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「FINAL FANTASY® XIV βテスト レジストレーションコード」が付属する日本HPのキャンペーンモデルPCで、どれくらい快適に遊べるのか検証してみた「ファイナルファンタジー」最新作への近道がここにある(3/4 ページ)

» 2010年07月27日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
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「ファイナルファンタジー® XIV」を快適にプレイできるPCとは!?

 さて、これまでは「ファイナルファンタジー® XIV」(以下、「XIV」)のゲーム内容について見てきたが、ここからはその快適なプレイを支えるPC自体の性能や品質について見ていこう。

 さまざまな面でパワーアップした「XIV」だが、PC(Windows版)では家庭用ゲーム機を上回る高解像度モードを備え、各種エフェクト処理もより精細にエオルゼアの世界を存分に楽しめる。PCで「XIV」を遊ぶために必要な動作環境はこちらの「動作環境インフォメーション」に詳しく紹介されている。ただ詳細なスペックが書いている半面、PCにあまり詳しくない人にとっては敷居が高く感じられるかもしれない。その点、日本HPの製品は「XIV」の動作に必要なスペックを満たしたモデルが用意されており、安心して購入できるようになっている。

 具体的には、上新電機・ソフマップ・ビックカメラ・ヨドバシカメラといった大手量販店で買える「ファイナルファンタジー® XIV 動作推奨認定モデル」があり、12Gバイトのメモリや4Tバイト(2Tバイト+2Tバイト)のHDDと充実したスペックを誇る。もう1つは、Web直販の「HP Directplus」で購入できる「HP Pavilion Desktop PC HPE 290jp/CT(夏モデル)ファイナルファンタジー® XIV 冒険Ready PCキャンペーンモデル」だ。こちらは店頭モデル以上に基本スペックが高く、さらに必要に応じてマシンスペックを変更でき、よりPCに詳しいユーザー向けのモデルとなっている。用途や購入先を選べるのは、ユーザーにとってうれしい限りだ。

 それでは、上記モデルのベースとなる「HP Pavilion Desktop PC HPE 290jp」について、詳しく見ていこう。

Core i7-980X Extream Editionも選べる充実のBTOメニュー

フラッグシップモデルの「HP Pavilion Desktop PC HPE 290jp」

 このHP Pavilion Desktop PC HPE 290jpは、日本HPが6月17日に発表したばかりの新モデルだ。夏モデルには、HP Pavilion Desktop PC p6000jpシリーズやs5000jpシリーズもラインアップしているが、HPEシリーズはIntel X58 Expressチップセットを採用したコンシューマー向けデスクトップPCにおいて最上位に位置するモデルであり、「エモーションID」と呼ばれるピアノブラック基調のケースデザインも高級感がある。特にケース前面の周囲にメルロートリムを配置しているのは、フラッグシップである290jpのみの特権だ。

 性能面で鍵を握るCPUには、4コア/8スレッドで動作するインテルのCore i7-960/930を搭載。発熱量や消費電力に余裕があると自動的に動作周波数をアップするIntel Turbo Boost Technologyに対応しており、最大3.46GHz/3.06GHzで動く。さらに本機では、インテルのコンシューマー向けCPUで最も上位となるCore i7-980X Extream Editionが選択可能だ。こちらは6コア/12スレッドの同時処理が行え、Intel Turbo Boost Technology適用時は最大3.6GHzまでクロックがアップし、3次キャッシュの容量も12Mバイトに増えている(Core i7-960や同930は8Mバイト)。CPUに900番台のCore i7を搭載していれば、マルチコア対応のゲームタイトルはいうまでもなく、シングルコア対応のゲームでも快適にプレイできるだろう。

 ゲームプレイを左右するグラフィックスカードも、GeForceブランドではGeForce GTX 260を筆頭にGT320/GT230、ATIブランドでは「ATI Eyefinityテクノロジー」と呼ばれる3画面の同時出力に対応したRadeon HD 5770/5570から選べる。いずれも1Gバイト以上のグラフィックスメモリを搭載(GTX 260は1.8Gバイト、GT 230は1.5Gバイト)済みで、前述したファイナルファンタジーXIV 動作環境インフォメーションの「推奨環境」を余裕でクリアしている。もちろん、ハイビジョンの動画再生が滑らかに行えるだけでなく、別途GPGPU対応のソフトウェアを用意すれば、動画編集もスムーズに処理できるようになる。

6コアを実装したGulftownことCore i7-980X Extreme Edition
980Xならば、6コア/12スレッドの処理が行える。タスクマネージャーに並んだ12個のボックスは圧巻だ
評価機のグラフィックスカードは、GeForce GTX 260を搭載していた。DVI端子が2基あり、HDMI変換アダプタが付属する

