みんなで敬礼! 「機動戦士ガンダム00」&「テイルズ オブ」スペシャルステージ東京ゲームショウ2008 メインステージ

TGS3日目、メインステージにおいてバンダイナムコゲームスによる「機動戦士ガンダム00」と「テイルズ オブ」シリーズ関連のイベントが行われ、声優たちが駆けつけた。イベントは敬礼に始まり敬礼に終わる!?

» 2008年10月11日 23時42分 公開
[加藤亘,ITmedia]

 バンダイナムコゲームスは一般公開日の初日となる10月11日、東京ゲームショウ2008のメインステージにおいて、「機動戦士ガンダム00」&「テイルズ オブ」スペシャルステージを開催。プレイステーション 2用ソフト「機動戦士ガンダム00 ガンダムマイスターズ」と、アニメ「テイルズ オブ ジ アビス」、ニンテンドーDS用ソフト「テイルズ オブ ハーツ アニメムービーエディション/CGムービーエディション」、そしてPSP用ソフト「テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー2」の怒とうの紹介を行うという内容だ。

 わずか90分ほどの間に4つの作品について触れるということで、終始押せ押せムードながら、イベントに参加する声優のファンやゲームファンが多く詰めかけ、整理券はあっという間にはけるほどの人気となった。まず最初に、先日「機動戦士ガンダム00」シーズン2の放送も始まったPS2版「機動戦士ガンダム00 ガンダムマイスターズ」の紹介から。

一同、敬礼! 「機動戦士ガンダム00 ガンダムマイスターズ」

なぜか直立不動で敬礼しあう3人。もちろん動きも直線的だ

 出演者の「機動戦士ガンダム00 ガンダムマイスターズ」から宮野真守(刹那・F・エイセイ役)、吉野裕行(アレルヤ・ハプティズム役)、神谷浩史(ティエリア・アーデ役)の3人と、プロデューサーの広野啓氏がそろいもそろってグロスで固めて髪を分けて登壇。みんながセルゲイにご執心のようで、ぴしっと敬礼をしての登場となった。

 どうやらこの敬礼が今回のイベントのキーワードとなってしまったようで、事ある度に誰かしらが敬礼をするというお約束になっていく。ついには会場の来場者全員を巻き込んでの“総員敬礼”というある種感動の場面も目撃できた。なお、残念ながらロックオン・ストラトス役の三木眞一郎さんは映像での出演となった。

3人ともぴっちり分け。でも正しい分け目は広野さんのほう。ロックオン役の三木さんは映像で

 「機動戦士ガンダム00 ガンダムマイスターズ」では、シーズン1の内容を忠実に再現しているばかりか、描かれなかったストーリーやオリジナルエピソードが生かされている。宮野さんはその再現度の高さとオリジナル要素にはまり、吉野さんは対戦でテンションが上がると発言。神谷さんはこのゲームのためにアニメでは半年使って収録したものを、全25話+αを一気に収録した苦労を思い出しているとのこと。

 イベントではオリジナルエピソードを体験してもらおうということになり、まず吉野さんがアレルヤvs.ハレルヤという、絶対観ることができない戦闘をしてみることに。どうやら心の葛藤をMSでの戦闘で表現しているようで、吉野さんは明後日の方向に撃ちまくるといったお茶目も見せながら、なんとかハレルヤを倒すことができた。続いて、ティエリアがマイスナー全員と戦うという一種、拷問のようなシミュレーションをしているという設定の戦闘を体験。3対1では多勢に無勢だったのか、終始押されまくる。攻撃をくらう度に「やめて!」を連発。「平和にしようよ。仲良くしようよ。というか、よけないで」と会場を笑わせる。なお、広野氏にオリジナルエピソードが何種類くらい収録されるのか聞いてみたものの、「セルゲイさんに止められているので言えない」と口は堅かった。

 その後は刹那対アレルヤ、刹那対ティエリアとの対戦も行われた。この中で、刹那を操る宮野さんは先行収録された「ダブルオーガンダム」を操縦することに。宇宙ステージで両肩に搭載された2基のGNドライヴをいかんなく発揮し、相手を殲滅する様子を見ることができた。

