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日々是遊戯:誰もが一度はやった「カセットフーフー」。あれってどういう原理?

接触の悪いカセットを取り出して、端子部分に息をフーッ! ファミコン時代には、これで大抵のカセットが起動するようになったものでした。でも、あれって一体どういう原理?

やりすぎは故障の原因

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 ファミコン世代なら、たぶん誰もが一度はやったであろう「カセットフーフー」。端子の接触が悪く、カセットが正常に起動しない時でも、端子部にフーッ! と息を吹きかけると、不思議と起動するようになったものでした。

 でも、これってどういう原理だったんでしょうか? かなり今さらではありますが、Yahoo! 知恵袋に「ファミコンのカセットをフーフーすると接触が良くなるのはどういう原理なのですか?」という質問が投稿されていました。おおっ、もしかすると長年の謎が解けるかも!

 寄せられた回答によれば、カセットフーフーの効果は主に二つ。ひとつは「端子部のホコリが飛ぶから」、もうひとつは「息に含まれる水分が金属端子部に付着し、一時的に電気の伝導効率が上がる」というものでした。確かに市販の接点クリーニング剤も、「1:ホコリを取り除き」、端子表面の酸化皮膜を分解することで「2:伝導率を上げる」のが目的ですから、「息を吹きかける」というのはその両方をいっぺんに解決してくれる、一見理にかなった行為に思えます。一応、そのほかの回答として「気安めプラスおまじない」というのもありましたが、原理を考えると、おまじない以上の効果は確かにあったと言えそうですね。

 ただ、だからといって安易にカセットフーフーに頼るのは考えモノ。昨年、任天堂も「スーパーマリオ25周年特設サイト」で呼びかけていましたが、現在では、端子部に息を吹きかけるという行為は、長期的に見るとサビの原因になりやすく、結果として金属端子の寿命を縮めてしまうとされています。回答者も「金属端子部に水分が付くと、酸化膜が形成されて、結果的に接触不良が悪化します」と指摘しているように、やはり接点部分のクリーニングにはちゃんと市販のキットを使った方がよさそうです。

 なお、これはファミコンに限らず、金属端子を持つハードすべてに共通して言えること。すいません、筆者も今後は安易にフーフーしてしまわないように気をつけたいと思います。でも、ついついクセでやっちゃうんだよなぁ……。


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