最大で24Gバイトもの大容量メモリを搭載可能

メモリモジュールは6枚まで装着できる

 そのほか、メインメモリの容量は最小でも6Gバイトとゆとりがあり、直販モデルなら最大24Gバイト(4Gバイト×6)と膨大な量を指定できる。HDDも最大4Tバイト(2Tバイト×2)に加え、同社独自の「HPポケット・メディア・ドライブ」を追加すれば4.64Tバイトの大容量ストレージを搭載可能だ。このHPポケット・メディア・ドライブはHPE 290jpの内部に収納できるだけでなく、2.5インチHDDの外付けドライブ(USB接続)としても使えるので、データの受け渡しも容易に行える。

 光学ドライブはBDメディアに記録が可能なBD-RE、読み出しのみ対応のBD-ROM、そしてDVDスーパーマルチドライブからの選択で、セカンドドライブにDVD-ROMかBD-REドライブを増設できる。こういった柔軟性の高さは直販モデルならではのアドバンテージであり、大きな魅力の1つである。店頭モデルはスペックが固定だが、いずれのパーツも粒ぞろいで、ゲームプレイやPCの処理スピードに不満を覚えることはまずないはずだ。

 ちなみに、下位モデルのHP Pavilion Desktop PC p6000jpシリーズやs5000jpシリーズでは、CPUが最高でも800番台のCore i7となり、グラフィックスカードもGeForce GT 320/315、Radeon 5570/5450(あるいはCPU統合のグラフィックス機能)にとどまるので、「XIV」を楽しむには少々心もとない。HDDも2Tバイトが選べないなど細かな部分で違いがあるので、「XIV」にあわせてPCを購入するのであれば、ぜひともHPE 290jpシリーズを選びたいところだ。

64ビットOSの採用で大容量メモリをフルに活用できる

Windows 7にはさまざまなエディションがある。自分の用途にあったものを選びたい

 このHP Pavilion Desktop PC HPE 290jpシリーズは、店頭モデルと直販モデルともに64ビット版のWindows 7を採用している。というのも、これまでの32ビット版OSで実際に活用できるメモリは3Gバイト前後に制限されてしまうからだ。64ビット版OSを使うことにより、前述の最大24Gバイトものメモリをフルに生かせるようになり、64ビット版に最適化されたフォトレタッチソフトや動画編集ソフトウェアでは、大容量メモリを使うことで処理速度の向上が期待できる。Windows 7ではメモリやストレージの使用量などのリソースを大幅に減らして、利用時の大幅な体感速度のアップを図っており、高速なCPUとあわせてレスポンスは軽快だ。

 一方で64ビット版と聞くと、従来の32ビット版アプリケーションは動くのだろうか……と心配する人がいるかもしれない。しかし、Windows 7では「WOW64(Windows On Windows 64)」という仕組みを導入することで体感速度を落とさずに実行可能だ。しかも、Windows XPや32ビット環境でしか動作しないゲームタイトルも、仮想環境の「Windows XP Mode(XPモード)」が用意されているので安心してほしい(XP ModeはProfessional/Ultimateの各エディションで利用でき、Windows XPの追加ライセンスも不要)。

 なお、直販モデルのOSは標準で64ビット版Windows 7 Home Premiumとなっているが(店頭モデルは64ビット版Windows 7 Professional)、BTOでは64ビット版UltimateやProfessionalに変更できるので、用途に応じてアップグレードすればいいだろう。

エモーショナルIDを導入した高級感のあるケースを採用

 ピアノブラックに彩られたミドルタワーケースは、サイズが170(幅)×420(奥行き)×385(高さ)ミリと比較的コンパクトながら拡張性に富んでいる。5インチベイが2基、3.5インチベイを2基備えるほか、ケース前面中央に着脱可能なポケット・メディア・ドライブベイがある。拡張スロットはPCI Express x16×2、PCI Express x4×1、PCI Express x1×1と、microATXフォームファクタとしてはまずますの構成だ。

 前面端子も充実しており、上部に2基のUSB 2.0と15 in 1対応メモリカードスロットが、下部のカバー内にUSB 2.0とヘッドフォン、マイク端子が並ぶ。光学ドライブもカバーが付いているので、未使用時はすっきりとした外観を維持できる。フロントパネル中央には電源オン時にHPロゴが光るイルミネーションロゴを導入し、電源ボタンや電源ランプに青色LEDを使用するなど、細かな部分にもこだわりが感じられる。このあたりのギミックは、下位モデルのs6000jpやs5000jpシリーズで省かれており、BTOでUSB 3.0ボードが追加できるのもHPE 290jp/CTならではのメリットといえる。

 なお、サウンド機能はチップセット内蔵のIntel High Definition Audioで提供される。8.1チャンネルオーディオに対応し、光デジタル音声入力/出力端子を装備する。

ケース前面上部にメモリカードスロットやUSB端子がある。ドライブベイや下部にある端子にはカバーが用意されている
側面のカバーは、背面にあるネジを回すだけで取り外せる。内部スペースは比較的余裕があり、メンテナンスも容易だ
4基のUSBや2基のeSATA、ギガビット対応の有線LANに光デジタル音声出力と、豊富な端子が並んでいる

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Gamez 編集部/掲載内容有効期限:2010年8月26日