携帯で狩りを! 「モンスターハンター」アプリでもお肉を焼けますか?:モバイルコンテンツ・プチレビュー
広大なフィールドに生息するモンスター達を狩り、そして肉を焼く――。「モンスターハンター」シリーズの携帯アプリに、新米ハンターがチャレンジした。
広大なフィールドで「狩る」か「狩られる」かという厳しいルールの下、自らの腕だけを信じて戦いに挑む「モンスターハンター」の世界。戦うだけではなく、生きのびるためにはハンターとしての知識や技術も持ち合わせている必要がある――。
倒したモンスターから生肉を得て焼いたり、釣りをしたり、採取、発掘をしたりと、戦い以外の要素もふんだんに盛り込まれた「モンスターハンター」シリーズは、“ネットワークモード”でオンラインでも遊べるとあって今最も注目度の高いゲームの1つではないだろうか。最新作もPSP版である「PORTABLE」と、さらに続けてPS2版の「モンスターハンター2(dos)」が発売されており、その世界を広げている。
そんな中、2月初旬からは携帯向けコンテンツとして「モンスターハンターi」のサービスも開始された。スタート時には「森と丘」のマップのみが配信されていたが、3月には体力を消耗する過酷な「砂漠岩地」や濃い霧で覆われた「沼地」のバージョンも追加されている。PS2版などと同じように、狩りをしながら生きのびていくゲームアプリだ。
携帯ゲームだけに、手軽な初心者向けだろうということでチャレンジしてみた。新米ハンターが、どこまでやれるのか……。
コンテンツ名 | モンスターハンターi |
---|---|
料金 | 月額315円 |
対応機種 | 900i、901i、902iシリーズ、F702iD |
アクセス | 「メニューリスト」→「ゲーム」→「アクション」→「モンスターハンターi」 |
初めての狩り、そしていつのまにかハンターの目的を忘れる
筆者は初心者ではあるが、実はこのシリーズに全く触ったことがないわけではない。まだ発売前だった「モンスターハンター」をプレイしていた仕事仲間にコントローラを渡され、モンスターの肉を焼かされたことがある。ところが、肉を取り上げるタイミングはイマイチつかめず、焦げた肉を並べてしまった苦い経験を持つ。
そんな暗い過去はさておき、さっそく最初のクエストから順にこなしていく。ハンターに必要な要素をクエストで覚え、ハンターランクを上げていくと、次々と新しいクエストを村長から紹介されるようになった。しかし、それはさておきキノコや草類を採取したり、魚を釣り上げてこれらを売って収入を得ることに楽しみを見出すように。たまに、こんがり焼けた肉なんかも売ってみると、これが結構いい値段で売れるのだ。なんだか、これだけでも十分面白いぞ。
本来、モンスターを狩って、次々とクエストをクリアしていくことこそがハンターとしての務めなのだろうが、モンスター相手に戦っているよりも、釣りで魚と“タイミング勝負”しているほうが面白い。明確な目的がない、というのがゲームのウリでもあるが、さすがにここまでくると目的を見失いすぎかもしれない。
ここまでプレイして感じたのは、初心者同然の私にとって、このアプリ版はピッタリかもしれないということ。システム的に本編であるPS2版と比べてスッキリとスリムになっており、それでいて要素はしっかりとおさえられている。「モンスターハンター」の世界を損なってはいないのだ。
失敗を重ねることで一人前ハンターとしての階段を昇るのか
さすがにクエストから離れてばかりもいられないので、モンスターハンターを生業とする者らしく「モンスター討伐系」のクエストに挑むことにした。大人しいアプトノスぐらいなら武器はどんなものでもいいが、さまざまなモンスターと戦うようになると、手持ちの武器の物足りなさに気づくようになる。しっかりとため込んだお金もあることだし、クエストに出る前に武器を新調することにした。
だが戦いに出て、間違った武器を持ってきてしまったことに気づく。攻撃力だけを考えて武器を作ったところ、“両手持ち”にすることで攻撃力はずば抜けているが、動きが完全に殺されてしまったのだ。なるほど、ちゃんと武器の重さも考えないといけないのね。
結局、最初に持っていた武器を強化していくことにした。強化するための素材は、自分で見つけてくる。このシリーズを遊んでいる人にとっては当たり前の要素かもしれないが、キノコや草類の採取、釣りだけでもどっぷりとハマってしまった私にとって、ピッケル片手に採掘するのが楽しくてしょうがない。
釣りや採集、採掘も、きっと私と同じようなところでハマっている人も多いのだろうと考えると、「モンスターハンター」というゲームは本当にプレイヤーに自由を与えているゲームなのだなぁと感心してしまった。
ハンターズギルドでイベントクエストに挑もう
クエストは村長から紹介されるだけではなく、村長の家からハンターズギルドに接続すると、ここでしか挑めないさまざまなクエストが用意されている。期間限定イベントが並ぶ「イベントクエスト」では、アプリ追加記念と称して「肉焼き大会」なんてものが行われていたりする。ほかにも、レアアイテムが獲得できるかもしれない「コインクエスト」や、VIP会員限定の「VIPクエスト」などというクエストに挑戦することも可能だ。
アプリ版だけでも、村長のクエストに加えてハンターズギルドのクエストも含めるとかなりのボリュームとなる。これだけでも長い時間遊べるのだろうが、これだけ「モンスターハンター」の世界に触れていると、携帯だけではなくPS2版も遊びたくなってきてしまった。移動時には手軽に携帯電話で、家ではPS2版でもプレイしてみようか。
関連記事
- 携帯でついにキックオフ! 「ウイイレ」アプリでドイツに備えろ
サッカーファンなら知らぬもののないゲーム「ウイニングイレブン」が、携帯で遊べるようになった。ウイイレファンとしてさっそく飛びついてみた。 - 敵にだってワナを仕掛けろ〜新しいファクターを得た「風来のシレンWANA」
1000回遊べるRPG「不思議のダンジョン」シリーズに新ゲーム登場。ワナに悩まされていた側から、逆にワナを仕掛ける側に回って、モンスター相手に積年の恨みを晴らそう。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「電車の中で見ちゃダメ」「笑ったww」 実家からLINE「子ヤギがすばしっこくて捕まらない」→送られてきた衝撃姿が320万表示!
-
誰も教えてくれなかった“裁縫の裏ワザ”が目からウロコ 200万再生のライフハックに「画期的」と称賛【海外】
-
小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
-
娘の給食の献立表を見たら…… 正体不明の“謎の料理名”が「これはわからんw」と話題に その意外な正体に納得!
-
プロ野球チップスでまた“不良品”流出 伊藤大海「176m」表記に続き…… カルビー謝罪「深くお詫び」
-
1年半ケージに引きこもっていたシャーシャー猫が、ある夜布団に入ってきて…… 感涙の行動に「まるで別猫」「こんな日が来るなんて」
-
メルカリで300円の紙モノセットを買ってみたら…… 出品者のあたたかな心遣いに「利益は考えていないんでしょうね」「見ててわくわくします」
-
子どもに高級キーボードのパーツを捨てられた → 公式の“先読みしすぎた対応”が話題「そういうこともあろうかと」
-
巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに…… 衝撃の経過報告に「死なないで」
-
ダイソー「マルチ万能ほうき」が家事ラクの救世主 名前負け知らずの便利さに「これやばっ!!」「220円に驚き」の声
- 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
- 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
- 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
- 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
- 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
- 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
- 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
- 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
- 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
- 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
- フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
- 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
- フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
- スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
- 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
- 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
- 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
- がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
- 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」