男子たるもの常に闘いの中で男を磨き、男塾魂をその胸に刻むべし:「魁!!男塾」レビュー(1/2 ページ)
男達の熱き死闘を描き、週刊少年ジャンプ全盛期を盛り上げた宮下あきら原作の「魁!!男塾」が格闘ゲーム……、いや格闘芸武となってPS2に登場。男塾の塾生たち、桃や伊達、赤石、大豪院邪鬼らをその手で操る興奮。男塾を読んで育った男子ならば、この作品を手に取らないわけにはいかないだろう。
男塾名物「格闘芸武」で数々の死闘を勝ち抜け!
今から20年前の1985年、軍国主義教育をもって本当の日本男児を育て上げるといったショッキングな内容で連載が開始された「魁!!男塾」。宮下節全開のテイストが散りばめられた男臭いこの漫画は、関東豪学連との闘いが繰り広げられた驚邏大四凶殺あたりから注目されはじめ(もちろんそれまでにも油風呂などおもしろいエピソードは多数あり)、その後アニメ化ならびに劇場版の公開までされるほどまでに成長した作品である。ちなみに現在は、2代目の剣獅子丸らが活躍する「暁!!男塾」がスーパージャンプにて連載中。
当時の男子達がのめり込んだ理由には、登場人物たちのほとんどがなんらかの武術をマスターしていて、己の持てる格闘技術をもって命をかけて闘う姿がそこにあったからだろう。驚邏大四凶殺の連載時に小学生だった筆者は、休み時間に校庭で同級生とPTA真っ青の男塾ごっこなんてものをやっていた。それだけに、やはりこの作品には特別な思い入れがあり、「魁!!男塾」の格闘ゲームというだけでかなりキャッチーなわけだ。
そんな懐かしい気持ちをもちながらさっそくプレイ。使用できるキャラは男塾の面々に加え、天兆五輪大武会で登場し男塾を苦しめた対戦相手など総勢21人の“漢”達が顔を揃えている。ただ、デフォルトで使用できるのは一号生の8人だけ。残りは、ゲームを進めていくと出現するいわゆる隠しキャラなっている。そして、メインとなる死闘モードでは、この中から3人を選択してチームを組み、力を合わせ死闘を勝ち抜き真の日本男児たる姿を見せつけていく。
必殺技を駆使し、必殺奥義、超必殺奥義でトドメをさせ!
攻撃方法の基本は弱攻撃と強攻撃。弱攻撃から弱攻撃、さらに弱攻撃から強攻撃など連続技へと派生させることができ、コマンド形式の必殺技へつなぐことも可能だ。しっかりと通常技をキャンセルして必殺技を出すことができ、コンボとなるのが侮れない。そして、画面下にあるゲージを溜めることで、必殺奥義や破壊力絶大な超必殺奥義が繰り出せる。プレイしていると感じるのは、展開はスピーディで、必殺技のアクションなどゲーム性としては2D格闘ゲームに近いということ。
注目は必殺奥義や超必殺奥義。これらの技は、R1ボタンを押すとゲージを消費して発動する。すると、闘気のようなものを発し、それに相手が触れると技がでるようになっているのだ。そして見せ場はここからで、画面が切り替わりド派手な演出シーンへと発展するのだ。発動方法が複雑なコマンドを必要としないボタンだけの簡単なものなので、奥義の演出シーンを見る機会は多いだろう。もうこれだけで、男塾ファンの心をかなりつかんでいるのは間違いない。
ただ、これらの奥義は当然CPUも使ってくるので、超必殺奥義を食らったときにはそのダメージの大きさに思わず怒りが込み上げるかもしれない。だが、そこはむしろ命をかけてくり出された奥義を食らってなお立っているほうが奇跡なのだと思い、ぐっと耐えるのが男塾で“漢”を学びし男子たる務めだろう。
ゲーム全体のシステムもそんなに複雑なものでもないので、格闘ゲームが苦手という人でも気軽に遊べるかもしれない。ポイントは、ピンチ時にいかに仲間と交代するかだ。交代にはゲージを消費してしまうものの、控えにまわれば多少体力が回復する。死んでしまうと大きな戦力ダウンとなってしまうので、いつでも交代できるように、ゲージを使い切ってしまわないようにしよう。
闘技場の仕掛けが勝負をアツくさせるに違いない!
