サクラを想い「薔薇組」ミニミニライブショウ華麗に開催!

薔薇組の清流院琴音と丘菊之丞が、あなたのために歌う魅惑のパーティへようこそ!!

» 2005年01月31日 18時30分 公開
[加藤亘,ITmedia]

 1月29日(土)、池袋にある太正浪漫堂にて、「Sakura Cafe ミニミニライブショウ10 薔薇組:矢尾一樹&松野太紀 〜サクラを想う〜」が開催された。薔薇組とは「サクラ大戦」に登場した、一応陸軍エリートで構成されたとてもベルサイユの薔薇っぽい人々のことで、本人達曰く男子トイレに住みついている妖怪とのこと(笑)。当日は地下から這い出た見目美しい薔薇組の清流院琴音(役:矢尾一樹)と丘菊之丞(役:松野太紀)が、計4回にも渡って、客席狭しと華麗に舞い歌い上げた。来場者全員にはお約束の「お箸」のお土産付き。着席できた方にはドリンクと軽食もサービスされた。

ライブショウの流れはざっとこんなもの♪

 当日の流れをざっと説明すると、会場が暗転するとどこからかナレーションが聞こえてきて、薔薇組結成の裏話が語られるところから始まった。

 1997年11月、サイパンのプールサイドで矢尾氏が広井王子氏に、歌謡ショウへの出演を申し出たのだが、ゲームに出ていない限りは無理だと断られ、「じゃあ出してよ」という展開になったと暴露。花組は女性なので「心は女」というキャラにしようと、ブランデーとコーラに酔い、朝方徹夜の勢いでトントン拍子に決まったのだという、嘘か誠かわからない話が広井氏と矢尾氏の掛け合いで展開される。矢尾氏曰く、「仕事は自分の力で取る!」ということらしい。こうして薔薇組は誕生し、歌への導入部を笑いで飾った。ちなみに計4回あったショウの最後、4回目には広井氏も実際に登場するサービスも!

 続いて照明が入ると、その動きにくさと暑さと派手さが際立つ、ベルサイユの薔薇っぽい衣裳で矢尾氏演じる清流院琴音と、スリットから見える太ももがセクシーな松野氏演じる丘菊之丞が、「恋の発車オーライ」を歌いながら会場中を動きまわる。

 「恋の発車オーライ」のあとはMCで一休み。会場中を爆笑の渦に巻き込むトークを展開する。本日4回ステージがあるというのに、すでに息切れぎみなほど飛ばしていた。トークの内容は薔薇組誕生秘話や、最初に参加した歌謡ショウのパンフ掲載写真についてなど。

すごくかっこよくキメている矢尾氏をよそに、あまりにも脱力した顔でパンフに掲載されたことを悔しがる松野氏。今回、その姿をこんな感じだったと自らが再現(笑)

 軽妙なトークのあとはコマーシャルソングかと思えるほど短い「ウチャ喜びの歌」「心は砂漠のように」を歌い、松野氏の単独ライブへと引き継がれる。とはいえ、やはりこちらもあまりにも短い歌ばかりなので本人はご不満だったようで、その腹いせか、来場者へのセクシー(?)ショットを連発。「ウソつきオウム」「さくら」と歌い、客席を別の意味でも魅了した。

 バトンタッチで今度は矢尾氏が重い衣裳を脱いで再登場。いくぶん軽くなったせいか、こちらも軽快に「流れる」「南風GOGO」を歌い、会場中を走り回る。「南風GOGO」では会場に遊びに来ていた桐島カンナ役の田中真弓さんも一緒に歌うひとコマも。ちなみに同じ回には神崎すみれ役の富沢美智恵さんも来場して楽しんでいた。

脱皮して軽量になった清流院琴音(笑)。実はベルバラ風衣裳を脱ぐのはこれが2回目だという。年々、これを着るたびしクリーニングに出すのだが、洗うたびに丈が短くなっていっているのだとか

 再び2人が合流し、妄想コーナーへと突入。各回によって曲目が変わるが、今ステージでは「怪人デベソ」と「紅トカゲの歌」を歌う。ちなみに2回目では「あなたのお気に入り」と「ヨーデル妄想」を。3回目では「ラジオでもやらない体操のこと」と「サボテンマンボ」を。4回目はこの中から好きなものを選んで歌う構成になっていた。

松野氏のかぶりものは紅トカゲのつもりらしい……

 最後は「美しきものたちよ」と「未来の兄弟達へ」をフルで熱唱。途中、「仁義礼智忠信考悌」の8文字を使ったあいうえお作文を披露し、会場を笑いの渦に導いていた。

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