どこまで増える? 「戦国無双2」に新たに参戦する武将たち

コーエーが3月発売を予定している「戦国無双2」では、すでに5人の新規武将が発表されていた。そこに今回、秀吉の妻「ねね」まで参戦してきた。今後もさらに増えると思われる新規武将について考察してみる。

» 2006年01月10日 18時48分 公開
[ITmedia]

 「戦国無双」シリーズは、戦国時代に活躍した有名武将たちをこの手に操り、歴史の一場面となった戦場を、縦横無尽に駆け斬り結ぶ爽快感が味わえるタクティカルアクションとして人気を博した。

 織田信長、豊臣秀吉、そして今回新規参入した徳川家康といった天下人はもちろんのこと、その天下をうかがった武田信玄、上杉謙信、伊達政宗や、その覇業に仕えた前田慶次や本多忠勝、真田幸村などの武将たち、そしてお家を内側から支え、また戦乱に翻弄されたお市や濃姫などの女性たちが、絢爛豪華な出で立ちで戦う様に、歴史好きではなくとも心躍らせたことだろう。

 今作ではその歴史を厚く奥深くするために、プレーヤーキャラクターの増加が予定されている。すでに発表された徳川家康や浅井長政、石田三成、立花巨迹縺A風魔小太郎といった歴史に名を残す一癖も二癖もある武将たちや、歴史の闇に生きる者たちを操作することが可能となっている。今回のシナリオ構成に“関ヶ原”を含んだことで、これらに関係する武将がさらに食い込んでくることは明白。今はまだ発表されていないので言及は避けておくが、皆が予想する“彼ら”も期待に応えて登場することだろう。

「ねね」
秀吉の妻として、家を支え夫を天下人にのしあげた。石田三成などの子飼いの武将達を我が子のように可愛がり、母のように慕われた。本作では忍術の心得があるものの、そのことを秀吉は知らないといった設定。ストーリー上、夫の秀吉には内緒で戦場を暗躍、密かに“あの戦場”でも“この撤退戦”でも、影には「ねね」がいた! なんてことも考えられる
得物は2本で一組の「飛刀」。その名のとおり斬りつける以外に、投げつけてブーメランのように使うこともできる。投げた刀は直線もしくは円軌道を描いて敵を倒していく。素早い攻撃特性を持つ忍術使いゆえ特殊技も“らしい”感じ。「分身の術」では自らを幾重にも分身させ何度も敵に斬りかかることが可能。また「変化の術」では一定時間、自分の姿をステージ中の他キャラクターの姿に変身することができる。ただし、武将に変身することもあれば、一般兵になることもあるとのこと……

 すでに登場しているキャラクターの特殊技も発表されている。

「豊臣秀吉」
農民から天下人へと駆け上がった出世人。織田信長亡きあと、謀反人明智光秀を倒し天下統一を果たした。武器は三節杖。棒状にしての直線的な攻撃と、円軌道を描く打撃を自在に使い分けられる
特殊技は「金のなる木」と「挑発」。「金のなる木」は使用すると一定時間、敵がお金を落としやすくなる。「挑発」は周囲の敵兵を自らに集中させる際に使用できる
「濃姫」
妖艶な魅力を振りまきつつ、袖には暗器を忍ばせる。マムシの齋藤道三を父に持ち、信長の妻である。武器は常に隠しもつ「蜘蛛」と呼ばれる細くするどい暗器
特殊技は地面に数個の爆弾を設置する「罠設置」と、その設置した爆弾を起爆させる「罠爆発」を持つ

 立花巨迹繧はじめ、登場することは発表されていても特殊技などが公開されていないキャラクターも多い。既存の武将も、どのような成長を見せてくれるか注目といったところだろう。願わくば、歴史を知る人間が“ニヤリ”とするものであってほしいと思う。

 発売まではまだしばらくあるものの、コーエーは今後も続々と新規参加武将を発表する用意があるとのこと。

戦場のイメージショットも公開された。秀吉と光秀がぶつかった「山崎」(左上)、信長が築城しのちに秀吉と家康が争った「小牧・長久手」(右上)、石山本願寺あとに秀吉が築城した「大坂城」(左下)、そして信長が光秀に討たれた「本能寺」(右下)

戦国無双2
対応機種プレイステーション 2
メーカーコーエー
ジャンルタクティカルアクション
発売日2006年3月(予定)
価格(税込)7140円(豪華グッズを同梱した「戦国無双2 TREASURE BOX」<税込み11340円>も同時発売)
(C)2006 KOEI Co., Ltd. All rights reserved.


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