これは遊んでみたい! ラジコンカーと車載カメラで「リアル」レースゲーム日々是遊戯

海外のファンが制作中のレースゲーム「Racer」をご紹介。もちろんただのレースゲームではありません。

» 2010年08月11日 19時58分 公開
[池谷勇人,ITmedia]

これは遊んでみたい!

 以前紹介した「走るアウトラン筐体」もスゴかったですが、海外のマニアがまたおかしなものを作っているようです。

 主な材料は、古いレースゲーム筐体とラジコンカー、ビデオカメラ、そして大量の段ボール。カンのいい人ならこれだけで何を作っているか想像がついたんじゃないでしょうか?

 そう、このゲームの正体はズバリ、車載カメラの映像を使った「リアル」レースゲーム。ラジコンカーにはカメラが搭載されていて、プレイヤーはカメラの映像をモニタで見ながら、まるでレースゲームで遊んでいるかのようにラジコンカーを運転できるというわけ。もちろん専用のコースもちゃんとあって、大量の段ボールはこのための材料だったのですね。

キャビネットは古いレースゲーム筐体を再利用
こうして見ると、ホントにレースゲームみたい

コースはすべて段ボールで作られているそう

 現時点でのバージョンは「0.2」とのことですが、公式サイト(http://racer.sputnic.tv/)の動画を見るかぎり、メニューやタイム表示といった基本的なインタフェースはすでにできており、このままでもレースゲームとして十分に遊べそうな印象。ハンドルの動きに合わせてシートが動くギミックもあり、ゲームセンターに置いてあったら普通に人気が出そうです。現状ではマシンがひっくり返ってしまった場合、自分では起き上がれないのでサポートする人間が必須ですが……。

 今後のロードマップとしては、フォースフィードバックの採用やコースデザインのブラッシュアップ、マシン転倒時の自動復帰機能などが計画されているそう。さらにはなんと「ブーストアイテム」の追加も予定されているとのことで、一体どこまで進化を遂げるのか見てみたいものです。


独自の構造により、十分な強度を実現しています
この中をラジコンカーが爆走します

RACER DEMO 0.1 - video game mashup from sputnic on Vimeo.

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