「できました!」と寺田プロデューサー秋葉原を走る――「スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS」

バンプレストは、本日発売のプレイステーション 2対応ソフト「スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS」のWeb用CM撮影を行い、開発プロデューサー寺田貴信氏が200名のファンの元へ走り抜いた。

» 2007年06月28日 14時11分 公開
[加藤亘,ITmedia]

 バンプレストは6月28日、スーパーロボット大戦公式ブログ「熱血!必中!スパログ!」にて告知していたとおり、本日発売のプレイステーション 2対応ソフト「スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS」Web用CM撮影を行った。

 このCM撮影では、同ブログで募集したファン200名をエキストラとして待つ場所に、開発プロデューサーの寺田貴信氏が、万感の想いを込めて「できました!」と報告するという内容で、早朝の秋葉原の街を寺田氏が疾走するシーンで始まる。


始発がやっと走り出した秋葉原の集合場所に1人また1人とスパロボファンが集まりだし、気がつけば200人近くにまでふくれあがる。本作の人気のほどと、いかに作品が愛されているかを再認識した

 寺田氏は背中に「脱獄囚」とプリントされた黒のTシャツを着て登場。店頭に大きく掲げられた「スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS」のポスターの前から走り出すシーンから撮影は開始された。当初は1回しか走らないと聞いていた寺田氏だったが、異なったシチュエーションで何パターンも撮影が行われるため、何度も走るはめになり、寺田氏も徹夜で撮影に臨んだことも重なりしょっぱなからバテ気味の様子。しかし、肩で息をしながらもファンの待つ場所へ向けて何度も走ることをやめなかった。

 集合場所の秋葉原UDX脇に待つ200人のファンが拍手と声援で迎える中、寺田氏は高らかにできあがったことを宣言し「完成」と書かれた紙を掲げる。まさに気分は勝訴! といわんばかりの完成宣言に、ファンも「待ってました」と応える姿も。ここでも何カットか押さえたあと、無事クランクアップとなった。もちろん最後はファンといっしょに「スパロボ最高!」と締めくくった。

 集まってくれたファンに寺田氏から「お前ら愛してるぞ!」と感謝の言葉が贈られるとファンもうれしそうに応える。相沢舞さんから花束が贈られ無事終了となった。


 寺田氏は「発売日を迎えたことをうれしく思います。当初、どれだけの人が来てくれるか心配してましたが、こんな早朝から200人近く集まってもらってすごく感謝しています。今日が発売日なので、ぜひ遊んでください。ボリュームもあるので長く楽しめると思います」とコメント。発売日にこんなに汗をかいたのは初めてと笑顔を見せた。

 「こうして『完成』の紙を持って秋葉原の街を走れたのも、作品が完成したからできることであって、走りながら本当に完成したんだと実感することができました。CMに出演するのは数年前にあるにはありますが、まさか走ることになるとは……。軽い気持ちで引き受けるもんじゃないですね」と、かなり脚にきていることを訴える。ちなみに寺田氏が今回着用していた「脱獄囚」のプリントが入った衣裳は、「開発から逃げることができた」という意味合いで選んだとのこと。

 次回、もしCMで走ることがあればとの質問に寺田氏は「古都・京都をバックに走ってみたいですね。もしくは海外ロケ。グアム島の海外とか走ってみたいです」と、実はまんざらでもなかったようだ。

スタート地点は巨大な看板のあるソフマップ前から。まだこの時は元気でした。何度も何度もリテイクを重ねていく。横断歩道を渡る際は一発勝負での撮影も。こちらはなんとか1回でクリアすることができた
疲れていても待ってくれているファンのためにも休むことができない寺田氏。まさに完成を待つファンのために開発を続ける心境と同じ
200人のファンの待つゴール地点へ走る寺田氏。熱い声援の中、高らかに「完成」の紙を広げる

完成を待ちわびていた200人のファンも温かく寺田氏の力走を見守る
寺田氏の背中に光る「脱獄囚」のプリント。ファンに感謝の言葉を贈る
声優も務める相沢舞さんから花束が贈られる。「もう抜け殻です」と言いながら、実はけっこう楽しんでいたのでは?

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