温故知新、ここに極まれり――New スーパーマリオブラザーズ:E3 2006「任天堂ブース」
日本では5月25日に発売が予定されている「New スーパーマリオブラザーズ」を一足早くプレイすることができたので、熱くご報告しよう。
「新しい」という冠の意味
初代「スーパーマリオブラザーズ」が世に出てから20年を越えた今、「2」とか「3」というナンバリングでの続編ではなく、「New」という冠のつく続編が出ることに感慨を覚えてしまうのは筆者だけではないだろう。レトロゲームがはやり、復刻版がさまざまなハードで登場し、果てはWiiにおいても過去のゲームをユーザーに提供する「ヴァーチャルコンソール」というサービスの導入が決まっているこのご時世に、ファミコン時代のモンスタータイトルが生まれ変わって登場するのだ。昔からのゲームファンも、最近になってファミコンミニで昔のゲームに触れた若いゲームファンも「New スーパーマリオブラザーズ」は気になっているタイトルなのではないだろうか。
長い行列を並び実際にプレイしてみた感想は、一言で言えば「確かにNewだ!」というものだ。まず最初のプレイ画面で軽いデジャブに襲われる。初代「スーパーマリオブラザーズ」の最初の画面にそっくりで、ハテナマークのブロックやクリボーの登場などが「あ、これ、何回も見たことあるな…」という感覚を運んでくる。
もちろんその先のマップは違うし、マリオや敵キャラは完全にポリゴンで描画されてるし、ワールド1-1からマリオは巨大化できて土管やノコノコを蹴散らしていくので、それはもう完全な新作である。しかし、「スーパーマリオブラザーズ」独特のあのジャンプ感、Aボタンを押す長さで微妙に位置を調整してブロックに登ったりクリボーを踏みつけるあの感覚、2Dで描かれたフィールド、絶妙なアイテムの配置。それらが不思議な懐かしさとともに新鮮さを感じさせてくれた。
さらにワールド1-2に進むとノックアウトだ。やはり2面は地下! マップこそ違えどあの青い配色に黄色いコインが並んだ絵を見ると何だかニヤリとしてしまう。土管に入った際に通常は上画面がプレイ画面なのに、下画面にプレイ画面が移るところで、またニヤリ。このあたりはニンテンドーDSならではのニクい演出だ。おそらく筆者はこのタイトルをプレイしているあいだ、ニヤニヤしっぱなしだったのだと思う。
また、感心したのは、今までの2Dマリオがそうであったように、いろんな遊び方ができそうなところだ。ゴールへのルートは決して1通りではなく「あそこのブロック壊したら絶対上に行けるな」とか「ここって近道っぽい?」などと思いつつ、行けそうで行けない場所(おそらくは行けるであろう場所)が点在しており、いろいろと考えながらプレイするのが何とも楽しい。
そして個人的に最も評価したいのは、ニンテンドーDSというハードで登場したのに、従来通りの十字キーによる操作に徹底的にこだわっているところ。タッチスクリーンを活かしたミニゲームも収録されているようだが、本編に関してはあくまでも十字キーとボタンで操作するマリオを新調したという点に、ファンを裏切っていない誠実さを感じる。ワールド1-2までしかプレイできなかったが、きっとその先にもファンをニヤリとさせつつ、攻略の歯応えもある、素敵なワールドが待っていることだろう。
日本での発売が目前に迫っている本作。ポリゴンに身を包んだNewなマリオをどうか末永く愛してあげてほしい。
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