2度の挫折を経て「FFXI」にハマりつつある独身男性の物語(その6):ヴァナ・ディールをもう一度(1/2 ページ)
少し遅れた冒険者がお届けするヴァナ・ディール奮闘記。バージョンアップのイベントになかなかついていけないけど、それを目標にコツコツとがんばっております!! アトルガンは遠くにありて思うもの……。
今回のバージョンアップで新たな目標を見出す
先月は「ファイナルファンタジーXI」のサービス開始5周年イベント、そして拡張ディスクの「アルタナの神兵」の発表と、今後のヴァナ・ディールの展開に期待せざるを得ないうれしいニュースが重なったが、今月はというと大幅なバージョンアップが行われ、プレイにも一層力が入っている人たちが多いのではないだろうか。
その中でも特筆すべきものは、「アトルガンの秘法」ミッションの追加と、「エインヘリヤル」と呼ばれる大人数参加バトル。昨年のバージョンアップでは6名から18名まで参加できる「サルベージ」が実装されたが、エインヘリヤルはそれをもしのぐ、最大36名で挑戦できるイベントらしい。らしい……と言うのは公式ホームページで得た基本的な情報を記載しているだけで、この原稿を書いている現時点ではまだ体験できていないからである。
それもそのはず、エインヘリヤルに参加できるレベルは60以上で、現在の僕のメインジョブである戦士のレベルが56……。つまり、ジョブのレベルが参加条件を満たしていないのだ。最近は金策のために合成に夢中になり、必要な素材を集めるためにさまざまなエリアに赴き、目当ての敵をひたすら倒し続けるという、ストイックなソロプレイに没頭していたが、あと4レベル上げるだけで大賑わいのバトルが楽しめそうなエインヘリヤルに参加できると知れば、俄然レベル上げに力を入れたくなった。
5周年イベントの際にモーグリからもらった「アニバーサリリング」(獲得経験値+100%のありがたい指輪装備)があれば、経験値稼ぎも比較的容易になるはず。事実、アニバーサリリングのおかげで、レベル10だった黒魔道士をレベル17まで楽に上げることができ、ついに自力でデジョンが使えるようになったくらいだ。あ、でもアニバーサリリングはソロプレイのときに、白魔道士かシーフのレベル上げで使おうと思っていたんだった。黒魔道士のレベル上げで4回使ったから、使用回数はあと6回。使用限度回数がもう少し多ければ……と思うのはぜいたくな悩みだろうか?
今回のバージョンアップで追加、変更された点はほかにもたくさんあるが、その中でも僕が注目したのは「プロマシアの呪縛」ミッションの難易度が緩和されたことだ。特にプロミヴォンのバトルフィールド(BF)戦で有効なアイテム「〜のアニマ」や「〜の一塊」がトレード、もしくは競売やバザーで出品できるようになったのは、これから挑戦するプレーヤーにとってはありがたい変更点のはずだ。めでたいことに、僕はすでに3国のプロミヴォンを攻略済みだが、当時はこれらのアイテムを集めるのに苦労したものだ。今回はそのプロミヴォンをクリアするまでに至る物語を中心に紹介していこうと思う。
不気味な雰囲気が漂うプロミヴォンの大冒険
最初に訪れたのは、3国のプロミヴォンのなかでも難易度がもっとも低いと言われているプロミヴォン-デム。初めてこのエリアに入ったときは、今までに見てきたヴァナ・ディールでは感じられなかった異質な空気を感じた。どこか存在がはっきりとしない、夢のような世界。そこに徘徊するモンスターも形容しがたい姿で、無闇に近づくことを許さない存在感があった。
プロミヴォン内はレベル制限が設定されており(レベル30まで)、何層にも分かれているエリアを進んでいき、BFで待ち構えているボスを倒すことが目的。このボスがかなりの強敵なのだが、「驚のアニマ」、「迷のアニマ」、「脅のアニマ」と呼ばれる、3種類のアニマ系のアイテムを使うと、一定時間弱体させることができる。それらアニマ系のアイテムを手に入れるには、まずプロミヴォンにいるモンスターが落とすアイテム「〜の一塊」が必要で、これをジュノにいるNPCに渡すことでアニマに変えてくれるのだ。
前置きが長くなったが、つまり各プロミヴォンでは最初に3種類の「〜の一塊」を入手する必要がある。それもバトルに参加するメンバー分揃えるのが理想だ。アイテムを集めるだけでも時間がかかりそうだったが、協力してくれたリンクシェル(LS)メンバーが全員3種のアニマをそろえており、新たにアニマが必要なのは僕だけだったので、それほど時間もかからず目当てのアイテムを揃えることに成功した。それらをジュノへ持ち帰り、3種類のアニマに変えてもらってから再びプロミヴォン-デムへ侵入し、ボスが待ち受けるBFへと移動を始めた。
メンバーの中にはすでに3国プロミヴォンのミッションをクリアした人が多く、マップを持っていない僕は彼らの後を追うように走っていった。時折、モンスターに襲われることはあったが、6人が一斉にかかれば苦戦することない相手。多少は気心の知れたLSのメンバーでミッションに挑んでいることもあり、バトル中もそれほど気負わずリラックスして、逆に緊張感を楽しむ余裕もあった。その矢先、道案内役のメンバーの1人が急に足を止めた。何事かと思っていると、どうやら進行経路にノートリアスモンスター(NM=ボスなどの強敵のこと)が徘徊しているらしい。
自分で調べてみると、そのモンスターは確かに「計り知れない相手」だった。今まで和やかにチャットを楽しんでいたメンバー内に緊張が走る。(どうするんだろう……)と半ば人事のようにその場を見守っていると、そのメンバーが茶目っ気たっぷりな感情表現をNMに対してぶつけて楽しんでいた。
――瞬間、まるでその感情表現が伝わったように、NMが怒りをあらわにしてこちらに襲いかかってきたのだ。すぐさま前衛は武器を抜き、後衛は前衛をサポートするために魔法を詠唱し始める。思いもよらないバトルの始まりだ。
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