今あるアイデアをすべて詰め込んだ自信作――「モンスターハンター3(トライ)」完成披露発表会(3/3 ページ)

» 2009年07月06日 08時57分 公開
[池谷勇人,ITmedia]
前のページへ 1|2|3       
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 さらにこのあと、ステージ上には次長課長・井上さんとネゴシックスさんの2人が登場。8月1日より「モンスターハンター」シリーズの携帯電話向け公式ファンクラブ「モンハン部」に、井上さんが部長を務める「よしもとモンハン部(仮称)」がスペシャル動画コンテンツを提供していくことが明らかにされた。詳しい内容については明かされなかったものの、辻本プロデューサーも「面白くないわけがない」と太鼓判を押す「よしもとモンハン部(仮称)」、ぜひ配信を楽しみにしていてほしい。

「よしもとモンハン部(仮称)」を代表して、井上さん&ネゴシックスさんが登場
せっかくの登場ということで、今作の新要素「闘技場モード」に挑戦する2人だったが……
ボルボロスの攻撃を受けて井上さんがまさかの1乙! 後を追うようにネゴシックスさんも……

意外に使いやすい新武器・スラッシュアックス

 またイベント終了後、会場に設置された試遊台を使って実際にマルチプレイを楽しむこともできた。「モンスターハンターG」に同梱されていた体験版とは異なり、今回のバージョンではボルボロスの狩猟クエストが新たに加わっており、武器もスラッシュアックスを含む全種類がプレイ可能に。ここはもちろん、スラッシュアックスでボルボロスに挑んでみることにした。

 スラッシュアックスの特徴は、なんと言ってもZボタン(リモコン+ヌンチャク操作の場合)で斧から剣への変形が行える点。剣モード時は攻撃方法が変化するだけでなく、セットされたビンに対応した属性攻撃や、ガンランスの竜撃砲のような大技「属性解放突き」が可能となるが、剣モード時の攻撃には専用のゲージが必要となり、これがなくなると自動的に斧モードへと戻ってしまう(斧モードでいればゲージは自動回復)。ゲージシステムは太刀の練気ゲージと双剣の鬼人化を足して2で割ったような感じで、さらに竜撃砲チックな大技もアリ――と、さまざまな武器の特徴を兼ね備えたユニークな武器と言えそうだ。

 そのほかの特徴としては、抜刀時の移動スピードは太刀やハンマーなどと同じくらい、また攻撃スピードは太刀と大剣の中間くらいといったところ。連係のバリエーションはかなり豊富で、リモコンの振り方やボタンとの組み合わせ、さらにモードチェンジを随時組み込んでいくことで、太刀と同等かそれ以上の手数も出せそうだった。

 ただ防御ができないのに加えて、攻撃をキャンセルして回避行動を行った場合に、ランスと同じような「ステップ」が出てしまうため、回避面にはちょっと不安が残る。慣れればランスのように、敵に張り付いたまま強力な連係を叩き込み続ける――といったプレイもできそうだが、このあたりは使う人の腕前とセンスに大きく左右されそうだ。

 とは言え、手数や移動スピードもそこそこあり、また攻撃範囲も広いため基本的にはかなり扱いやすい武器だと感じた。特に「属性解放突き」が決まった時の気持ちよさは相当なもので、手っ取り早く狩りの醍醐味を味わうには最適な武器と言えるかもしれない。

※スラッシュアックスの特徴について、一部記事を訂正させていただきました。

ボルボロス討伐なるか!? 

 ――と、たっぷり新武器のアクションを堪能したところでいよいよボルボロス討伐へ。すでにボルボロスのエリアでは他のハンターたちが熱戦を繰り広げており、筆者もさっそくこれに合流。

 ボルボロスの主な攻撃方法は、見るからに堅そうな頭を活かした突進攻撃と、おなじみの尻尾回転、体をプルプルと震わせて周囲に泥つぶてをまき散らす攻撃など。特に多いのが突進攻撃で、これを避けた後は大きな攻撃チャンスになるため、なるべく強力な攻撃を叩き込んでおきたいところ。あとは泥つぶてにさえ気をつけていれば、それほど苦労することはなさそう。ちなみに頭部はかなり固く、攻撃しても弾かれてしまうことがほとんどだった。

