感動、興奮、そして熱狂！ 人気曲「だらけ」のミニライブ！ 「WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!!12 エンディングステージ」in ワンダーフェスティバル2010[夏]

ワンダーフェスティバル2010[夏]、マックスファクトリー、グッドスマイルカンパニー共催イベントステージに栗林みな実登場。クライマックスを見事に飾った。

[OH編集部，ITmedia]

　7月25日、世界最大規模のガレージキットの展示・即売イベント「ワンダーフェスティバル2010[夏]」にてマックスファクトリー、グッドスマイルカンパニー共催イベントステージ「WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!!12」が開催された。

　多くのアーティスト、声優、関係者が登壇し、大いにイベントを盛り上げたこのステージのエンディングステージに、歌手・栗林みな実が登場。大ヒット・ナンバーを熱唱し、イベントのクライマックスを見事に飾った。

神セットリストでファン涙目！

　オープニングを飾ったのはシンガー・栗林みな実を世に知らしめた大ヒットゲーム「君が望む永遠」、そのTVアニメ版OPテーマ「Precious　Memories」。爽やかなメロディと切ないラブストーリーを盛り上げる歌詞が印象的な、ライブでの人気曲だ。

　いきなりのド定番ナンバーに、俄然沸き立つ会場。ステージ演出も気合満点、山もりのスモークでライブを盛り上げる。可憐に白いワンピースを翻しつつ、満面の笑顔を会場に投げる栗林は、引き続き「舞-HiME」OPテーマ「Shining☆Days」を披露する。

　これまたライブでも大人気の、アップテンポなポップ・ナンバーだ。四つ打ちのリズムと軽快なギターリフが疾走感とグル―ヴ感を生み出す。

　そして何と言ってもサビの「♪あの日と同じ〜」という部分の掛け合いもバッチリ決まって、さらに会場の盛り上がりは加速する。

　ここでさらに投下されるのが、「クロノクルセイド」OPテーマ「翼はPleasure Line」というからたまらない。前曲と同じくアップテンポなロック・ポップだが、曲の至るところにバッチリ挿入されるキメとプログレッシブな間奏が、何ともカッコいい人気ナンバーだ。

　栗林みな実といったら「コレ！」といわんばかりの人気曲のオンパレードに、歓喜、絶叫、そして感動のステージが繰り広げられた。

最新ナンバーで迎えるフィナーレ

　司会の鷲崎健とのトークでは、ワンフェスと言う事で栗林みな実が演じた「君が望む永遠」涼宮遙をはじめ、今まで関わってきたアニメキャラのフィギュアを脇に置きながら行われた。

栗林は、「人間ってすごいなと見るたびに思います！　私、昔置物を紙ねんどで作った時なんか、立たせる事すらできなくて……」と、予想以上に不器用なことを告白し、鷲崎から「置物って、土台から作るものなのに！」と驚かれてしまうのだった。

　トークを挟んで、最後に熱唱したのは最新シングル「冥夜花伝廊」（めいやかでんろう）。同曲は、現在月一ペースで放送中のTVアニメ「刀語」のOPテーマとして、すでに高い人気を得ている曲だが、栗林曰く、「今まで歌ってきた中で、一番難しい曲なんです」との事。確かに独特のタイミングで入ってくるキメや、頻出する転調が印象的な「冥夜花伝廊」。オリエンタルな香りを漂わせつつ、エッジの利いたハードなギター・サウンドがプログレッシブ・ロックを彷彿とさせる複雑な曲調だが、いざライブで歌うとなると、「難しい」なんて微塵も感じさせず、華麗に歌いこなす。

　バックのスクリーンに流れる「刀語」の映像とともに、幽幻な音世界を幕張の地に現出させるのだった。結果的に披露した4曲全てが、誰もが聴きたい「栗の子（栗林のニックネーム）マスターピース」となったエンディングステージ。世界最大級のイベントのクライマックスを飾るにふさわしい、充実のミニライブとなった。

「WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!!12　 エンディングステージ」in ワンダーフェスティバル2010[夏]
1.	Precious　Memories
2.	Shining☆Days
3.	翼はPleasure Line
4.	冥夜花伝廊