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18人じゃ少ないし、256人じゃ多すぎる? 24人マルチプレイで盛り上がれ「バトルフィールド:バッドカンパニー2」「バトルフィールド:バッドカンパニー2」レビュー(1/4 ページ)

エレクトロニック・アーツの人気ミリタリーシューティングシリーズ「バトルフィールド」最新版がPS3とXbox 360に登場。よりリアルに描かれた近代戦の世界をプレイ動画とあわせてご紹介!!

» 2010年02月24日 21時00分 公開
[PR/ITmedia]
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世界を席巻するリアル系ミリタリーアクションシューティング「バトルフィールド」シリーズ

 「バトルフィールド」は、エレクトロニック・アーツがパブリッシャーをつとめるミリタリーアクションシューティングシリーズで、現在までに、第二次世界大戦の「〜1942」、「〜1943」ベトナム戦争を描いた「〜ベトナム」、現代戦の「〜2」、「〜2 モダンコンバット」、「〜バッドカンパニー」、架空の未来戦を舞台にした「〜2142」が発売されている。

 本シリーズの魅力は、工兵や突撃兵、衛生兵といった兵科制の導入による戦略的な多人数マルチプレイと登場するビークルを使用した立体的な戦闘が挙げられる。前作「バトルフィールド:バットカンパニー」では、マルチプレイ主体だったシリーズに主人公をはじめとして特徴的なキャラクターたちを導入、架空の現代戦を舞台に金塊を巡るシングルプレイモードが話題を呼んだ。

 その最新作となる「バトルフィールド:バッドカンパニー2」は、現代を舞台に前作で活躍したはみ出し者米軍B中隊の4人が再び活躍するシングルプレイモードと、最大24人でプレイ可能なマルチプレイモードが用意されている。それでは、それぞれの魅力をたっぷりとお届けしていこう。まず、イメージムービーをご覧いただきたい。このイメージムービーのほとんどの行動が実際のゲームで可能、ということに驚かされる

ボリュームたっぷり、濃密なシングルプレイモード

 シングルプレイモードでは、プレイヤーは前作に引き続き、アメリカ陸軍のはみ出し者部隊、222大隊B中隊の面々が主人公となって極寒のアラスカから、ジャングル、そして市街地と様々なシチュエーションを戦い抜いていく。

 ゲームをスタートすると、フィールドの広さと、奥行き感に驚かされる。実際にフィールドの中で戦場になる部分はそれほど広くないのだが、シチュエーションの中の一部分を切り取って配置しているかのようなマップ構成とは異なり、シチュエーションそのものを構築しているのだ。屋外戦では、1km四方を超えるフィールドもざらにある。しかし、そのマップもゲーム中に「歩かされている感」がさほどせず、「次はどんな風になっているのだろう」と先を見たくなるレベルデザインに仕上げられている。

 また、本作の売りにもなっているオブジェクトの破壊はゲーム内に違和感なく溶け込んでおり、遮蔽物に隠れている敵を壁ごとグレネードランチャーで吹っ飛ばしたり、建物のそばにある爆発物で誘爆を狙ったりと、ゲームプレイに自由度が増している印象を受ける。もちろん、敵の攻撃によって自分が使用している遮蔽物を破壊されることもあり、オブジェクトの破壊システムはプレイ中にほどよい緊張感をもたらしている。

 この他にシングルプレイモードでは、様々な実績や隠し要素がちりばめられている。敵が落としたり、特定の場所に用意されている武器を拾うと、それ以降はゲーム内に登場する弾薬庫でそれらの武器を補給できるようになる。一部の武器は特定のステージにしか現れないものもあるため、コンプリートするには注意が必要だ。

 ゲーム中の体力システムは、昨今のスタンダードなFPSと変わらず、ゲージが表示されない体力制で、敵の銃撃を受けているとどんどん画面が赤くなっていき、時間が経つとまた復活するスタイル。今回のレビュー執筆にあたって筆者は難易度ノーマルでプレイをしたが、ゲーム中の敵兵AIはかなりよく出来ており、明らかに「自分を殺しに来ている」感覚をゲーム中に何度も味わうことになった。なお、やられてゲームオーバーになっても、ゲーム中のシーンごとにこまめにチェックポイントが用意されているので、それほどストレスを感じずにリトライができる。

 シリアスなストーリー展開の中にも、思わずニヤリとしてしまうような掛け合いがあったり、ゲーム中に「寒さ」を体感させるような仕組みがあったりと、プレイヤーを飽きさせない作りが特徴だ。一つのシーンが10分〜20分程度で展開していくため、そう長い時間を取られないのもポイントだ。海外のゲームながら、さほど「洋ゲー臭」がしないので、国産ゲームに慣れ親しんだ人でも、そう違和感なくプレイできるだろう。

主人公達は、すでにおなじみといってもいいB中隊の面々。あいかわらずの掛け合いが戦場を和ませる
戦場となる地形はさまざま。このバラック屋根の建物のほとんどが破壊可能というから驚きだ

状況によっては、戦闘ヘリにアサルトライフルで立ち向かわなければならないことも……
ゲーム中に登場する乗り物は、ボートやヘリコプター、戦車などさまざまなものが用意されている
敵の攻撃を受け続けると、画面が赤くなっていく。この状態でさらに攻撃を受けるとやられてしまう

雪中行軍をしていると、寒さにやられてしまうことも。そういう場合は、暖を取る必要がある
美麗なグラフィックの中に見事に溶け込んでいる迷彩色の敵を探すのも一苦労
戦車に乗って、紅葉の戦地を走る。爆風が非常に美しく描画されていることに注目してほしい

コレクタブルアイテムは、マップの様々な場所に出現する。新たな武器を入手すると、画面に大きく表示され、そこから先の弾薬庫からいつでも補給できるようになる

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提供:エレクトロニック・アーツ
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Gamez 編集部/掲載内容有効期限:2010年3月25日