“神さま”になったITmedia(1/2 ページ)
神だ、魔法だ、いかずちだっ! 3月15日〜3月28日の間で行われた、ゲームキューブ用RPG「ホームランド」のβテストに、ITmedia Gamesも「神さまプレイ」で参加してみたのでした。
ゲームキューブのRPG「ホームランド」については、これまで4回にわたって紹介してきたので、ITmedia Gamesの読者ならば概要はご存じだろう。全部読み切っていない、という方は、この記事の最後にある「関連記事」項目を参照していただきたいが、このタイトルは、久々に筆者の心の中へクリーンヒットを放ったゲームである。
3等身のキャラクターのかわいさに惹かれたのはもちろんだが、おもしろいはそのゲームシステム。クエスターたちが手をつないでいくと、その“手つなぎ”したクエスターの能力が先頭のキャラクターに集まり、より強くなっていくのだ。
また、ホームランドはネットワークプレイに対応しているが、いわゆる“ネトゲ”とはちょっと違う。よくあるのは、会社側で運営しているサーバにログインし、友達とクエストを楽しんだり、レベルを上げていったりというパターンだが、ホームランドの場合は、ユーザーの持っているゲームキューブに作られた“ホームランド”にログインして楽しむのが基本。しかもホームランド内で物語をクリアするとリスタートがかかり、それまでの経験値もレベルも最初の状態に戻る。みんなイチからやり直し、になるのだ。
ただしこの場合、同じ物語が繰り返されるわけではなく、どんなナゾや事件を解決したかに応じて物語が変化していくので、似たようなストーリーのように思える展開でも“ちょっと違うお話”になっている。このあたりはさすが、「不思議のダンジョン」シリーズを作ったチュンソフトだな、と思う。
また、クリアした時には「ビッグ神さま」から「クリアポイント」が与えられ、クエスターの種類を増やしたり、アクセサリを購入することができるようになるほか、クリアポイントに応じてアイテムもプレゼントされる。このため、何度遊んでも楽しいゲームなのだ。
ところで、チュンソフトのホームページで受け付けている、ホームランドの先行予約で購入したユーザー2000名に、βテスト用の「テストディスク」が配布され、3月15日〜3月28日の間にβテストが行われた(もちろん現在は配布を終了している)。
筆者も編集部経由でテストディスクをゲットできたので、「ここはひとつ、自分のホームランドを作って神さまプレイだ!」と、“優しい神さま”を目指して神さまになってみたのだった。
やっぱり神のいかずち、でしょ
2回目の紹介でも述べたように、スタンドアロン環境で初めての冒険を終わらせてからでないと、神さまにはなれない。テストディスクでは40分程度のプレイで初めての冒険が終わったので、さっそく神さまに。名前や地域を登録してマッチングサーバに接続すると、自分の“ホームランド”が表示される仕組みだ。ちなみにホームランド名は「あいてぃめでぃあ」だ。
始めの段階では、神さまにできることは少ない。クエスターたちが魔物を倒すか、ホームランドでのお金「ポル」を奉納してくれないと、「神さまパウ」(POW)が貯まらないので、「かみわざ」を発動できないのだ。
「あいてぃめでぃあ」ホームランドには、1回の冒険で2〜6人くらいのクエスターが集まってくれた。6人もいると、少しクエストが進めば、かなりのPOWが貯まるので、神ワザは意外と簡単に使えるようになる。
神ワザで楽しいのはやはり「いかずち」。魔物だけでなくクエスターにも落とすことができるが、やっぱりここは“クエスターを助ける”を第一に、魔物退治に専念した。
ほかにも、クエスターを助けるための「いやしのつづら」を降らせることもできるのだが、神ワザを使うときにはクエスターとのコミュニケーションが大事。クエスターが回復アイテムをいっぱい持っているのに、回復系のつづらを与えてもPOWの無駄遣いだし、いかずちにしても、クエスターのレベルがそれなりに高く、魔物が弱い場合には必要ないだろう。
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