 などと偉そうに書いてますが、実は筆者、正直に告白するとリモコン+ヌンチャク操作で遊ぶのは今回がはじめて。プレイ中は操作方法の確認と、ボルボロスを見失わないよう視点を切り替えるので精一杯で、攻撃に参加する余裕はほとんどありませんでした! クラコン操作ばかりでなく、リモコン操作もちゃんと体験版で練習しておくんだった……。

 そんなわけで、筆者が逃げ回ってばかりいたせいかどうかはわかりませんが、残念ながらクエストは時間切れで失敗という結果に。憎きボルボロスへの復讐は製品版で果たすとして、今回はひとまず引き下がることにしたのでした。

意外に手強かったボルボロス。この雪辱は製品版できっと晴らす!
会場では最大4人によるマルチプレイが楽しめた
オフラインでも2人同時プレイが楽しめる、新要素「闘技場モード」

実物大・ラギアクルス装備も初公開

 会場ではそのほか、以前のイベントでも展示されていた巨大なラギアクルスの頭部模型やチャチャの実物大モデル、今回が初公開というラギアクルス装備などの展示も行われていた。こちらについては写真でまとめて紹介することにしたい。

おなじみのお姉さんと、ラギアクルスの頭部模型
近くに寄って見るとものすごい迫力
イラストコンテストの優秀作品も展示されていた

最優秀賞はこちら。激闘の様子がいきいきと描かれている
同時発売予定の「クラシックコントローラPRO」パックも展示
こちらも同時発売の本体同梱版。黒のリモコンがカッコイイ

歴代パッケージモンスターが集結した、シリーズ5周年記念ポスター
鮮やかなブルーが印象的な、ラギアクルス装備の実物大模型も初公開
新たな冒険のパートナー、チャチャの模型も展示されていた

ゲームにちなんだ様々な「モンハンフード」もふるまわれました
おみやげとして来場者に配られた「タツジンビール」&「1ゼニー」
帰り際にチャチャの模型を見たら、仮面がいつのまにか変わってました

「モンスターハンター3(トライ)」
対応機種Wii
ジャンルハンティングアクション
発売予定日2009年8月1日
価格(税込)7340円
プレイ人数1〜2人(オンライン時は最大4人)
CEROC(15才以上対象)
拡張コントローラヌンチャク、クラシックコントローラ対応
(C)CAPCOM CO., LTD. 2009 ALL RIGHTS RESERVED.
(C)CAPCOM CO., LTD.
(C)恐竜2009/Yamashita Kohei


前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/25/news174.jpg 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
  2. /nl/articles/2404/26/news154.jpg 元「AKB48」メンバー、整形に250万円の近影に驚きの声「整形しすぎてて原型なくなっててびびった」
  3. /nl/articles/2404/21/news011.jpg 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  4. /nl/articles/2404/12/news174.jpg 築年数不明の平屋にある、ボロボロ床板をはがしてみたら…… 発覚したヤバい事実に「ビックリ!」「大丈夫でしたか?」心配と驚きの声
  5. /nl/articles/2404/26/news022.jpg ママの足にくっつく生後7カ月の赤ちゃん、甘えてるのかと思いきや…… 計算された行動と「ちいこい後ろ姿がかわいすぎ」て目が離せない
  6. /nl/articles/2404/25/news016.jpg 「電車の中で見ちゃダメ」「笑ったww」 実家からLINE「子ヤギがすばしっこくて捕まらない」→送られてきた衝撃姿が320万表示!
  7. /nl/articles/2404/25/news069.jpg “作画軽減ガンダム”をガンプラで作成 → 使用パーツも最小限の再現ぶりに「完全に一致」「部品軽減ガンダム」
  8. /nl/articles/2404/23/news090.jpg 誰も教えてくれなかった“裁縫の裏ワザ”が目からウロコ 200万再生のライフハックに「画期的」と称賛【海外】
  9. /nl/articles/2404/18/news134.jpg 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  10. /nl/articles/2404/26/news024.jpg 0歳赤ちゃん「(ママ来たっ!)」→喜びが抑えきれなくて…… 尊すぎるダンスが300万再生「心が浄化されていく」「朝から癒やされました」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」