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画面が飛び出した! 「ニンテンドー3DS」ファーストタッチ体験リポート

E3会場で実際にニンテンドー3DSを触ってみた。プロトタイプの3DS本体で、デモプログラムを触った印象ながら、その第一印象がすこぶるイイ!

飛び出すというより、奥行が広がる印象

 ロサンゼルス現地時間、6月15日正午、世界最大のゲーム見本市「E3 2010(Electronic entertainment Expo 2010」が開幕となった。まずは速報として、今回のE3 2010で最注目されている任天堂の新型携帯機「ニンテンドー3DS」(以下3DS)を触ってきたので、その情報をお知らせしよう。

 任天堂ブースには、開幕直後から来場者(出店者、メディアを問わず)が殺到。朝イチで並んでもプレイまで2時間待ちという人気ぶりだった。

 3DSの試遊スペースには、数十台の3DSがズラリとならび、そのそれぞれでデモプログラムやデモ映像が動いていた。試遊時間は20分程度で、すべてを見てまわれたわけではないが、中には「もうこのまま商品になるのでは?」と思わせるようなデモもあり、期待感はより高まった。

 さて、ここからは実際に3DSを触ってみたうえでの印象を記していくが、あくまで今回公開されたのは、プロトタイプの3DS本体で、デモプログラムを触っての印象であるという点。その点を踏まえて原稿を読んでいただきたい。また、画面の接写は禁止であったので、それもご理解いただきたい。

 まず一番気になるであろう上画面に導入された“3D立体視”。これは、確かに映像が立体に見えていた。メガネなしでの立体視は、携帯機をいうことを考えると必須条件だったのだろうが、やはりわずらわしさがなくていい。立体具合としては、飛び出すというより、奥行が広がる印象。上画面の後ろに、まるで奥行きのある箱がくっついたような錯覚におちいる……と言えば伝わるだろうか。

 利点としては、3Dシューティング「スターフォックス64」のプレイデモなどではパッと見の敵の位置が分かりやすかったのが印象だ。本来立体データである3Dゲームの表現効果という意味では、かなり効果的だろう。ただし、どうも上画面をまっすぐ正面から見ないと、立体視の効果が薄れてしまうようだ。3D立体視と従来通りの2D表示は、上画面パネル右側のスライドスイッチでその度合いを調節可能なので、見にくい場合は、これを使用するといいのだろう。

 本体の性能としては、やはり画面の解像度の効果が大きく感じた。デモをプレイしていたうえでは「ゲームキューブのゲームをプレイしているみたい」な印象(※スペックは下記参照)。携帯機としてはかなり高い解像度であり、作り方次第ではかなりリッチな3Dグラフィックが見られるのではないだろうか。

 操作関係の強化では、スライドパッドの採用が大きいだろう。3Dにあったなめらかなアナログ入力操作ができるようになるだけでなく、空いた十字キーをほかの操作に割り当てることができるため、ボタンの数が足りずに窮屈な思いをすることからも開放されるだろう。ちなみに十字キーとA、B、X、Yボタンの押し具合は、DSiに近いものだった。

 ほかにも、3Dカメラやモーション/ジャイロセンサーの搭載、WI-Fi機能の強化など、従来のDSから大幅な進化を遂げた3DS。日本国内のゲーマーたちにも、一日も早くタッチ&トライを楽しんでもらいたい。

wk_1006163dsl01.jpgwk_1006163dsl02.jpg プレイを待つ人・人・人。1日中行列が途絶えることはなかった。実機で動く「どうぶつの森」や「マリオカート」「ゼルダの伝説 時のオカリナ」など、人気タイトルのデモ(操作は不可能)が用意されていた。サードパーティータイトルも「RESIDENT EVIL(バイオハザード)」といった、人気シリーズ作も開発が進められ、その片鱗を見ることができた

wk_1006163dsl03.jpg 動作するプロトタイプ機でのデモンストレーション。ホッピングに乗ったウサギが立体的なパネルを踏みながらゴールを目指すデモをプレイ上画面で3D立体視、下画面は2D表示と、同じ画面を違った形で視ることができた
wk_1006163dsl04.jpg 持参したDSiと大きさを比較。大きさ、厚さともに、ほぼ同じサイズとなっている

wk_1006163dsl05.jpgwk_1006163dsl06.jpg メタリックなカラーが先鋭さを感じさせる3DS本体(モックアップ)。本体のカラーバリエーションは3色。パッケージや専用カード形状は、現行のものとほぼ同型だが、カードの右肩にでっぱりがある

「ニンテンドー3DS」スペック

内容
本体サイズ 横約134mm、縦約74mm、厚さ約21mm(閉じた状態)
重量 約230g
上画面 3.53インチ
裸眼立体視機能つきワイド液晶
800×240ピクセル(横800ピクセルを左目用・右目用交互にそれぞれ 400ピクセル割り当てることで、立体表現が可能)
下画面 3.02インチ
タッチ入力可能
320×240ピクセル
カメラ 内カメラ1個/外カメラ2個
解像度はいずれも640×480(0.3メガピクセル)
無線通信 2.4GHz
ニンテンドー3DS同士の対戦プレイが可能
無線LANアクセスポイント経由でインターネットに接続可能(セキュリティーを強化(WPA/WPA2)した IEEE802.11対応予定)
ユーザーが能動的な操作を行わなくても、スリープ時に自動でニンテンドー3DS同士でデータを交換したり、インターネットからデータを受信する機能をシステムでサポート
入力(操作系) A/B/X/Yボタン、十字ボタン、L/Rボタン、スタート/セレクトボタン
スライドパッド(360度のアナログ入力可能)
タッチスクリーン
内蔵マイク
カメラ
モーションセンサー
ジャイロセンサー
その他入力 3Dボリューム…3D表示の立体深度をスムーズに変更可能
HOMEボタン…本体に内蔵される機能を呼び出す
無線スイッチ…ゲーム中でも無線をオフする事が可能
電源ボタン
コネクタ ゲームカードスロット
SDメモリーカードスロット
ACアダプタ接続端子
充電端子
ヘッドホン接続端子
サウンド 上画面左右のステレオスピーカー
タッチペン 伸縮可能(伸ばした状態で約10cm)
バッテリー リチウムイオンバッテリー
ゲームカード ニンテンドー3DS専用のゲームカード
サイズはDSカードと同等
容量は発売時点では最大2ギガバイト

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