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香山氏の語る「セガ3つの世界一」への指針
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既報の通り，本日（6月5日），セガは本社においてこれからの「コンテンツ戦略」について，発表会を行った。
まず全体の戦略について，同社の特別顧問であり共同最高執行責任者(CO-COO)の香山哲氏が“コンシューマーソフト”“アミューズメント”“ネットワークゲーム”それぞれについて，「世界一を目指す」ことを強調。
特に“コンシューマーソフト”では，「3つのマルチプラットフォームすべてにソフトを供給する体制が整っている」と説明した。またセガが「ソフトを世界中で売れるブランド力を持つ」ことを挙げ，同分野での世界一は近々達成可能であることも示唆した。
具体的には，セガ全体で，2002年に1,270万本，2003年に2,300万本，2004年に3,000万本の販売数を目指す。
次に“アミューズメント”においては，“ロケーションでしか実現できない”スペックになるという新基板「NAOMI3」が，開発の最中であることを発表。また5月に行われた「バーチャファイター4」のロケテストも，期間中，最高の収入を得るほどに好調だったことも明らかにしている。
最後の“ネットワークゲーム”では，既報の通り「オープンデバイス」戦略を提唱。PS2とDCのほかに，現在マイクロソフトや任天堂とも折衝中だという。また，対応ソフトも「あつまれ！ぐるぐる温泉」ほか，「PSO」「ダービーオーナーズクラブ」「エアロダンシング」「セガスポーツオンライン」と，多くの名前が同戦略の対象として明らかにされた。
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