「スーパーモンキーボール」、「ソニック」、「BLEACH」――セガのWiiタイトルを体験リポート(1/4 ページ)

セガが発売するWii用ソフト、「スーパーモンキーボール ウキウキパーティ大集合」、「ソニックと秘密のリング」、「BLEACH Wii 白刃きらめく輪舞曲」の3タイトルを特集。今回、実機でプレイする機会が得られたのでプレイインプレッションも交えて紹介する。

» 2006年10月26日 00時00分 公開
[長井直也,ITmedia]

Wiiリモコンを傾けてボールを転がす直感的な操作が快感――「スーパーモンキーボール ウキウキパーティ大集合」

 「スーパーモンキーボール ウキウキパーティ大集合」(12月2日発売予定)は、おサルが入ったボールを転がすアクションが楽しい「モンキーボール」シリーズの最新作。

 本シリーズのメインゲームは、ステージを傾けることでボールを転がし、制限時間内におサルをゴールまで誘導することが目的だ。ルールは簡単なのだが、ステージにはさまざまな仕掛けがちりばめられているため、ボールを転がすこと自体が実に面白く、奥の深いものとなっている。

 ゲームキューブ版やプレイステーション 2版では、ステージを傾ける操作をコントローラのスティックで行っていたが、今回紹介するWii版ではWiiリモコンを使ってステージを傾けるため、より直感的な操作が可能になっている。なお、本作には1人プレイ用のメインゲームが80ステージ、4人まで同時に遊べるパーティーゲームが50種類用意されている。ただし、ゲームキューブ版の第1作目にあったメインゲームを順番に遊んで優劣を競うコンベンションモードは収録されないとのこと。

Wiiリモコンを操作してステージを傾け、おサルが入ったボールをゴールに導こう。ボールの中に入っているおサル(写真はアイアイ)の仕草も愛らしい。ちなみに、ステージの途中にあるバナナを集めると1upすることができる

操作できるおサルは全部で6匹。それぞれボールの大きさやジャンプ力、加速性能などが違っているので、ステージにあったキャラクターを選ぶと良さそうだ。写真左のおサルはミーミー、右はベイビー

 メインゲームでは、ヌンチャクは使わずにWiiリモコンのみを使用する。基本的な操作方法は、Wiiリモコンを奥に倒すとステージが奥に傾いてボールが前に進み、Wiiリモコンを左右に傾けるとステージも左右に傾いてその方向にボールが転がるというもので、非常に分かりやすい。ステージの傾きとWiiリモコンの傾きがしっかりと連動しているため、ステージを自分で支えているかのような感覚でプレイすることが可能だ。

 また、本作では新しくジャンプを行う操作が追加されていることもポイント。ジャンプは、Bボタンを押しながらWiiリモコンの先端をクイッっと引き上げることで行うことができるのだが、これもステージを下から押してやるような感覚になっており、Wiiならではの新しい操作方法となっている(ジャンプはAボタンを押すだけでも可能)。今回ジャンプが追加されたことで、ステージ中にはジャンプしないと登れない段差があったり、ジャンプで渡るような穴があったりと、ステージの仕掛けのバリエーションが増えていることも見逃せない。

ステージの様子は、選んだワールドによって大きく違う。雪山のステージや、古代遺蹟風のステージなど、バリエーションも豊富だ。ワールドごとに特徴的な仕掛けもありそう?

操作をミスすると、ステージの隙間から落ちて1ミスになってしまう。柵が無い場所はとくに注意してWiiリモコンを操作するようにしよう

 実際にプレイしてみたところ、想像以上に手元のWiiリモコンと画面の中のステージの動きに一体感があり、とても操作しやすいと感じた。ちょっとミスをすると下に落ちてしまうような場面では、緊張して思わず肩やヒジ、手首に力が入ってしまうが、これは従来のゲーム機ではなかった感覚だと言えるだろう。筆者にとっては本作が初めてプレイするWiiタイトルとなったのだが、Wiiリモコンを正確に動かすということは、指先の器用さよりも体の動かし方が大切になってくるため、ゲームがスポーツに近づいたような印象を受けた。

 通常のコントローラでゲームをすることに慣れた人にとっては、新鮮であると同時に難しくも感じるだろうが、慣れてしまえばWiiリモコンを使ったプレイのほうがずっと楽しくプレイできるだろう。ちなみに、ミスをしたときに思わず「あっ」と声を上げてしまうことが多かったのだが、これはWiiリモコンを使ったプレイの熱中度が高い証拠と言えるかもしれない。

各ワールドの最後には、巨大なボスが登場する。弱点にめがけて体当たりをしてダメージを与えよう。新しく追加されたジャンプ操作が必要になるボスもいるようだ

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/25/news016.jpg 「電車の中で見ちゃダメ」「笑ったww」 実家からLINE「子ヤギがすばしっこくて捕まらない」→送られてきた衝撃姿が320万表示!
  2. /nl/articles/2404/23/news090.jpg 誰も教えてくれなかった“裁縫の裏ワザ”が目からウロコ 200万再生のライフハックに「画期的」と称賛【海外】
  3. /nl/articles/2404/21/news011.jpg 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  4. /nl/articles/2404/25/news043.jpg 娘の給食の献立表を見たら…… 正体不明の“謎の料理名”が「これはわからんw」と話題に その意外な正体に納得!
  5. /nl/articles/2404/25/news129.jpg プロ野球チップスでまた“不良品”流出 伊藤大海「176m」表記に続き…… カルビー謝罪「深くお詫び」
  6. /nl/articles/2404/24/news018.jpg 1年半ケージに引きこもっていたシャーシャー猫が、ある夜布団に入ってきて…… 感涙の行動に「まるで別猫」「こんな日が来るなんて」
  7. /nl/articles/2404/24/news017.jpg メルカリで300円の紙モノセットを買ってみたら…… 出品者のあたたかな心遣いに「利益は考えていないんでしょうね」「見ててわくわくします」
  8. /nl/articles/2404/23/news185.jpg 子どもに高級キーボードのパーツを捨てられた → 公式の“先読みしすぎた対応”が話題「そういうこともあろうかと」
  9. /nl/articles/2401/18/news015.jpg 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに…… 衝撃の経過報告に「死なないで」
  10. /nl/articles/2404/22/news124.jpg ダイソー「マルチ万能ほうき」が家事ラクの救世主 名前負け知らずの便利さに「これやばっ!!」「220円に驚き」の声
先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」