3年の時を経て、物語は終幕に向けて動き出す――かまいたちの夜×3 三日月島事件の真相（2/3 ページ）

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　次に、プロローグ後の一番最初に選択可能である「香山誠一」に加え、「矢島透」と「俊夫」の3人に関して、それぞれのストーリー序盤を簡単に解説していく。先にも述べた通り、複数主人公を採用しているため、同じ場面でも主人公によっての描写の違いがある。その辺りを中心に、しっかりとチェックしてもらえば幸いだ。なお、序盤とはいえストーリーの解説ということから、多少のネタバレもあるので、この点には注意していただきたい。

（左から）香山、透、俊夫。今回はこの3人のストーリーを紹介していく

香山編

　プロローグにもあるように、香山は死んだ人間の供養をやりたいために、三日月館を修復し、みんなの到着を管理人室で待つこととなる。8月15日16時40分。彼の物語はここから動き出す。

祭壇らしきものの前であぐらをかき、メモのようなものに見入っている

ある有名な祈祷師の言うことを守らなければ、この館の呪いはとけないと思っている

料理人には春子を呼んでいた。“頼める義理やない”と香山は言ったが、春子は“あのペンションの皆さんとお会いできるのが楽しみ”と快く引き受けたという

半袈裟と頭にロウソク。これが香山の祈祷スタイルらしい……

みんなが集合。そして春子が作った夕食を前に香山があいさつを行う

食事の際、香山は三日月館の復活への足跡をみんなに聞かせる

歓談中、透がペンション「シュプール」で拾った鍵のことを話してきたので、怪しいところがないか工事関係者に後で聞いておくことに

部屋に戻って工事関係者に電話をする。どうやら地下にそれらしい場所があるらしい

透に伝言を残し、先に地下室に向かう

透が合流。一緒に地下へと向かう

扉があったが、これ以上は進めないようだ。祈祷の時間が近づいていたので一度戻ることにする

鍵は香山が預かることになった

部屋に戻るとメモに「ネノコクマデニココカラタチサレ」との警告文が！　そして表示される「20：55」の文字。この後、一体何が起こるのだろうか？

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