「シーマン」の斎藤由多加氏が放つ、ちょっと変わったピンボール「大玉」

「シーマン」、「The Tower」などで有名な斎藤由多加氏が開発を務めるGC用ソフト「大玉」。そのゲーム内容を語るならばピンボールという言葉がしっくるくるが、そこは斎藤氏がかかわっていることもあり、“一筋縄ではいかないピンボール”となっている。

» 2006年03月06日 14時05分 公開
[ITmedia]
photo 「任天堂」をもじった訓え「任天道」。このように随所に斎藤氏ならではのこだわりがかいま見える

 「シーマン」、「The Tower」などで有名な斎藤由多加氏が開発を務めるニンテンドーゲームキューブ用ソフト「大玉」。本作をひと言で語るならば、ピンボールというのが一番しっくりくる。しかし、独特の世界観を持った斎藤氏がかかわっているだけに、ただのピンボールというわけではない。舞台は戦国時代、「大玉」と呼ばれる巨大な兵器を駆使しながら釣り鐘を敵兵から守り、敵陣奥深くまで兵士を導く人海戦術落城アクションなのである。


photo 鐘の横に見える黒い塊が「大玉」

 プレーヤーはコントローラで「振り場」と呼ばれるフリッパーを操作し、巨大な兵器「大玉」を操ることとなる。ただし、ここで1点注意したいことがある。それは「大玉」が、味方までをも吹き飛ばす“諸刃の兵器”だということ。操作1つで戦局が大きく左右するため、扱いには十分な注意が必要となるだろう。

 戦場に登場する無数の兵士たちは、専用の「おおだマイク」で直接命令をすることができる。「押せ押せ!」、「進め!」など、兵士たちは武将であるプレーヤーの肉声に反応し戦場を駆け抜けるのだ。つまり、戦場に放たれる兵士の運命は、プレーヤーのかけ声と大玉の操作にすべて委ねられているのである。

photophoto 残時間や待機兵、信頼度などにも注意を払いながら、敵陣奥深くまで押し進んでいこう

 なお本作では、ゲームの進行案内役(ナレーション)に、俳優の大滝秀治氏が起用している。ゲームの案内役を務める同氏からは、さまざまなアドバイスをもらうことができるのはもちろん、時には“何をやっておられるか!”といった、おしかりの言葉を受けることもあるという。

大玉
対応機種ニンテンドーゲームキューブ
メーカー任天堂
ジャンル人海戦術落城アクション
発売日2006年4月13日予定
価格7140円(税込)
(C)2006 Nintendo/VIVARIUM


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