1999年1月25日
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は1月23日,プレイステーションと連動する小型PDA「PocketStation」(ポケットステーション)を発売した。 ポケットステーションの価格は3,000円。色はホワイトとクリスタル(スケルトン)をラインアップ。ロゴの入ったストラップも付属する。 発売が1カ月延期され,ファンが心待ちにしていただけに大人気だったようだ。秋葉原では,お昼くらいには「ポケットステーション売り切れました」の張り紙をいくつか見ることができ,東京の郊外の大型玩具店,チェーン店でも23日のうちには初回入荷分はなくなったという。 翌24日の日曜日にも,雨が降る中,「ぽけっとすてーしょん,ありませんかぁ?」と,小学生が秋葉原を探し回る姿を多く見た。SCEでは,初回出荷数を発表してはいない。
それよりも,複数のショップで取材したところ,「ポケットステーションにソフトが入ってないとか,時計以外の機能がないのか,という問い合わせがいくつかあって,説明に苦労した」という話があった。 ご存知のように,ポケットステーションは,プレイステーションのメモリーカードとして15ブロック分の情報を記録可能。そのブロックにプレイステーションからプログラムをロードすることで,ゲーム機として遊ぶことができる。対応ソフトは「ストZERO3」(カプコン)など。 [原 毅彦,ITmedia] |
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