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「Revolution」――任天堂の次期ゲーム機は無線LAN内蔵

» 2005年03月11日 07時44分 公開
[ITmedia]

 米サンフランシスコで開催のGame Developers Conferenceで3月10日、任天堂の岩田聡社長が基調講演を行い、「Revolution」と呼ばれる同社の次世代ゲーム機は無線LAN機能内蔵になると明らかにした。

 RevolutionのプロセッサはIBMが開発したコードネーム「Broadway」を採用、グラフィックチップセットはATI製のコードネーム「Hollywood」を搭載。これまでは不可能だったゲーム体験を提供すると岩田氏は話している。無線LAN機能のほか、現行モデルとの後方互換性も備える。

 また、近くニンテンドーDSのユーザー向けに無料の無線LAN接続サービスを提供予定であることも明らかにした。ニンテンドーDSの無線LANプロトコルにより、世界中のユーザーと相互に無線接続できるようになると岩田氏。サービスは年内に開始予定で、家庭や公衆無線LANホットスポットがニンテンドーDSで利用できるようになる。社内開発チームでは現在、無線LANに対応した「Animal Crossing」ゲームを開発中。

 ニンテンドーDSは発売から16週間で日本と米国での出荷が400万台を突破。欧州での発売も控え、3月末までには600万台に達すると見込んでいる。

 任天堂は5月に開かれるElectronics Entertainment Expoで、RevolutionとニンテンドーDSの無線LANサービスについてさらに詳しい情報を公開する予定。

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