角」のほかにも、通常の大羊族(雄羊)が落とす素材をたんまりゲット。一度の戦闘でこれほどアイテムを入手したことは今までないかも
wk_090330ff08.jpg やっぱり拳でボカスカと敵を殴る姿はガルカが一番似合っているように思う。やっていることはほぼ戦士と一緒なのだが、将来的には「チャクラ」で回復もできるから便利そう
wk_090330ff09.jpg ムバルポロス旧市街で偶然に遭遇した、ゴブリン族(バグベア)のNM「Bugbear Strongman」。倒すとカウンター+2のモンク専用両脚装備「合気道股下」を落とした。これはモンク道を極めろという神のおぼし召しか!?

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