和歌山市とのタイアップ「雑賀孫市と雑賀衆のまち」を配信――「信長の野望・天道 パワーアップキット」

タイアップダウンロードコンテンツ“和歌山市「雑賀孫市と雑賀衆のまち」”を配信。

» 2010年12月22日 20時02分 公開
[ITmedia]
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 コーエーテクモゲームスは、Windows用歴史シミュレーションゲーム「信長の野望・天道 パワーアップキット」において、和歌山市とのタイアップダウンロードコンテンツの無料配信を開始した。

 今回配信されたのは、和歌山県和歌山市にゆかりの「雑賀衆」にまつわる3名の武将データ(「信長の野望・天道」本体のみのユーザーも楽しめる)となる。“織田軍を震え上がらせた狙撃の名手”的場昌長をはじめ、“鉄砲戦術を極めし者”佐武義昌、“津田流砲術の伝承者”奥 重政が追加される。

的場昌長(まとば まさなが:1550〜1599)
紀州の豪族。石山合戦で雑賀衆とともに織田軍と戦って勇名を馳せる。敵陣の奥深くまで忍び込んで狙撃・逃走を繰り返す戦術で数多くの敵将を討ち取り、「小雲雀(こひばり)」の異名で恐れられた
佐武義昌(さたけ よしまさ:1538〜1620)
紀州の豪族。石山合戦で鈴木重秀とともに織田軍を翻弄するなど、数多くの合戦で戦果をあげた。雑賀荘で内紛が起こった際、窮地に陥った重秀を救ったといわれている
奥 重政(おく しげまさ:1560〜1612)
紀州の豪族。津田算正・算長父子に砲術を学び、数年で奥義を極める。雑賀衆とともに各地を転戦して織田信長・羽柴秀吉を苦しめる。のち浅野幸長に請われて、浅野家に砲術を伝授した

 和歌山市は、司馬遼太郎の小説「尻啖え孫市」で有名な雑賀孫市のふるさと。雑賀孫市は、石山合戦において雑賀衆を率いて大坂本願寺へ入り、織田信長の軍勢を苦しめた武将で、先述した小説でも雑賀崎にその居城があったことになっている。なお、城下町が開かれる以前の現在の市街地一帯が「雑賀」と呼ばれていた。

「信長の野望・天道 パワーアップキット」
対応機種Windows XP/Vista/7
ジャンル歴史シミュレーションゲーム
発売日2010年12月17日(金)
価格6090円
(C)TECMO KOEI GAMES CO., LTD. All rights reserved.


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