「ITmedia Gamez」は2011年3月31日をもって終了しました。今後のゲーム情報については、「ITmedia ガジェット」をご活用頂ければ幸いです。



news034.jpg

「メタルギア ソリッド」最新作「メタルギア ソリッド ピースウォーカー」いよいよ発売――携帯ゲーム機で新たなる挑戦

KONAMIは「メタルギア ソリッド ピースウォーカー」の完成披露発表会を、赤坂BLITZで行った。

シリーズ最新作「メタルギア ソリッド ピースウォーカー」

wk_100407mgs00.jpg

 「メタルギア ソリッド」(以下、MGS)とは、潜入をテーマに描かれたゲームで、全世界でシリーズ累計2770万本という驚異的な売り上げを記録している人気タイトル。その最新作である「メタルギア ソリッド ピースウォーカー」が4月29日に発売されることが決定し、4月7日にその完成披露発表会が行われた。今回はその様子をお届けしよう。

 完成披露発表会は二部構成に分かれ、一部ではコナミデジタルエンタテインメント 代表取締役・田中富美明氏、コナミデジタルエンタテインメント 専務執行役員 小島プロダクション監督・小島秀夫氏、ソニー・コンピューターエンタテインメント プレジデント・河野弘氏らによる挨拶が行われた。

 本作の監督でもある小島氏は、MGSシリーズの最新作である本作をPSPで開発した理由について「MGSシリーズを未体験の若い世代のプレイヤーに遊んでほしかった」と「将来的な実験をしてみたかった。ハイクオリティのグラフィックやサウンドに頼らず、新しいMGSを作りたい」という、ふたつの理由を述べ、挨拶を終えた。

wk_100407mgs01.jpgwk_100407mgs02.jpgwk_100407mgs03.jpg 左からコナミデジタルエンタテインメント 代表取締役・田中富美明氏、コナミデジタルエンタテインメント 専務執行役員 小島プロダクション監督・小島秀夫氏、ソニー・コンピューターエンタテインメント プレジデント・河野弘氏

さまざまな新システムが登場!

 第二部ではまずトレーラー映像が公開され、続いて小島氏が登場し、本作のプレゼンテーションが行われた。最初に現れたキーワードは“ピースマーク”。爆撃機がデザインされたピースマークは、武力によって平和のバランスを取っているという意味があり、本作のテーマでもある抑止力をイメージして、ピースマークを使っていると小島氏は語った。

 続いて小島氏より、携帯ゲーム機ならではの魅力が“潜友”というキーワードとともに発表された。小島氏は「友だち以上、親友未満の戦友。ゲームをやっているときは戦場なので、命の貸し借りをする戦友になってほしい」と語り、「ゲームのなかで助け合いをすることで、実際の友情も深まり、ゲーム内でのパラメータが上昇するようにもしている」と述べた。

wk_100407mgs04.jpgwk_100407mgs05.jpg 会場の様子はツイッターを通じて、会場に来られなかったユーザーにも伝えられていた

wk_100407mgs06.jpg プレゼンテーションはARシステムを採用しており、モニターにリアルタイムで処理されたCGが表示され、あたかもそこに敵兵がいて、小島氏を狙っているかのように映されていた

 次に現れたキーワードは“仲間”。本作では敵の兵士を麻酔銃などで眠らせたり、ホールドアップさせるなどして、敵兵にバルーンを取り付け、フルトン回収をすることで、仲間にすることが可能。フルトン回収された兵士は、海上にあるマザーベースに運ばれ、最大300人の兵士を集めることができる。集めた兵士や学者などは、さまざまな仕事に割り振ることができ、自分だけのマザーベースを作ることができると小島氏より発表された。

 続いて登場したキーワードは“強敵”。小島氏は「今回登場する敵にはマザーベースのサポートがあれば、ひとりで倒すことも可能。壊すだけなら簡単だけど、敵のパーツやチップをマザーベースに持ち帰り、科学者に渡すことができれば……。協力プレイでは持ち帰ったものをみんなで共有できるので、みんなで楽しむこともできる」と語った。

