4年ぶりに「nakata.net cafe」がオープン――Xbox 360の試遊台でW杯のバーチャル体験も

晴天に恵まれた4月24日、Xbox 360 LOUNGE跡地に「nakata.net cafe」が姿を現した。プレス内覧会でお先に雰囲気を味わってきたので、その様子をお伝えしよう。

» 2006年04月24日 19時52分 公開
[塙恵子,ITmedia]
nakata.net cafe -supported byTOSHIBA

 4月25日より、東京・青山Xbox 360 LOUNGE跡地にオープンする「nakata.net cafe -supported byTOSHIBA」のプレス内覧会が本日行われた。nakata.net cafeは、中田英寿選手のオフィシャルサイト「nakata.net」主催で、2006年FIFAワールドカップドイツ大会に向けて期間限定でのオープンとなる。

 nakata.net cafeは、4年前にも東京国際フォーラムに開店し話題を集めた。前回は日韓大会を観戦する海外サポーターに、日本のことを良く知ってもらおうと企画されたものだが、ドイツ開催となる今回のコンセプトは「フットボールラウンジ」。現地に行くことができないサポーターのために、応援の拠点を作りたいという中田選手の思いから実現したものである。店内では、SKY Perfect TVの同大会パブリックビューイング全64試合を観戦することができる。

Xbox 360の試遊台で大会をバーチャル体験できる

 またXbox 360の試遊台が設置されており、4月27日に発売されるエレクトロニック・アーツの「2006 FIFA ワールドカップ ドイツ大会」で同大会をバーチャル体験できるうれしいサービスもある。Xbox Cup 2006出場権をかけた「Xbox Cup イベント特派員 決定トーナメント」も5月13日にこの試遊台を使って開催される。

 nakata.net cafe代表の山田健太郎氏は「壁面に東芝製の47インチ液晶テレビ『REGZA』を6台設置するなど、映像や音響にもこだわりました。大会期間中は深夜営業となるので、明るく落ち着いたラウンジにしたかった」と話し、さらに中田選手の意見を反映させ、臨場感、雰囲気作りに力を注いだことを明かしてくれた。

nakata.net cafeで活躍するF組各国サポーターが登場。店内にながれるBGMには、中田選手自らがセレクトした楽曲を採用している。全曲を収録したアルバム「FREE STYLE VOL.3 Special edition for nakata.net Cafe」の発売も予定されている
バルスのトータルコーディネートによるソファーコーナーは、42インチ液晶テレビREGZA1台と3月31日に発売されたHD DVD「HD-XA1」が置かれ、始発電車の時間までゆったりとくつろげる空間となっている
試合会場さながらにスタンド席も完備されている

 中田選手はシーズン中ということもあり、まだこのカフェの完成を見ていないという。しかし山田健太郎氏がメールで店内の画像を送ったところ、「イメージ通りの仕上がりに満足している」との返信をもらったとのことだ。

ドリンクとフードメニューも充実され、前回好評だったホットドックなど中田選手お勧めのオリジナルメニューを堪能できる。テイクアウトも可能だ
中田選手がお気に入りの微発砲性赤ワイン「LANBRUSCO」。価格は6300円。そのほかタンブラーなどnakata.net cafeオリジナルグッズも販売される
インターネットカフェコーナーには、東芝AVノートPC「S20」が10台設置されている(今週末に「S30」と入れ替える予定)。同日よりPC、携帯両サイトでnakata.net cafeオンラインラウンジが開設され、ワールドカップ全試合を予想する「toto for Germany」を実施するほか、店舗情報、W杯の最新情報を随時チェックすることができる。同社とアディダスとのコラボPC「dynabook 2006 FIFA WORLD CUP EDITION」も展示されている

 欧州では、地元クラブの応援のためBARに行ってサッカーを楽しむ風習がある。日本でもnakata.net cafeから選手たちを応援して、みんなでW杯を盛り上げていこう。

nakata.net cafe
場所東京都港区北青山3丁目11-7
アクセス東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道」駅B2出口より徒歩1分
営業期間2006年4月25日〜7月16日
営業時間午前11時〜午後11時(日本代表の試合・イベント実施時は夜間営業)
休業日不定(大会期間中は無休)
座席数100席

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