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女子が女子を思う気持ちはこれほどか! アニメ「ブラック★ロックシューター」花澤香菜&沢城みゆきインタビュー (1/2)

アニメ「ブラック★ロックシューター」のアフレコを終えたばかりの花澤香菜さん、沢城みゆきさん、吉岡忍監督、監修を務めた山本寛さん、本作のプロデューサーである安藝貴範さんにお話をうかがった。

 50分にわたるアニメを上映会やDVD配布、ネット配信に雑誌付録といった様々な方法で届けるという、非常に斬新な展開が話題のアニメ「ブラック★ロックシューター」。2008年6月に、supercellのryoさんがニコニコ動画へ投稿した同タイトルの楽曲は再生回数300万回を超え、満を持してのアニメ化というだけに期待せずにはいられないところだ。

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 そこで早速、アニメのアフレコを終えたばかりのみなさんにお話を聞いてみた。今回お話をうかがったのは黒衣マト(くろい まと)を演じる花澤香菜さん、小鳥遊ヨミ(たかなし よみ)を演じる沢城みゆきさん、吉岡忍監督、本作で監修を務めた山本寛さん、グッドスマイルカンパニー代表取締役であり本作のプロデューサーでもある安藝貴範さんの5名。

wk_100510brs01.jpg 前列左から阿澄佳奈さん(ユウ役)、花澤香菜さん、沢城みゆきさん、吉岡忍監督。後列左から安藝貴範さん、山本寛さん、中村知子さん、咲乃藍里さん、村井かずささん、杉浦奈保子さん、高本めぐみさん

マトとヨミの会話を中心にストーリーは進む

―― 収録を終えた感想をお聞かせください。

花澤さん マトはすごく体力を使うというか、パワーの溢れている女の子で、そういう役を演じられてとても楽しかったです。あと、沢城さんとの会話がとっても楽しかったです。

沢城さん 2人の会話でほぼすべてのストーリーが進んでいくので、準備できないというか、相手のセリフを聴いて出るしかないなと思って臨みました。台本を何度も家で読み直して、そのシーンで何を残さないといけないのかだけは把握して、後はどのようにでもできるように読み込んでおいたんです。でも、実際に現場で声の入ったマトを聴くと、本当に子犬みたいで可愛いなと思い始めて、後はもうやることはないというか(笑)。可愛いな、好きだな、という気持ちでマイク前に立てばよかったので、本当に楽しい収録になりました。

吉岡さん 声が入ると遂にキャラクターに命が吹きこまれたって感じで、絵の方はまだ作業中なのですが、作品のもっと深いところに近づけるかなという印象を受けました。本当に、イメージにピッタリなみなさんでした。

山本さん ようやくアフレコまで漕ぎつけることができました。ほっとしています。残りの作業を、涙目で頑張ります(笑)。

安藝さん アフレコの現場で、作品ができていることを改めて実感しました。監督が当初おっしゃっていたイメージが、声が入ることで違わないものになった気がします。最初に作ろうと思ったものに忠実なものができていると思うので、お楽しみに!

―― 花澤さんと沢城さんに伺います。まだまだストーリーは謎に包まれた部分が大きいですが、ご自身が演じられたキャラクターについて教えてください。

花澤さん ヨミもマトも中学1年生の入学式から始まり、2年生まで物語の中で成長していくんですけど、マトは変わらずすごく元気で明るくて、天真爛漫な女の子です。監督から自然な演技をしてほしいと言われたので、そこは気をつけました。

沢城さん マトが太陽だとしたらヨミは月みたいな……。パワーは強い子なんですけど、外に放つというよりは内側に向きがちです。演じてみての実感は、物言いとか雰囲気が大人っぽいから、周りからはお姉さんみたいに思われているんだろうけど、実は相手に嫉妬したりするところは誰よりも子どもっぽいんです。大人の対応は全然できない子で、マトとの対比になるようなキャラクターとして居られるように気をつけました。(マトと)会話していって仲良くなり始めるとやっぱ嬉しくて、噛み合ってきちゃったりするので、そこが噛み合うような噛み合わないようなラインがあるといいという(監督からの)ご指摘もあって、行ききらないテンションでやらせていただきました。

吉岡監督とヤマカンからのリクエスト

―― 吉岡監督と山本さんに伺います。花澤さんと沢城さんへ、演技においてどのようなことをリクエストしましたか?

吉岡さん マトに関しては本当に元気で、いろんな希望を持った女の子として。ヨミはお姉さんのような、マトを見守って優しく包んであげるように、対照的に演じていただければという感じでお願いしました。

山本さん 小学生とか高校生はやりやすいんですけど、リアルな中学生って本当にやりにくいんです。ランドセルを下ろして普通のかばんを背負う時期で、心も身体も一番変わるタイミングだと思ったので、それをどう振るかですよね。そのジャッジは吉岡に任せました。それを花澤さんと沢城さんの2人が上手く判断してくださって、アニメの世界の中ですけど、見事にリアルな中学生を描いてくれたんじゃないかと喜んでおります。

―― 3月24日に開催された制作発表会で沢城さんは、花澤さんがマト、沢城さんがヨミを演じることについてイメージするキャラが逆じゃないかとおっしゃっていました。それを実際に演じられていかがでしたか?

花澤さん 家族のシチュエーションとかが自分と似ていて、すごくやる気のない感じの弟が居てそれが好きなところとか楽観的なところとかが何となく共感できて、スムーズに演じられたのかなと思います。ただ、もっとパワーを注入してくださいとディレクションしていただいたので、本番は勢いよくやりました。

沢城さん 最近太陽のパワーの子をやることが多かったんです。花澤さんって月のパワーをやる時に誰よりも光る方だという印象があったので、絵のイメージだけでそう思ったのか、彼女が太陽をやるのに私が月をやるんだなっていうことで発言したんだと思います。やってみるとマトは全然できないというか、むしろヨミの方に、私がシンクロする心情がたくさんあった。学生時代、あんなテンションだったなとも思ったり(笑)。私としては、ヨミをやらせていただけて本当によかったと思っています。

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