世界観と軍事組織「ネスト」の設定概要を公開――「攻速機戦LANDMASS」

» 2008年04月22日 16時31分 公開
[ITmedia]

 本日午後3時からオープンβテストを開始する予定の「攻速機戦LANDMASS」にて、ゲームの舞台となる世界観やプレイヤーが所属する軍事代行企業「ネスト」などの概要が公開された。

LANDMASS世界概要

 LANDMASSの舞台となる惑星ガイアは、枯渇する資源を求めて長きにわたる紛争が続いている世界。そんな緊迫した情勢の元、マス島で新たに発見された新エネルギー資源「G3」は、世界経済の中心地であったマス島を戦乱の渦へと導いていていく。

 3つの大陸に3つの国家、そしてその国家の依頼を受けて活動する「ネスト」と呼ばれる軍時代行企業の存在。多くのプレイヤーが存在するなか、それぞれの思惑を胸に、マス島を舞台とした通称“ネスト戦争”の幕が切って落とされる。

豊富な資源が眠る、祝福の地「マス島」

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 3つの大陸に囲まれ、世界の中央に位置する祝福の地、マス島。そのマス島にかつて栄えたマス王国は、単一民族で構成された平和な島国であった。2000年もの間、ひとつの王家によって統治されてきたこの国は、小さい国土ながらも地理的条件に恵まれ、世界経済の中心としてひときわ大きな存在感を放っていた。

 しかし、マス王国で発見された新エネルギー資源“G3”の存在が、この国に悲劇をもたらした。G3エネルギーの独占を恐れた東部連邦とアイドス連合の両大国によって張り巡らされる陰謀、そしてマス貴族たちの裏切りによって、マス王国はレオンとシャドウの両ネストによる侵攻作戦にさらされ、一夜のうちに滅亡するという憂き目にあうこととなった。

 マス王国滅亡後は、マス島における主導権をめぐりネスト間の対立構造が表面化し、今なお、マス島ではどのネストも主導権を取れぬまま、一触即発の状態が続いている……。

ネスト紹介

レオンネスト

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 赤き獅子の英雄、レオンハルト・フォン・リュッケベルグ卿率いる、東部大陸最大のネスト。

 かつてのレッドフォード戦争の英雄であるレオンハルト卿に対し、憧れと忠誠を抱く傭兵達が数多く所属している。高い士気と技量を誇る、彼らベテラン傭兵を軸に構成される軍勢は、圧倒的な物量で相手を圧倒する、正統派の戦術を得意とする。

最高司令官:レオンハルト・フォン・リュッケベルグ卿

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 今でこそ老いた獅子と揶揄する者もいるが、いまだに強いカリスマを放ち、歴史に名を轟かす東部連邦の英雄。前戦では常に先頭に立って指揮を執り、彼に率いられた部隊はいまだ負けることを知らないという。

 しかしネスト戦争開戦の直後、レオンハルト卿は謎の失踪を遂げ、レオンネストはこれまでにない混乱に見舞われている。

シャドウネスト

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 実業家であるハインド卿が、集めたゴロツキたちをシャドウ部隊と称して任務に投じたことに発端を置くというシャドウネスト。その後もハインド卿の優れた経営手腕によって多くの企業が併合され、現在では名実共に西部大陸最高のネストと呼ばれる存在である。 しかし、突然のハインド卿の退陣劇より、シャドウネストは急激な経営方針の変更を始めた。ハインド卿の秘書室長であった経歴不明の女性・ロジェが伝える、病床のハインド卿からの指示は、これまで倫理的判断から決して行われなかった、テロや暗殺、密輸、非人道的兵器の開発などを認めるようになったのだ。

 そのため今では、企業利益に繋がるなら何でも手がける、死の商人としての評価が固めつつある。

最高経営責任者代行:ミズ・ロジェ

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 かつてはハインド卿の秘書室長であった美貌の女性。その経歴は謎に包まれており、ハインド卿が病に伏せた事をきっかけに、シャドウネストの事実上の実権を握る立場となる。

 その後のシャドウネストの経営方針変更に大きく関与しているとされ、利益重視の過激な言動で知られる人物である。

オッドアイネスト

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 マス王家最後の血族である皇女エオニス・フォン・マスを代表とし、彼女の亡き父が懐刀として密かに設立したメルデス騎士団を母体にして結成されたネスト。エオニスが亡命した南部大陸の蛮族の戦士達も多く参加しており、ネストの規模としては小さいながらも、練度では他ネストをよせつけない、誇り高きエリート集団である。

 そして今、オッドアイネストは祖国を取り戻すため、彼らにとっての聖戦を開始する。

君主:皇女エオニス・フォン・マス

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 マス王家最後の血族である悲劇の皇女。東部大陸のアカデミー留学中、祖国滅亡の報を受け急遽帰国、国を追われ行く当てのないマス難民たちを引き連れ、南部大陸に亡命を果たした。

 若いながらも王族としてのカリスマ性と、したたかな政治力を持ち合わせた才媛である。

 ネストの名称にもなっている「オッドアイ(Odd-Eye)」とは、彼女を慕う騎士達が、皇女の特徴であるオレンジと緑の瞳から名付けたのだという。

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