対戦前には「コントローラを引っこ抜く」や「電源どこだ」と宮野さんにプレッシャーを与える神谷さんの姿があった。本人曰く、「こういう時には大人げない」のだそうだ

「テイルズ オブ ジ アビス」

「ガンダム」ファンの人たちはそれなりに盛り上がってくれないと、わりと落ちこむぞ! と変な圧力(?)を来場者に加える小野坂氏は、進行のため時間に追われることに。その度にお約束のように落ちこみへたりこむ姿が見られた

 「テイルズ オブ」シリーズのステージは、小野坂昌也(「テイルズ オブ シンフォニア」ゼロス・ワイルダー役)さんが司会進行を務めた。

 「テイルズ オブ ジ アビス」からは、鈴木千尋(ルーク・フォン・ファブレ役)さん、ゆかな(ティア・グランツ役)さん、そしてアニメエンディング曲を歌う榎本くるみさんが登壇。アニメ版のスタッフとも仲が良く、しばし宴会が催されると、収録も順調といった印象。これも先輩たちが築いてくれた礎あってのことと、テイルズ オブでは先輩の小野坂氏への気づかいも忘れてはいない。アニメではゲーム版と同じ主題歌が使われているのだが、この主題歌2分強をそのまま使っているのが画期的なのだとか。

 榎本くるみさんはエンディング曲に決定するまで、ゲームを触ったこともなかったそうだが、採用をきっかけにゲームをはじめ、もうすぐクリアするところまで進めているのだとか。11月19日に発売予定のエンディング曲「冒険彗星」自体にエネルギーがある歌なので、せいいっぱい歌うとステージではミニライブも行われた。

榎本くるみさんは緊張されている様子でトークしていたが、エンディング曲を歌いだすとさすが落ち着いて歌い上げていた

ガンダムのせいで押している? 

やっぱり敬礼して出てくる小林さんと馬場氏

 続いては、「テイルズ オブ ハーツ アニメムービーエディション/CGムービーエディション」の紹介に。ステージには、井上麻里奈(コハク・ハーツ役)とプロデューサーの馬場英雄氏が登場した。ニンテンドーDSのロムが2Gバイトに増えたことを受け、アニメとCG両方を製作された。会場では2つのムービーが上映されたのだが、井上さんは「テイルズ オブ」といえばアニメの印象があったので、(アニメムービーは)いいとして、CGが顔なんてすごくリアルで一瞬誰だっけ?」と思ったほど別物に仕上がっていると感想をもらす。

 小野坂氏はいまいちはっきりしない発売日に不満だったようで、馬場氏に予定ってなんだよと詰めより、必ず12月11日に発売すると約束するはめになった。これには馬場氏もたじたじだった様子。

 また、某コンビニでテイルズ オブの「マーボカレー」が発売される計画があることも報告された。「コハクちゃんが作るマーボカレーなんてどうか」という小野坂氏の案は採用されるのかは謎だが、近いうちに発表できるとのこと。

鈴木さんとゆかなさんも途中から加わってトーク

「テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー2」

 歴代のテイルズ オブのキャラクターが一堂に会する「テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー2」からは、伊藤かな恵(カノンノ・イアハート役)さんと制作プロデューサーの大舘隆司氏が登場した。

 トレーラー映像を見た小野坂氏は特に職業エンブレムのかっこよさに心を打たれたらしい。今までさみしい思いをしていたが、ここで小野坂氏演じるゼロス・ワイルダーもついに参戦するとのこと。さらに、小野坂氏と子安氏(ジェイド役)との長年の夢(?)「ゴールデンビクトリー」が現実のものとなるとの発表があった。これは2人で旅をするというミニゲームで、2週目のおまけ要素として収録されるのだとか。


 最後にステージにはイベントの出演者がそろって登場(宮野さんのみ仕事の都合で退席)。誰ともなく敬礼をしだして、最後はガンダムもテイルズ オブも互いに褒め称え、敬礼をしてイベントを終えることになった。もちろん、会場の来場者もともに……。そんなわけで、イベントリポートもこれにして終了する。敬礼!

全員で敬礼! アシスタントのお姉さんもやっとけばよかったね

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