カタい頭のオヤジになるな!(1/2 ページ)

日常のルーチンワークですっかり固くなってしまった頭を解きほぐすための脳活性化ソフト。はたして「川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング」に続くヒットとなるか?

» 2005年07月08日 15時28分 公開
[卯月鮎,ITmedia]

広がる教育系・実用系ソフト

 本作の1カ月前に発売されたニンテンドーDS用ソフト「川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング」(以下、「DSトレーニング」)の快進撃が止まらない。すでに販売本数は15万本を軽く越え、まだまだ伸びそうな勢いだ。いわゆるゲームらしいゲームではなく、教育系のソフトとしては異例のヒット。

 当然のことながら、後に続く本作「やわらかあたま塾」にも注目が集まっている。

 これまでこの種のジャンルはゲームではあまり売れないというのが定説だったが、タッチスクリーンを採用し、誰でも直感的に操作できるニンテンドーDSのおかげでジンクスは破られた。「ゲーム機はゲーマーのためのもの」といったイメージも次第に変わってくるのかもしれない。

photo 毎週コンスタントにセールスを伸ばし続ける「DSトレーニング」。本体を縦に使うなど、斬新な仕掛けも多い
photo 「DSトレーニング」と並び、脳を鍛える本作。「DSトレーニング」よりはパズル的なミニゲームのような問題が目立つ

脳をもみほぐすソフト、その実力はいかに?

 さて、本作は、“カンタンおもしろ問題”を次々と解いていって、固い頭の柔軟性を高めるソフト。先に挙げた「DSトレーニング」が、計算や音読を中心に“前頭葉の活生化”を目的としていたのに対し、こちらは応用力とでも言おうか、発想力や思考の柔らかさを試すのがメインだ。

 トレーニングは「言語」、「記憶」、「分析」、「数字」、「知覚」の5ジャンル。1ジャンルには3種類ずつ、計15種類の問題が用意されている。

 プレイするにあたって難しいことは何もない。どの問題も、見れば瞬間的に答え方がわかるし、解答法もタッチするだけとシンプル。ドリルのように単純な計算ではなく、パズル的な工夫が凝らされているため、熱中すること請け合い。制限時間の60秒以内に、続々と出される問題を何問解けるか。いかにも自分の頭の良さが測られている気がして、つい真剣になってしまう。

 では、次のページでは気になる15種類の問題を紹介していきたいと思う。

photo 実際のゲーム画面はこんな感じ。「数当て積み木」では上画面に表示されたブロックの数を数えて、下画面の数字ボタンをタッチする
photo テストの成績は「やわらか度(g)」で表される。五角形のグラフになるので、自分はどのジャンルが不得意か、一目瞭然

あなたが得意なのは言語系? それとも数字系?

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