DSに最後の“天空”シリーズがよみがえる――「ドラゴンクエストVI 幻の大地」

14年の時を経て今、ニンテンドーDSで「ドラゴンクエストVI 幻の大地」が帰ってきた。“天空”シリーズ第3弾が初のリメイク!

» 2009年09月30日 10時20分 公開
[ITmedia]

もうひとつの“幻の大地”を目指して

 スクウェア・エニックスがニンテンドーDSで「ドラゴンクエスト」の“天空”シリーズをリメイクすると報じたのが2007年8月のこと(ドラゴンクエスト“天空”シリーズ3作品、ニンテンドーDSで発売決定)。以来、「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち」、「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」と毎年発売されてきた“天空”シリーズもいよいよラストとなる第3弾「ドラゴンクエストVI 幻の大地」までこぎつけた。



 オリジナルのスーパーファミコン版が発売されたのが1995年のため、実に14年ぶりのリメイクとなる本作は当時、ふたつの世界を行き来するストーリー構成で319万本の出荷本数を記録している(「2008CESAゲーム白書」より)。これは、最新作「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」を入れても歴代4位と人気作だった。

 本作は、大地にぽっかり空いた穴から見えた「もうひとつの世界」をはじめ、大魔王との決戦に立ち向かう主人公を描く展開や、精霊の言葉やナゾに包まれた登場人物たち、これまで見たこともないような奇妙なモンスターや不気味なダンジョン、そして、不思議な乗り物など、一味違うドラクエが広がっているのが特徴だ。

2つの世界





 もちろん、主人公を助けてくれる個性豊かな仲間たちも登場する。そろいもそろって全員、不思議な生い立ちをもっているらしい……?

ライフコッド村の青年「主人公」
人里離れたライフコッドという村に住んでいた青年。ある日、精霊の啓示を受け、村を旅立つ
旅の武闘家「ハッサン」
とある城で主人公が出会う旅の武闘家。主人公の頼れる兄貴分のような存在になってゆく
謎多き女性「ミレーユ」
主人公の前に突如現れた謎多き女性。なぜ、彼女は主人公たちと旅をともにすることになるのだろうか?

記憶喪失のおてんば娘「バーバラ」
記憶喪失という不運に見舞われながらも、明るくふるまう少女。しかし、彼女の未来に待ち受ける運命とは……
神の使いの一族「チャモロ」
神の使いと言われるゲント族の少年。あるとき、天啓を受けて主人公たちと旅をともにすることになる
一匹狼の剣士「テリー」
世界一の剣を探して旅を続ける一匹狼の剣士。はたして彼が主人公の仲間になることはあるのだろうか?

「ドラゴンクエストVI 幻の大地」
対応機種ニンテンドーDS
ジャンルロールプレイングゲーム
発売予定日未定
価格未定
プレイ人数1人
(C)ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/ARTEPIAZZA/SQUARE ENIX All Rights Reserved.


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