「ゼノサーガ エピソードI」と「II」が1つになってDSに登場「ゼノサーガ I・II」(1/2 ページ)
プレイステーション 2にて発売された「ゼノサーガ エピソードI【力への意志】」と「エノサーガ エピソードII【善悪の彼岸】」の2本が、さらにエピソードを追加しニンテンドーDSで1つになった。
手のひらに広がる、壮大な人類の物語
2003年11月20日に発売された「ゼノサーガ エピソードI【力への意志】」(以後エピソードI)と、2004年6月24日に発売された「エノサーガ エピソードII【善悪の彼岸】」(以後、エピソードII)は、プレイステーション 2用ソフトとして売り出され、その世界観とゲーム性に注目が集まった。そのゼノサーガがハードを変え、ニンテンドーDSで開発しているとナムコが発表した。
エピソードIとIIは続編という関係ではあるが、それぞれ単独で完結している構成。それを今回、1つの物語として全20章で再構成し、さらに描ききれなかったエピソードや、本作オリジナルのストーリーを加えられることになった。新キャラクターも登場しており、すでにPS2版を遊んだ方も楽しめるものになる。DSで発売されるということで、DSならではの遊びも用意されており、ゲームシステム自体にも改良が加えられている。
ゲームシステムは、「エピソードI」を基本とし、戦闘中のブーストも健在。キャラ同士の戦闘では、新システム「P・F(仮称)」を搭載し、パーティーメンバーの個性を存分に発揮できる戦術を楽しめるものになるとのこと。新システム「P・F(仮称)」については明らかにされていないが、追って紹介したい。
そのほかにも、ゼノカードやゼノサーガ用語データベース、タッチペンを使ったミニゲームなども用意されているとのこと。
脚本は「勇者王ガオガイガー」や「ジパング」「ゼノサーガ ジ アニメーション」などを手がけた竹田裕一郎氏。キャラクターデザインは、芦田豊雄氏率いる「スタジオ・ライブ」の実力派・竹内浩志氏が。ゲーム中に登場するキャラクターとビジュアルシーンの作画監督は同スタジオの菊池愛氏、キャラクター達の彩色を「今日からマ王!」など多数の人気アニメ・ゲームで活躍する「スタジオ・ディーン」が行う。
また、ストーリーを盛り上げるビジュアルシーンの演出には大河広行氏(シンクポート)を起用。音楽には、映画やTVドラマ、最近では「魔法戦隊マジレンジャー」など手がける山下康介氏が担当する。
序盤ストーリー
ケニアのトゥルカナ湖に謎の物体ゾハルが出現したA.D.20××。
そして、T.C.4767。人類が発祥の地を捨ててから、すでに四千年余りの歳月が経った。星団連邦軍の巡洋艦ヴォークリンデは、惑星消失事件調査のため艦隊を率いて該当宙域に向かっていたが、その道中、未知の物体「ゾハル」を回収する。
同じ頃、ヴォークリンデ艦内では、人類の敵グノーシスに対抗する手段の1つ、「対グノーシス用人型掃討兵器KOS-MOS」の起動実験が仮想空間(エンセフェロン)で行われていた。
KOS-MOSの開発主任・ヴェクター第一開発局シオン・ウヅキがKOS-MOSを起動させた直後、連邦軍中尉バージルが戦闘用レアリエン(合成人間)と共に、同空間に出現。KOS-MOSと、バージルの搭乗するA.G.W.S.(アンチ・グノーシス・ウェポン・システム)そして戦闘用レアリエンによる合同演習が半ば強制的に開始されてしまう。 バージルは、レアリエンを備品として扱い型番で呼ぼうとするが、シオンは彼の愛称を、彼自身の名前として呼ぶのだった。「あなたがそう呼ばれたいという意志を持ったなら――それが、あなたの名前よ」と。
合同演習を終え、配備されているレアリエン達のメンテナンスを行うシオン。彼らとの会話にしばし心を和ませるシオンだったが、ヴォークリンデ艦内に非常警報が鳴り渡った――
登場人物
万事において、物事をポジティブに捉えようとするその言動、立ち居振る舞いは、ともすれば単なる楽観主義者と見られがちだが、それは過去の様々な体験、経験への彼女なりの精一杯の抵抗であり、“過去”という亡霊に束縛されず、今日、そして明日を生きようとする前向きな意志の表れである。
ゲームの流れ
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