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
不二家の「プレミアムショートケーキ(国産苺)」が半額に! 3日間限定キャンペーン
-
中山美穂、金髪&ミニ丈の大胆イメチェンに視聴者びっくり! “格付け”出演の最新ビジュアルに「誰だか分からなかった」
-
日本エレキテル連合・中野、ネタで酷使し容姿に異変→手術を決断 「ダメよ〜、ダメダメ」でブレイク、2022年にがん公表
-
動物病院の会計中、振り返って愛犬を見たら…… “柴らしい”もん絶級の光景に「天使かよ!」「帰れるもんねw」
-
「ハンガー・ゲーム」出演俳優、撮影中の性的暴行被害を告白 泣きながら撮った当時の写真添え「すごくつらかった」と胸中明かす
-
ミス筑波大モデル、25キロ減量したビフォーアフターに「ホント凄い」 整形疑う声も「元々は埋もれてたようですね」
-
上沼恵美子さん直伝「ホタテの一番おいしい食べ方」に絶賛の声続々! 「発想が主婦目線」「マネして作ってみます」
-
【今日の計算】「8×4−2+1」を計算せよ
-
1歳赤ちゃん、寝ぼけまなこの謎行動が150万再生突破 「仕事の疲れ、吹っ飛んだ」「少し出ちゃったの可愛すぎ」
-
「めざましテレビ」“新お天気キャスター”が「美しすぎる」と注目 ミス東京GP獲得から約4カ月で
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
- フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
- 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
- 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
- 田代まさしの息子・タツヤ、母の逝去を報告 「あんなに悲しむ父親の姿を見たのは初めて」
- 「遺体の写真晒すのはさすがに」「不愉快」 坂間叶夢さんの葬儀に際して“不適切”写真を投稿で物議
- 大友康平、伊集院静さんの“お別れ会”で「“平服でお越しください”とあったので……」 服装が浮きまくる事態に
- 妊娠中に捨てられていた大型犬を保護 救われた尊い命に安堵と憤りの声「絶対に許せません」「親子ともに助かって良かった」
- 極寒トイレが100均アイテムで“裸足で歩ける暖かさ”に 今すぐマネできるDIYに「これは盲点」「簡単に掃除が出来る」
- 「奥さん目をしっかり見て挨拶してる」「品を感じる」 大谷翔平&真美子さんのオフ写真集、球団関係者が公開
- 釣れたキジハタを1年飼ってみると…… 飼い主も驚きの姿に「もはや、魚じゃない」「もう家族やね」と反響
- パーカーをガバッとまくり上げて…… 女性インフルエンサー、台湾でボディーライン晒す 上半身露出で物議 「羞恥心どこに置いてきたん?」
- “TikTokはエロの宝庫だ” 女性インフルエンサー、水着姿晒した雑誌表紙に苦言 「なんですか? これ?」
- 1歳妹を溺愛する18歳兄、しかし妹のひと言に表情が一変「ちがうなぁ!?」 ママも笑っちゃうオチに「かわいいし天才笑」「何度も見ちゃう」
- 8歳兄が0歳赤ちゃんを寝かしつけ→2年後の現在は…… 尊く涙が出そうな光景に「可愛すぎる兄妹」「本当に優しい」
- 1人遊びに夢中な0歳赤ちゃん、ママの視線に気付いた瞬間…… 100点満点のリアクションにキュン「かわいすぎて鼻血出そう!」
- 67歳マダムの「ユニクロ・緑のヒートテック重ね着術」に「色の合わせ方が神すぎる」と称賛 センス抜群の着こなしが参考になる
- “双子モデル”りんか&あんな、成長した姿に驚きの声 近影に「こんなにおっきくなって」「ちょっと見ないうちに」
- 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほど様変わりした光景が379万表示「そこだけボッ!ってw」
- 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」