ISA社・ヘルガーン社合同会社説明会開催! 勝つのは一体どっち?――「KILLZONE 3」発売記念イベントリポート(1/2 ページ)

キルゾーンの発売記念キャンペーン「キルナビ2012」の、投票結果がついに明らかになる。デモプレイによる両社の直接対決も実現!

» 2011年02月24日 15時59分 公開
[蒼之スギウラ,ITmedia]
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 ソニー・コンピュータエンタテインメントは2月23日、渋谷WWWにて、24日に発売となるプレイステーション 3「KILLZONE 3」の発売記念イベントである「ISA社・ヘルガーン社合同会社説明会」を開催した。

 「KILLZONE」シリーズは、大人数によるオンライン対戦プレイ、ハイレベルな敵AI等を、高いバランスで完成度実現しているゲームシステム、そしてPS3のCellプロセッサをフルに活用した、重厚で美麗な映像により、世界中で非常に高い人気を得ているFPSゲームシリーズ。「KILLZONE 3」は、その最新作となる。


 本シリーズのストーリーは、地球から端を発する惑星統治組織「ISA」と、惑星ヘルガーンを本拠地として、ISAに戦争を挑む「ヘルガーン」による、惑星間の戦いを描くもの。

ISA社採用担当者のテレンス・リーさん
ヘルガーン社採用担当の乃亜さん

 今回の発売記念イベントは、ISA社とヘルガーン社による、地球に住むゲーマー達への“採用活動”として行われた。このキャンペーンでは、本キャンペーンの公式サイト「キルナビ2011」にて、両社のエントリー数対決も行っており、その結果もこちらのイベントにて公開された。

 本記事では、それぞれの会社の部隊を率い、採用担当を務めるテレンス・リーさん、乃亜さんが登場したイベントの様子を、細部までお届けする。

ISA社・ヘルガーン社、勝つのはどっち!? ついにキャンペーンの結果が明らかに

 会場となった渋谷WWWは、打ちっぱなしの壁に、青と赤のライトに照らされ、就職説明会、というよりも「ここが戦場だ!」といった雰囲気であった。

 入隊を希望して集まった来場者たちも、どことなく緊張した様子だったが、開場のコール&小気味の良い音楽とともにプロモーションビデオが流れると、そこかしこから感嘆の声が上がっていた。


Guerrila GamesのHerman Hulst氏

 まず本作に関する簡単な解説がなされた。その最後には、本シリーズの開発を手がけるGuerrila GamesのHerman Hulst氏による、ビデオレターも公開された。

 Herman氏は「この“キルナビ 2012”は、この銀河系をあなたの手に収める、最大のリクルートチャンスです。あなたがこの“KILLNABI 2012”の勝者となり、24日には楽しく本作を遊んでいただけるよう、願っています」と、入隊希望者を激励した。

 今回のメインキャストとなる、ふたりの採用担当、兼各社の指揮官である、テレンス・リーさんと、乃亜さんがそれぞれ登壇した。

貫禄ある敬礼を決めるテレンス・リーさん。来場者たちもそれに合わせて敬礼をしていた
教官の制服にタイトなスカート姿の乃亜さん。はまり役とはまさにこの事だろう

 ちなみに今回のキャンペーン「キルナビ2012」では、Webサイト上での事前エントリー数をISA社とヘルガーン社で競っている。今回その結果が発表されるが、この結果で負けた側は、勝った側の言う事を聞き入れる、といったルールになっているのだ。これは負けられない、というわけでここからは両社のアピールタイムへと入った。

 まずはテレンス・リーさんより「今日の説明会では、皆さんに我がISAが、どれほど素晴らしい会社であるかを、理解していただけると思う」と発言。続いて、求める人材に関して「我がISA社は、しぶとく、熱いハートを持った人間を求めている。戦場で勝つことは、即ち生き残ることであり、生き残らなければ何の意味も無い。今日ここに集まっている諸君には、是非我がISA社に来ていただきたいと思う。以上だ!」と、迫力たっぷりにアピールした。

 それに対して乃亜さんは「今日は、ヘルガーン社の繁栄のために集まってくれてありがとう。今日はよろしくね」と、やや物腰柔らか。採用方針としては「我がヘルガーン社の求める人材はただひとつ。憎きISAを殲滅できる存在よ。“正義とは即ち勝利”と考える者は、我がヘルガーン社にいらっしゃい」と、威圧感はそのままに、それと同量の色気を振りまいていた。

 両者ともに一歩も譲らない姿勢の中、ついにキャンペーンの参加登録数が発表された。

ISA社が4378票、ヘルガーン社が4896票で、ヘルガーン社の勝利となった

 その結果は、ISA社が4378票、ヘルガーン社が4896票を集め、ヘルガーン社側が500以上の差をつけての勝利。これにはテレンス・リーさんも、少しうなだれてしまった様子。

 そして、この負けには「何でも言うことをひとつ聞き入れる」という条件が課せられており、テレンス・リーさんはそれに従う事になるのだが、提示された条件はなんと「お姫様抱っこをする」という物だった。


“不本意ながら”要求を受け取ったテレンス・リーさん。笑顔に見えるのは、気にしないでおくべきだろうか

 罰ゲーム、と呼べるか疑問な罰ゲームの執行が終了した後に、テレンス・リーさんは「不本意ではあるが、致し方ない」と、笑顔で発言。よく考えたら、採用イベントを合同で行なっているあたり、地球上での2社は割と仲は良いのかもしれない。


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