MMORPG「DEKARON」、日本でサービスを開始（2/3 ページ）

» 2006年01月12日 19時45分公開

[麻生ちはや，ITmedia]

　操作方法はA-TypeとB-Typeの2種類が用意され、ユーザーが任意で切り替えられる。A-Typeは移動、攻撃、スキル使用などの全てをマウスだけで行えるビギナー向け。対してB-Typeはマウスとキーボードを組み合わせることで、DEKARONの特徴でもある連携技「スキルコンビネーション」が使いやすくなる上級者向け。派手なエフェクトとアクション性がウリではあるが、インタフェースは従来のMMORPGでよく見られるタイプで画面右上にはミニマップを、画面下部にスキルスロットや各種ポーションスロット、チャットウィンドウなどを配置している。

　レベル制を採用しているMMORPGでは、とかく単調になりがちな戦闘を、DEKARONではモンスターのAIに固有の性格や戦い方を設定し、かけひきが要求されるリアルな戦闘シーンを再現することでプレイヤーを飽きさせない工夫を盛り込んでいるとのこと。「クリックゲーム」と評価されるMMORPGのタイトルが増えている昨今、この試みがユーザーにどこまでウケるかが見所になるだろう。

　続いて韓国・中国で徐々に実装され始めている大規模アップデートについてや、新装備・新クラスの画像も公開。主にLv85～90の高レベルキャラクターを持っているプレイヤーを対象としたダンジョン、新モンスターなどが多く、日本でのオープンβ開始時にはゲームの安定性を最重視するため、これらの内容はテストサーバーを経ての実装となるそうだ。