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アジアNO.1を目指す新たなフェーズへ――「東京ゲームショウ 2010」開催発表会

CESAと日経BP社は2月26日、今年9月16日(木)〜9月19日(日)の4日間、幕張メッセにおいて開催される「東京ゲームショウ 2010」の開催について関係者を招いて発表した。

ゲームユーザーからエンタメユーザーの獲得へ

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 社団法人コンピュータエンターテインメントは、日経BP社と共催で9月16日(木)〜9月19日(日)の4日間、幕張メッセにおいて「東京ゲームショウ 2010」を開催する。2月26日、関係者を招いた「東京ゲームショウ 2010」開催発表会がグランドプリンスホテル赤坂で行われ、イベント概要を説明するとともに今回で20回目を迎える「東京ゲームショウ」が今後進むべき方向性について語られた。

 今年の東京ゲームショウは、上記のとおり9月16日(木)〜9月19日(日)の4日間を予定しており、うち前半の2日間をビジネスデイ、後半2日間を一般公開日となる。

 冒頭、挨拶に立った社団法人コンピュータエンターテインメント協会会長の和田洋一氏は、節目の年でもあることから、市場規模やユーザーが持つゲームの概念といったものから見つめなおし、東京ゲームショウで再定義したいと語る。今までのゲームをないがしろにすることなく、新たなゲームをサポートしていける場を提供したいと、多くのゲーム関係者に参加を呼び掛けた。

wk_100226tgs10.jpg 社団法人コンピュータエンターテインメント協会会長の和田洋一氏
wk_100226tgs11.jpg 日経BP社代表取締役社長 平田保雄氏
wk_100226tgs12.jpg 日経BP社事業局事業部長 中村均氏

 今年で20回目を迎える東京ゲームショウは新たな目標として、「アジアNo.1の情報網羅性」と「世界最大規模のイベント」を掲げ、今年から大きく生まれ変わるとしている。今年新たに設けられる企画としては、「アジア・ゲーム・ビジネス・サミットの開催」「海外向けオンラインチケット販売の開始」「海外来場者向けツアーの企画」「インターナショナル交流ゾーンの設置」「VISIT JAPANキャンペーンへの参加」「ビジネスマッチングシステムの強化」「インターナショナル・キャリアパビリオンの設置」、ASIAN CULTURE HUB in TGSの設置」「メディアパートナー制度の導入」「ゲーム歴史博物館」など。出展コーナーも、進化するコンピュータエンターテインメント市場と来場者のニーズに対応し、20回記念の新企画を含めた8つのコーナーを新設するほか、既設コーナーも一部リニューアルをするとしている。

 主な変更点としては、「物販コーナー」ではこれまで認められていなかったゲームソフトの販売が可能となる(一般展示で出展した企業に限る)ほか、アーケードゲームの展示台数上限が撤廃されより拡充を目指すべくキッズコーナーが「ファミリーコーナー」にリニューアル。PCオンラインゲームのライセンス販売や各種提携などを主眼においたプレゼンテーションと商談ができる「PCオンラインゲーム(商談)コーナー」や自作ゲームPC製品とPCゲームソフトを紹介する「ゲームPCコーナー」、ゲームを楽しむ環境を作り出す各種AV機器・ガジェットを展示する「オーディオビジュアル&ガジェットコーナー」、iPhone、Android、Windows Phoneなどを対象にした「モバイルコーナー」、などが新設される。

 また、アジア市場に熱心なゲーム産業の主要企業のキーマンを集めた講演やパネルディスカッションを行う「アジア・ゲーム・ビジネス・サミット」、国外でゲームビジネスを円滑に進めるためのサポートを行う「国際ビジネス相談コーナー」も新設

 ビジネスデイ強化の一環としては、専用チケット(事前登録申込券)をゲーム業界関係者向けに販売するという施策も打ち出した。

 昨年の東京ゲームショウは出展社数180社、総出展小間数1367小間、来場者数18万5030人(ビジネスデイが5万2040人、一般公開日が13万2990人)を記録している。来場者数は減少傾向で、出展社数も2008年よりも下回った年だった。折からのリーマンショックの影響とプロデューサーの中村均氏は説明するが、海外出展者社数は歴代2位と海外からの引き合いが高く、これらの傾向からアジアや海外からの展開を重視する施策が取られたものと思われる。

 昨年の結果報告には、一般公開日に訪れアンケートに答えた来場者の中で、全体の50.9%が新規来場者であり、79.8%が次回も来たいと答え、内容に79.3%が満足していると解答し2008年の報告とほぼ同じ結果となっていた。ビジネスデイでも87.5%が次回の来場を希望しているが、“ほぼ2008年と同じ結果でありながら2009年は来場者が現象”している。開催側もこの結果に手をこまねいているだけでなく、今後はトレンドを生み出すエンタメ総合イベントへと歩を進めようというのだ。

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 ゲーム分野において足りない要素を補完し、ゲームユーザーだけでなくエンタメファンの獲得を狙う――。この先に、冒頭挙げた「アジアNo.1の情報網羅性」と「世界最大規模のイベント」を目指そうというのだ。現在企画段階ではあるが、国際的なビジネスマッチングイベントの開催をはじめ、国際的なゲーム大会の実施、国際的なコスプレイベント、アジア文化交流の場を設置する構想もあると中村氏。和田氏の言に及ばず、急速に変わる市場傾向に対応しながら、東京ゲームショウのあり方も問われることになりそうだ。

  • 入場料:一般(中学生以上)前売1000円/当日1200円、小学生以下は入場無料
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