Ver.4の「KOS-MOS」や謎のアンドロイド「T-elos」を公開。「ゼノサーガ エピソードIII [ツァラトゥストラはかく語りき]」（1/3 ページ）

2006年7月6日に発売を予定しているプレイステーション 2用ソフト「ゼノサーガ エピソードIII ［ツァラトゥストラはかく語りき］」。今回は登場キャラクター8人と、本作の中心、さらに言えばの鍵を握るであろうフィールド「謎の浮遊大陸」などを紹介する。

[ITmedia]

　2006年7月6日に発売を予定しているプレイステーション 2用ソフト「ゼノサーガ エピソードIII ［ツァラトゥストラはかく語りき］」。本作は、2004年6月に発売された「ゼノサーガ エピソードII ［善悪の彼岸］」の1年後の宇宙を舞台に、主人公であるシオンたちが体験したさまざまな事件の真相が明かされる、「ゼノサーガ」シリーズの完結編として開発が進められているタイトルだ。

　今回は「Jr.」、「ケイオス」、「KOS-MOS Ver.4」といったシリーズ通しての登場キャラクターや、KOS-MOSの代わりとして開発された謎のアンドロイド「T-elos（テロス）」の詳細、さらにはフィールドの一部が公開されているので、各キャラクターのイベントシーンも交えながら、それぞれを分けて紹介していく。

Jr.（CV：川崎恵理子）

　オリジナルゾハルの制御デバイス「ウ・ドゥ」に対抗するために人工的に生み出された生体兵器“U.R.T.V.”のひとり。669人製造されたU.R.T.V.の中でも変異体と呼ばれるJr.は極めて高い戦闘能力を保持している。27歳にもかかわらず外見が少年のままいうこともその能力に関係しているようだ。

　特殊財団クーカイ･ファウンデーションの代表理事であり、特殊な能力をもった人々の救済、保護を精力的に行うほか、第二ミルチア政府や接触小委員会の依頼等も受けている。今回はユリ･ミズラヒの依頼により“宇宙に忽然と姿を現したある浮遊大陸”の調査に乗り出すのだが、そこで見た大陸とは……？

15年前から外見が変化していないJr.。少年のまま成長をとどめているのは彼自身の意思なのだろうか？

赤いオーラはレッドドラゴンモード開放の兆し？　Jr.の身体に異変が……

Jr.の装備武器は引き続き拳銃。アーツは身軽な身体を生かした技が多い

ケイオス（CV：保志総一朗）

　常に憂いをたたえた表情と汪洋としたしゃべり口調が特徴の線の細い少年。数年前より貨客船エルザにクルーとして乗り込んでいるが、詳しい出自、実年齢などの一切が不明であり、彼自身も語ろうとはしない。

　科学の域に属さない不可思議な力を行使することができ、その力の一端を使ってグノーシスを一瞬で消滅させて見せたこともある。彼はその力で何を望み、何を成しえようとするのだろうか。

以前KOS-MOSの深層意識の中で見たのと同じ場所。棺と墓標の後ろには古めかしい衣装を身に纏った、ケイオスによく似た青年が佇んでいた

ネピリムと語り合うケイオス。彼はまだ自分の力の使い道を決めかねているようだ

ケイオスのアーツや必殺技は気を操るものが多い

KOS-MOS Ver.4（CV：鈴木麻里子）

　シオンとアレンが設計を手がけたKOS-MOSの新型躯体。必要に迫られて制作されたものではあるが、ヴェクター二局によって開発された以前の躯体（KOS-MOS Ver.3）を上回るパワー出力が可能となっている。

　それはシオンたちの高い技術力によるものか、それともまだ解析できていないKOS-MOS自身の秘められた能力によるものなのか……彼女に隠された謎はいまだ大きいようである。

エルザ内で調整を終えた新型躯体「KOS-MOS Ver.4」。その性能に感嘆の声が上がる

KOS-MOSがシオンの命を縮める？　衝撃の事実が告げられる

必殺技の「G・SHOT」もコスチュームが替われば違った印象に。「エピソードI」の兵装をほうふつとさせる

T-elos（CV：？？？）

　対グノーシス用の兵器としてプロジェクトゾハルに起用された戦闘用アンドロイド。外見の造形はKOS-MOSと酷似しているが、人格プログラムはKOS-MOSとはまったく異なり、凶暴かつ破壊的である。

　また、無表情なKOS-MOSとは違い、凶暴ながらも表情があるようだ。T-elosの蒼い瞳はKOS-MOSが時折変化する瞳、それと同じもののようにも思えるが……。

頬が切れ、赤い血がにじみ出ているT-elos。これが意味することとは？

KOS-MOSとT-elos、2人の拳が再びぶつかり合う！

シオンとジンの二人がかりの攻撃も難なく受け流すT-elos。やはり手強い相手だ