 そしてゲームジャンルをこれまでの“タクティカル・エスピオナージ・アクション”から“タクティカル・エスピオナージ・オペレーション”に変更することを発表した後、小島氏自らが作った映像が公開された。

 次に舞台に登場したのはサウンドディレクターの村岡一樹氏。村岡氏は「今回、オリジナルのボーカロイド音源を作成した。この音源を使うことで、AI兵器の歌声などを喋り声を作った。ボーカロイドの音源として菊池由美さんの声を収録させていただいた」と発表した。また、プレイヤー自身もこのボーカロイドの音源を使うことで、セリフや歌詞を作ることができ、いずれ歌詞コンテストを実施することなどが語られた。

wk_100407mgs07.jpg サウンドディレクターの村岡一樹氏
wk_100407mgs08.jpg ボーカロイドの音源作成のため、菊池由美さんには3〜4日、スタジオにこもっていただいたとか

おなじみのコラボ企画。あのゲームとのコラボも……!?

wk_100407mgs09.jpg 統括プロデューサーの今泉健一郎氏

 MGSシリーズではおなじみのコラボ企画について発表するため、統括プロデューサーの今泉健一郎氏が登場した。今泉氏から発表されたコラボ企画は、体力回復アイテムのドリトス メキシカン・タコス味をはじめ、気力回復アイテムのAXEフレグランスボディスプレー、回復アイテムのペプシNEXやマウンテンビューなどが発表された。また、ユニクロとのコラボとして14種類のUTが発表され、UTの商品タグに書かれている数字を入力することで、ゲーム内でアイテムを入手することができることなども語られた。続いて特別ゲストとして、株式会社スクウェア・エニックスの事務執行役員の橋本真司が登場し、スクウェア・エニックスとのコラボとして、スネークやAI兵器のフィギュアが製作されることが発表された。

wk_100407mgs10.jpg ドリトスで体力回復!
wk_100407mgs11.jpg UTを着て登場したのは「メタルギア ソリッド ピースウォーカー」製作に関わったスタッフたち
wk_100407mgs12.jpg スクウェア・エニックスの事務執行役員の橋本真司氏

 また、ゲームとのコラボとして、潜入アクションゲーム「アサシン クリード」とのコラボが発表された。エイプリルフールに発表されていた情報だったが、真実であることが小島氏より語られ、「アサシン クリード」内でも登場するイーグルダイブが行えることが明らかになった。

 続いた発表されたコラボは「モンスターハンター」。ティガレックスに立ち向かうスネークの姿が映像で公開され、会場は驚きの声に包まれた。さらにリオレウスの登場や、スネークの声優である大塚明夫氏による「上手に焼けました!」の声に、会場に歓声があがった。このコラボについて小島氏は「本作の舞台となるコスタリカといえば、「ジュラシックパーク」のロケ地。恐竜が出てもおかしくないので(笑)」と語った。

wk_100407mgs13.jpgwk_100407mgs14.jpg スネークが銃器でモンスターたちに挑む!

これからも進化を続けるMGS

wk_100407mgs15.jpg ミニライブも大盛況。すばらしい歌声に会場が包まれた

 最後に小島氏より「MGSはこれまで最先端のプラットホームで、その時代のいちばん高い技術を使って作ったきた。フィギュアスケートに例えるならば、無理をしてでも4回転ジャンプをしてきた。でも、今回は垂直方向ではなく、水平方向に挑戦した。ハードのスペックは退行したものの、ゲームデザインでそれを補うことで、新しいMGSが生まれた。今後は最先端のテクノロジーを使って、4回転、5回転のジャンプをしたい。ぜひご期待ください」と挨拶を述べた。

 小島氏の挨拶の後、「HEAVENS DIVIDE」を歌うDonna Burkeさん登場し、ミニライブが行われ、完成披露発表会は幕を閉じた。

「METAL GEAR SOLID PEACE WALKER」
対応機種PSP
ジャンルタクティカル・エスピオナージ・オペレーション
発売予定日2010年4月29日(木)
価格UMD版5229円/PlayStation Storeダウンロード版4700円
(C)Konami Digital Entertainment



Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

-PR-Game Shopping