自由な冒険! 自分だけの物語! 50回遊べる、あの名作がついに帰ってきた!!(1/3 ページ)
1999年にプレイステーション用ソフトとして発売された「ジルオール」。それほど派手な登場ではなかったものの、魅力的なキャラクターや世界、なにより、その自由度の高さが話題となってジワジワとファンの数を増やし、長く深く楽しまれたファンタジーRPGだ。そして、今回発売となった「ジルオール インフィニット」は、それをプレイステーション 2用にリメイクした作品。より多くの人に、面白さを味わってもらいたい1本だ。
「RPG」の正統なる後継者!?
「ジルオール インフィニット(以下、ZOI)」は、「フリーシナリオRPG」と銘打った本格ファンタジーRPGだ。冒険の舞台となるのは、「バイアシオン」と呼ばれる世界。伝説、魔法、冒険者、英雄、ドラゴン、魔王といった言葉があたりまえのように交わされる、近年では珍しいくらいの、純然たるハイファンタジー・ワールド。ハイファンタジーと聞いてもピンと来ない人は、映画「ロード・オブ・ザ・リング」を思い浮かべるといいだろう。
そもそも「ロード・オブ・ザ・リング」の原作小説である「指輪物語」は、RPGの誕生に深く関わっている。ここでは詳しく述べないが、「指輪物語」がテーブルゲームとしての元祖RPGに影響を与え、それを元に「ウィザードリィ」などのコンピュータRPGができ、それが今日のさまざまなRPGへと発展してきたのだ。そういう意味では、この「ZOI」は、RPGの正統な魂を受け継いだ作品と言えるだろう。
魂が求めるままに、主人公を作り出せ!
「RPGの正統なる後継者!?」というのは、なにも世界観だけを見て言っているのではない。むしろシステムにこそ、それは当てはまると言っていいかもしれない。つまり、「自由度の高さ」である。
本来、ロールプレイングゲームとは、読んで字の如く、“役割を演じて遊ぶ”ゲームだ。プレーヤーは、分身となるキャラクターを自由に作り、それを世界の中で思うように動かして楽しむ。「このキャラクターはこんな外見で、こんな性格で……」と想像し、「このキャラクターだったらこの場面ではこうするはずだ」と、やはり想像して行動させるわけだ。コンピュータゲームでは、なかなかに再現するのが難しい面白さではあるのだが、この「ZOI」では、その辺がかなり“イイ感じ”なのである。
それは、まずキャラクター作りから始まっている。主人公には決まった名前や与えられた性格はなく、名前や性別などをプレーヤーが決められるようになっている。スタート時に「神の手に魂を委ねる」を選び、完全にコンピュータ任せにもできるが、やはり、「自らの手で魂を示す」を選び、自分で作ったほうが、断然、愛着が増す。ここで名前、性別、生年月日、魂の色(髪の色)、「3つの質問」を選択することで、主人公の外見や能力が決まるのだ。
主人公を完成させたら、次に「扉の向こうの風景」を選ぶ。これは、主人公が冒険者となって旅立つまでのいきさつを表すスタートイベントの選択だ。
「王城のある大都市」「穏やかな田舎町」「地図にもない村」「黄金色に輝く畑」「旅先の小さな町」の5種類があるが、主人公の性別によって選べないものもあるので、男女どちらも実際は三択となる。
そして、どれを選ぶかによって、ゲーム序盤の物語はまったく違うものとなる。故郷が魔人によって滅ぼされてしまったり、貴族の権力闘争に巻き込まれるといったシリアスな展開のものから、自分を勇者だと思いこんでいる変人冒険者を追いかけるコメディタッチなもの、はたまた、いきなり伯爵に任命されて貴族の仲間入りをしてしまうという意外なものまで、どれも冒険の序章を飾るにふさわしいものとなっている。
また、ゲーム序盤で行動を共にする仲間も、このスタートイベントによって変わってくる。他のスタートではゲーム中盤以降にならないと仲間にならないキャラクターが、開始直後から相棒だったりすることもあるので、そういう点でも、物語の印象はかなり変わってくるはずだ。
広大な世界を自由に旅し、自分だけの物語を作る
スタートイベントがどんなタイプでも、一度冒険の旅に出てしまえば、そこからあとは共通した展開となる。すなわち、「自由な冒険」である。行き先などが強制されることはなく、そして、ごく一部の例外を除き、マップ上に示されている都市や町などへはどこへでも行くことができる。一番手近な場所に入ってもいいし、遙か彼方の辺境まで長旅をしてもいいのだ。
そして、冒険者としてデビューしたからには、途方に暮れているヒマはない。冒険あるのみ。ゲームに登場するキャラクターの言を借りれば、「人生は酒。酒よりも冒険」なのである。
基本的には、各都市などにある「冒険者ギルド」へ行って依頼を受けるのが、冒険者の日課だ。依頼には、難易度や報酬、達成までの期日などが決められているので、提示された複数の依頼内容を見比べて、好きなものを受けることができる。
序盤から高難度のものを選ぶこともできるし、同時に複数の依頼をかけ持ちすることだってできる。受けたあとで難しいと思えば、解約することも可能だ。気に入った依頼がなければ、河岸を変えて他の街へ行ってもいい。とにかく、すべてプレーヤー次第なのだ。
ちなみに、序盤でポイントになるのが、「配達」や「護衛」の依頼。物や人を別の場所まで送り届ける仕事だ。本作は、フィールド上で敵と接触することで戦闘が発生するようになっているので、うまく敵をよけて移動していけば、戦闘せずに依頼を達成することができる。
場合によっては、難度の高い依頼も比較的楽に達成できるので、当面の活動資金や、後述する「ソウルポイント」を手っ取り早く稼ぐのに便利なのだ。「今はしがない配達人でも、いつかは英雄に……」なんて思いながら、下積み時代を乗り切ろう。
もちろん、依頼をこなすだけが冒険ではない。依頼に関係なく世界各地の森林、洞窟、遺跡などを巡り、敵を倒してレベルを上げたり、貴重なアイテムを求めて宝箱を探したりするのもいいし、ある程度腕に自信がついたら、闘技場の勝ち抜き戦に出場して「剣聖」の称号を目指してもいいだろう。冒険はいくらでも転がっているのだ。
旅の仲間たちと、冒険の行き着く先
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
-
小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
-
トリンドル玲奈の結婚相手は誰? 2024年に2歳年下俳優と結婚発表、ラブラブ2ショットを公開
-
柴犬が仮設住宅に入ると、布団に隠れた大好きなお姉ちゃんが! 被災した柴犬が見せた最高の笑顔に「こちらまで幸せな気持ちになります」
-
パパがヒゲをそって大ショックな息子の反応が3600万再生 予想外な落ち込みように両親苦笑い【海外】
-
【今日の計算】「2+13×2−6」を計算せよ
-
元パティシエ直伝、スライスチーズを使う激ウマ蒸しパンが209万再生! あまりのおいしさに「秒でなくなった笑」の声も
-
「人生で一度は見てほしい」「息をのむ美しさ」 この世のものと思えない幻想的な“一本桜”に15万いいねの大反響
-
5歳と4歳の兄弟が“子どもしか入れないパン屋”に挑戦 緊張して待つ母に見せた誇らしげな表情が370万再生「子どもも親もワクワクドキドキ」
-
赤ちゃん、寝起きの儀式が全てむちむちかわいい 4部作のポーズに「至高です」「しあわせやぁ〜」
- 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
- 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
- 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
- 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
- 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
- 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
- 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
- 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
- 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
- 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
- フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
- 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
- フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
- スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
- 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
- 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
- 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
- がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
- 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」