日本のユーザーにSay Hello! 「グランド・セフト・オートIV」発売前夜祭

10月30日に発売された「グランド・セフト・オートIV」の前夜祭が、前日の10月29日渋谷のクラブで開催。開発会社のRockstar Gamesの社長 サム・ハウザー氏やゲーム中に登場するDJ・Mister Cee氏も駆けつけていた。

» 2008年10月30日 17時27分 公開
[加藤亘,ITmedia]

 発売を翌日に控えた10月29日、本日カプコンより発売されたプレイステーション 3/Xbox 360用ボーダレスアクション「グランド・セフト・オートIV」(以下、GTA IV)の発売前夜祭が、東京・渋谷の「渋谷CLUB HARLEM」で開催された。

 「GTA IV」といえば、ワールドワイドで発売初週だけで販売本数が600万本を突破した「グランド・セフト・オート」シリーズ最新作であり、約7年ぶりのナンバリングタイトル。総売り上げは5億ドル(約525億円)に達し、あらゆる映画、出版、音楽などを含むエンターテインメント史上最大の売上高を記録したのは記憶に新しい。その「GTA IV」の日本語版がついに発売されたのだ。

 プレイヤーは東欧から「リバティーシティ」にやってきたニコとなり、街でありえるすべての要素を楽しむことが可能だ。街にはさまざまな人々が生活し、時には犯罪に手を染め、時には微笑ましい生活の一部を垣間見せてくれる。その圧倒的な自由度の高さと街そのもののリアリティは、シリーズの重みすら感じるほどだ。

 今回、「GTA IV」日本語版発売を記念した前夜祭は、メディアや関係者などが集まり祝おうという主旨で開催。ローカライズプロデューサーの大原晋作氏を始め、特別ゲストにニューヨークのラジオ局「HOT 97」の人気コーナー「Throwback at Noon」でホストを務めるDJ・Mister Cee氏も緊急来日。開発会社であるRockstar Games代表取締役社長を務めるサム・ハウザー氏までが駆けつけ、日本語版発売に関して期待の高さをうかがえた。

開催の挨拶はカプコン広報室長の萩原良輔氏。発売に向けて関係各位への感謝を語り挨拶とした
北米より半年遅れとはいえ、「GTA IV」を年内に発売できたことへの感謝と、その内容に対しての自信をコメントするローカライズプロデューサーの大原晋作氏
イベントでは、大原氏により公式サイトで公開されている最新PVも紹介された

 続いて登壇したDJ・Mister Cee氏は終始ご機嫌で、しばらくぶりの来日と自信が人気のあるゲームに出演できたことへの興奮がおさまらないといった様子。というのも、Cee氏は「GTA IV」内で聞くことができるHip-Hop radio station「102.7 The Beat」に出演している。その縁があっての特別ゲストというわけだ。「GTA IV」に関してはとにかくリアルなニューヨークの街並みが再現されていることに驚愕し、ぜひ遊んでみるべきだと勧めていた。

 最後に「GTA IV」の開発会社であるRockstar Gamesの社長であるサム・ハウザー氏も登壇。本作を製作するにあたり、長い時間と情熱を要したことを伝え、北米や欧州のように、日本でも本作が受け入れてもらえることを願っていると語っていた。ハウザー氏は子供の頃も振り返り、「我々は日本のゲームをプレイして育ちました。そして日本のゲームにインスパイアされた我々が作ったゲームを、日本のゲームファンにプレイしてもらえることを光栄に思う」と締めくくった。

7年ぶりの来日に対し、「日本のゲームファンと、ヒップホップファンに、Helloと言いたい」と終始ご機嫌のDJ・Mister Cee氏。彼はゲーム中聞くことができるHip-Hop radio station「102.7 The Beat」にも出演している
Rockstar Games社長のサム・ハウザー氏は、語り尽くすことができないと時間を惜しみながらも、日本のゲームユーザーが関心を持ってくれればと期待を膨らませる発言を繰り返す
左から大原氏、Cee氏、サム・ハウザー氏、萩原氏

前夜祭会場はクラブということもあり、皆、くだけた感じで談笑しながらの試遊となった
来場者を対象としたダーツ大会も開催。上位入賞者には、プレミアムグッズが贈られた。

スクリーンショット




「Grand Theft Auto IV」(グランド・セフト・オートIV)
対応機種プレイステーション 3/Xbox 360
ジャンルボーダレスアクション
発売日2008年10月30日
価格(税込)8390円
CEROZ(18歳以上対象)
(C)2008 Rockstar Games, Inc.


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