総工費1億5000万円! 富士急ハイランドの「実物大エヴァ」を間近で見てきました日々是遊戯

富士急ハイランドで7月23日よりオープンする「EVANGELION:WORLD -実物大初号機建造計画-」。その最大の目玉である「1/1リアル・エヴァ」の内覧会に参加してきました!

» 2010年07月15日 20時53分 公開
[池谷勇人,ITmedia]

「デカい」以外に言葉が見つかりません……

 昨年の「等身大ガンダム」に続いて、今年の夏は「等身大エヴァンゲリオン」が注目を集めそうです。

 7月23日より、富士急ハイランドにオープンする新パビリオン「EVANGELION:WORLD -実物大初号機建造計画-」。そのメディア向け内覧会が15日、関係者を招いて行われました。

 中でも同バビリオンの目玉とされているのが、タイトルにもある「実物大初号機建造計画」。文字通り、劇中で主人公・碇シンジが搭乗することになる汎用ヒト型決戦兵器「エヴァンゲリオン初号機」を実物そのままのサイズで再現したもので、総工費はなんと1億5000万円(パビリオン全体)にも及ぶとのこと。はたして実物大の「エヴァ初号機」とはどれくらいのサイズなのか、以下、写真でご覧ください。

デ、デ、デカッ! それ以外の感想が思い浮かばないほどのデカさ

顔だけでもざっと4階建てのビルくらいの高さがあります

正面から見たところ。デカすぎてフレームに収まりきらない

 パビリオン内はウォークスルー型の企画展のようになっていて、「実物大初号機」が展示されているのはその終盤。展示コーナーそのものが、エヴァ初号機が普段格納されている「第七ケイジ(格納庫)」を再現した作りとなっていて、まるで自分がネルフ本部に足を踏み入れたかのような臨場感を味わうことができます。ちなみに初号機のサイズは、高さ約9メートル、幅約16メートルにも及ぶそう。

 残念ながら劇中の第七ケイジ同様、エヴァの胸から下の部分は赤い液体に浸かっていて見ることはできず、実物大と言っても実質は「胸から上だけ」の状態ですが、それでもこの迫力は相当なもの。お台場のガンダムのように「下から見上げる」のではなく、「顔と同じ高さ」で見られる分、威圧感についてはさらに増しているようにも感じました。

 展示中のケイジでは、エヴァ初号機の起動実験が今まさに行われているという設定で、劇中のBGMに合わせて照明がオレンジや赤に変化したり、初号機の口から煙が噴き出したりといったギミックも。細部まで作りこまれた初号機のリアルさも手伝って、「もし今これが暴走したらどうなっちゃうんだろう……」と心配になるほどでした。実際、こんなデカブツを前にしたらきっとシンジ君でなくても逃げ出したくなると思います。

胸から下は赤い液体に浸かっており、見ることはできません

音楽に合わせてライティングが様々に変わる演出も

口から煙(蒸気?)が噴き出す演出も見られました

 そのほかパビリオン内には、エントリープラグの操縦席に座って写真を撮ることができる「実物大コクピット」(1日の利用者数が限られているため、写真撮影には予約券が必要)や、「新劇場版 破」の名場面を富士急ハイランド用にリミックスしたスペシャル映像「EVA-EXTRA05Q」の上映シアター、原画のコピーや資料などを展示した「エヴァ・ミュージアム」など様々な展示があり、「エヴァンゲリオン」ファンにとってはたまらない内容となっています。

 同パビリオンは7月23日よりオープン予定で、利用料金は800円(フリーパス利用可)。5月に発売されたBlu-ray / DVD版「エヴァンゲリオン新劇場版:破」が非常に好調なこともあって、この夏は多くの「エヴァンゲリオン」ファンたちでにぎわうことになりそうです。

パビリオンの外観。初号機の横顔が目印です

館内にはレイやアスカ、カヲルたちの等身大フィギュアも

エントリープラグでの写真撮影には別途予約が必要とのこと

ゼーレ・モノリスを再現したコーナー。まさに誰得

エヴァ・ミュージアムでは貴重な資料や原画コピーなどを展示

壁面には各キャラクターの名場面や名台詞が並ぶ

エヴァ・スタジオギャラリーでは、「ヤシマ作戦会議室」や「アスカ、来日」「磔にされたリリス」など、劇中のシーンをそのまま切り抜いたグラフィックパネルを展示


内覧会当日は「エヴァンゲリオンレーシング」のレースクイーンたちも応援に駆けつけてくれました

ローソンのiPhone用ARアプリともコラボレーションしており、パビリオン付近でアプリを立ち上げると、実物大のエヴァ初号機を真下から見上げることが可能

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
先週の総合アクセスTOP10
  1. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  2. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  3. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  4. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  5. 田代まさしの息子・タツヤ、母の逝去を報告 「あんなに悲しむ父親の姿を見たのは初めて」
  6. 「遺体の写真晒すのはさすがに」「不愉快」 坂間叶夢さんの葬儀に際して“不適切”写真を投稿で物議
  7. 大友康平、伊集院静さんの“お別れ会”で「“平服でお越しください”とあったので……」 服装が浮きまくる事態に
  8. 妊娠中に捨てられていた大型犬を保護 救われた尊い命に安堵と憤りの声「絶対に許せません」「親子ともに助かって良かった」
  9. 極寒トイレが100均アイテムで“裸足で歩ける暖かさ”に 今すぐマネできるDIYに「これは盲点」「簡単に掃除が出来る」
  10. 「奥さん目をしっかり見て挨拶してる」「品を感じる」 大谷翔平&真美子さんのオフ写真集、球団関係者が公開
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ってみると…… 飼い主も驚きの姿に「もはや、魚じゃない」「もう家族やね」と反響
  2. パーカーをガバッとまくり上げて…… 女性インフルエンサー、台湾でボディーライン晒す 上半身露出で物議 「羞恥心どこに置いてきたん?」
  3. “TikTokはエロの宝庫だ” 女性インフルエンサー、水着姿晒した雑誌表紙に苦言 「なんですか? これ?」
  4. 1歳妹を溺愛する18歳兄、しかし妹のひと言に表情が一変「ちがうなぁ!?」 ママも笑っちゃうオチに「かわいいし天才笑」「何度も見ちゃう」
  5. 8歳兄が0歳赤ちゃんを寝かしつけ→2年後の現在は…… 尊く涙が出そうな光景に「可愛すぎる兄妹」「本当に優しい」
  6. 1人遊びに夢中な0歳赤ちゃん、ママの視線に気付いた瞬間…… 100点満点のリアクションにキュン「かわいすぎて鼻血出そう!」
  7. 67歳マダムの「ユニクロ・緑のヒートテック重ね着術」に「色の合わせ方が神すぎる」と称賛 センス抜群の着こなしが参考になる
  8. “双子モデル”りんか&あんな、成長した姿に驚きの声 近影に「こんなにおっきくなって」「ちょっと見ないうちに」
  9. 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほど様変わりした光景が379万表示「そこだけボッ!ってw」
  10. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」