魔王、PCに降臨――「無双OROCHI」発売決定
コーエーは、昨年PS2/Xbox 360で発売された「無双OROCHI」のWindows版を3月20日に発売する。
「無双OROCHI」Windows版が登場
「真・三國無双」シリーズと「戦国無双」シリーズの武将となって、一騎当千の爽快アクションを楽しむことができるタクティカルアクションゲーム「無双OROCHI」は、昨年プレイステーション 2版を皮切りに、Xbox 360版も発売。PSP版が2月21日に発売される予定となっている。
Windows版では、人物の表示数やフォグの深さ、影の設定、ディスプレイの解像度など、ユーザーの好みに合わせた環境でのプレイを可能にした作品としてだけでなく、おなじみの「無双」両シリーズの英傑たちが総出演するオリジナルストーリーや、3人1組とで戦う新しいチームバトルシステムが楽しめる。
この度コーエーは、「無双OROCHI」をWindows版として発売すると発表した。「無双OROCHI」は、突如現れた魔王・遠呂智(おろち)によって作り出された異次元の世界を舞台としている。前述したとおり、「真・三國無双」シリーズと「戦国無双」シリーズに登場する総勢77人の武将がおりなすドラマティックなストーリーも話題となった。また、ある条件をクリアすれば新キャラクターの遠呂智と妲己も使用できるようになるというのも記憶に新しい。
本作は、無双シリーズ初のチームバトルシステムを採用しており、3人1組のチームで構成されている。プレイヤーは、チームメンバーのうち1人を操作し、状況に応じて操作するキャラクターをリアルタイムに切り替えながらゲームを進めていく。キャラクターを切り替えながら、次々と無双乱舞や無双奥義を放つ連携攻撃「無双バースト」を繰り出せば、大ダメージを与えることが可能だ。
さらに、全キャラクターを、アクションや能力強化が異なるパワー・スピード・テクニックの3つの「アタッカータイプ」に分類。キャラクターはそれぞれに新しいアクション「タイプアクション」を持っており、アタッカータイプに応じた技を発動する。どのタイプの武将を組み合わせ、どのタイミングでどの技を使うか。戦況に合わせた采配が勝敗を左右するというわけだ。
「無双OROCHI」では、武将が敵を倒したり、経験値アイテムを獲得することで、戦闘中にレベルアップしていく。戦闘後に獲得した「ストック経験値」を使うと、任意のキャラクターを成長させることもできるだけでなく、キャラクターごとに設定された条件をクリアすることによって特技を習得。体力ゲージの最大値がアップする「体力増加」や、攻撃力がアップする「攻撃強化」など、獲得した特技をチーム全体で装備することを可能とした。
また、新武器システムも特筆もの。戦闘で入手した武器同士を融合させることで、武器の攻撃力や特殊効果を強化することができるのが本作。武器にはそれぞれ「特殊効果装備枠」があり、属性の追加ダメージを与える「炎」や「雷」、攻撃できる範囲が広がる「旋風」など、14種類の特殊効果を装備することを可能としている。特殊効果の組み合わせ次第では、プレイヤー好みの最強の武器を生み出すことができる。
Windows版ではさらに、ハイスペックのPCを持っている場合、1600×1200を越える解像度設定も可能としている。プレイステーション 2が640×480、Xbox 360でも1280×720だから、そのハイクオリティぶりがうかがえる。家庭用ゲーム機では体験できない、解像度を堪能できるだろう。
ちなみに、Windows版ではグラフィック設定機能でプレイ環境を自由にカスタマイズすることができる。人物表示数やフォグの深さ、影の設定、ディスプレイの解像度など、各種グラフィックのカスタマイズ機能をオプションとして用意されている。
「無双OROCHI」 | |
対応OS | Windows XP/Vista (日本語版) |
ジャンル | タクティカルアクション |
発売予定日 | 2008年3月20日(木) |
価格(税別) | 5800円 |
プレイ人数 | 1〜2人 |
・本体CPU:Pentium4 1.6GHz以上(推奨:Pentium4 2.6GHz以上)
・メモリ:256Mバイト以上の実装メモリ(推奨:512Mバイト以上)
・DVD-ROM ドライブ:要DVD-ROM ライブ
・ディスプレイ:640×480ピクセル以上 (推奨:1024×768 ピクセル以上) 、True Color 表示可能なもの
・ハードディスク:4Gバイト以上の空き容量
・ビデオカード:64Mバイト以上のVRAM(推奨:128Mバイト以上)、DirectX9.0c に対応した3D アクセラレータチップを搭載し、ハードウェアシェーダー機能に対応したもの
・サウンドボード:DirectX9.0c以上に完全対応したサウンドボード
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