サンフランシスコに何しに行ったの?

先週北米サンフランシスコで開催された「NAMCO BANDAI EDITORS DAY 2007」で、「ソウルキャリバーIV」や「タイムクライシス4」が公開されたこともあり、バンダイナムコゲームス関連が賑わってます。

» 2007年06月20日 16時00分 公開
[加藤亘,ITmedia]

 先週、バンダイナムコゲームスは北米サンフランシスコにおいて、2007年の第3四半期以降に発売するタイトルラインアップの発表を目的とした「NAMCO BANDAI EDITORS DAY 2007」を開催した。

 「NAMCO BANDAI EDITORS DAY 2007」では、プレイステーション 3とXbox 360の両方で、日本、北米、欧州とワールドワイドで展開する予定の3D武器格闘アクション「ソウルキャリバー IV」が2008年に発売するべく開発していることが明かされたほか、「タイムクライシス4」が専用ガンコンとともにプレイステーション 3向けタイトルとして新要素を追加してアーケード版から移植されることなどが発表された。また、今秋発売予定のXbox 360用「エースコンバット6 解放への戦火」において、北米で発売される専用フライトスティックがお披露目されたりもしていた。

 このイベントでは、プレスの試遊会も兼ねていたのだが、「タイムクライシス4」がPS3専用ガンコンでプレイ可能だっただけでなく、Xbox 360用フライトシューティング「エースコンバット6 解放への戦火」や、Wii用体感剣劇アクション「ソウルキャリバー レジェンズ」のデモンストレーションなども行われていた。

 さて、バンダイナムコゲームスはアーケードゲームやコンシューマーゲームなどのゲームソフトの制作及び開発を行う企業として、2006年3月31日にナムコを母体としてバンダイのゲーム部門を統合し現社名に変更した。気がつけば、統合して1年経っていたのである。

 英語名では「NAMCO BANDAI Games Inc.」と表記するように、北米ではナムコバンダイゲームスと、日本とは前後が入れ替わっている。これは元々ナムコが北米で知名度があったからということも影響しているとか。

 今回の「NAMCO BANDAI EDITORS DAY 2007」は、北米市場を中心に今後ワールドワイドで展開するゲームタイトルを発表する場として、E3よりも前に発表する場であり、バンダイナムコゲームスと北米での現地法人NAMCO BANDAI Games AMERICA主催のプレス向けイベントとなっていた。今後、このイベントが定例化していくかは分からないが、6月というサマーシーズン前哨戦であり、年末商戦への布石としても考慮された時期であることから、今後も形式が変更されたとしても押さえておきたいイベントと思われる。

 とまあ、気がつけばバンダイナムコゲームスづくしなトップ10となっておりました。

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