「東京ゲームショウ2004」アトラスブースにて，9月26日，PS2「デジタル・デビル・サーガ 〜アバタール・チューナー2〜（DDS2）」の声優イベントが開催された。

「DDS2」は，今年夏に発売された「デジタル・デビル・サーガ 〜アバタール・チューナー〜」の完全続編。「楽園」と夢見た場所にたどり着いた主人公・サーフたちの新たなる戦いが楽しめる。発売は2005年初頭だ。

　会場で開催されたイベントには，この「DDS2」に声優として参加する緑川光さん（ヒート役），冬馬由美さん（アルジラ役），野島健児さん（サーフ役）の3人が登場。発売が決まり，期待が高まる「DDS2」の“聴きどころ”について語ってくれたぞ。

　まずサーフ役の野島さんは，前作ではサーフがしゃべらなかったため，意外にも今回が初登場。2では「バリバリしゃべりまくります（笑）」（野島氏）とのこと。

　その野島さんが一番苦労したのは，悪魔化したときの声。「ウァーって悲鳴っぽい声を出したあと，スタッフさんから『実はもう一段階が上があって……』と言われてしまい，愕然としました（笑）。僕の人生の中で出したことのない“声”……というか“音”を出しましたよ」と苦笑いしていたぞ。

　この点は緑川さんも冬馬さんも同意しているようで，「悪魔化したときの声，というのが想像できなかったので，悲鳴っぽいのを試しにやってみたら『その声でセリフをお願いします』って。頑張りましたが……どうでしたでしょう？」（冬馬さん）とそのときの苦労話を聴かせてくれた。

　最後には「DDSを遊んだ人は絶対にDDS2をやった方がイイと思いますよ！」（緑川さん），「技術の進化に応じて台本の数もどんどん厚くなっているのですが……（笑），それだけ皆さんの期待が大きくなっていると思い頑張りました。応援ヨロシク！」（冬馬さん），「僕の今までにない“音”を楽しんで下さい！」（野島さん）とファンにメッセージを送ってくれた。ぜひこの言葉を噛みしめつつ，DDS2の発売を楽しみにしていよう！